「私利私欲」という四字熟語は、ご存知だと思います。
その意味は、ここに改めて記載する必要もありませんが、皆さんは普段の生活の中で、「私利私欲」は当てはまると思いますか?
私の考えで恐縮なのですが、人は皆、「私利私欲」が根底にあって生活している、生きていると思います。
大体の人は、私利私欲がそれほど強くない人だと思いますが、中には、私利私欲がとても強い人がいます。
良い方にも悪い方にも強い人がいると思いますが、そういう人と接した時、なぜかその人を魅力的に感じたりしたことはありませんか?
魅力的に映ったり、羨ましくなったりと感じ方は様々だと思いますが、中にはそうやって良い方に私利私欲を出す方もいらっしゃいます。
また逆もありますよね。
その逆の人達というのは、大人気なく映ったり、変な人に映ったりと悪いイメージしかないと思いますし、ひどい時には嫌悪感を抱きますよね。
ですが、最初に述べたように、人は私利私欲が必ずある生き物だと思うのです。
動物もそうかもしれません。
生物もそうなのかもしれません。
全てが私利私欲があり、それが良い方か悪い方に偏るのではないでしょうか。
お互いの私利私欲がぶつかり、対立するのではなく、妥協点を見つけて接するのと、ぶつけ合うまたは、強引に押し付けるとの違いがあるのではないでしょうか。
だとすれば、あとは、個人の問題で、良しとするかしないかになると思います。
もし、周りに私利私欲が強い人が多かったり、一人でもいて迷惑だと感じているのであれば、かわいそうな人だと思ってしまいますよね。
「何がその人そうさせてしまうのか」、「よほど苦しい思いをしたことがあるからなのか」などと勘ぐってしまいますが、私利私欲が強い人は、正直、いろんな意味で面倒ですよね。
今回は、「私利私欲」が強い人と接する時に、見分け方や特徴、対応の仕方などについて一緒に考えてみましょう。
️私利私欲が強い人ってどうなの?
「私利私欲」が強いと、何でも自分の利益などばかりに目が行き、思考も自分のことオンリーになってしまいがちです。
ですが、人間という生き物は、もしかしたら「私利私欲の塊」なのかもしれません。
「私利私欲」の為に行動している動物が人間なのかもしれませんし、他の動物も「私利私欲」で動いているのかもしれませんよね。
その集合体が社会であったりするのかなと思ったりもしますが、ほとんどの方は「私利私欲」を前面に出して生活することなく、理性などを駆使しして生活されていると思います。
ある意味、「私利私欲」とは、生物本来の姿であり、それを成長過程で自制するように育てられてきている人間では、「私利私欲」がいけないことのように刷り込まれてしまっているのかもしれません。
人によっては、「私利私欲」という気持ちなどに正直な人もいますよね。
その人は、なぜか魅力的に見えてしまう場合もあるかもしれません。
ですが、現代を生きる人では、「私利私欲」が強過ぎるというのは、あまり良い結果を招かないような気がします。
元々は、「私利私欲」に正直であるはずなのかもしれない生物が知識や道徳などを学んでいるうちに欲望には正直にならないようになり、生活する。
それが、知性や理性がある人間だからこその生き方だとするならば、「私利私欲」が強い人は、それを改善していかなくてはなりません。
どのような特徴があって、どう改善したらいいのか、その答えは自分でしか出すことはできません。
これからのことをじっくりと自分に当てはめてみて、思い当たる節があるのであれば、少しずつでも改善するようにした方がいいのではないでしょうか。
もちろん、改善しないという選択肢もあります。
「私利私欲が強い」。
それが魅力として確立されていて、誰も迷惑をしていないのであれば、何も問題ないと思います。
ですが、考えてみるにはちょうどいい機会だと思いますので、自分を見つめ直す良い機会だと考えて、じっくりと照らし合わせてみてください。
きっと、あなたの中で何かが変わるきっかけになるかもしれませんから。
️私利私欲が強い人の8個の特徴
「私利私欲」が強いというのは、どのようなことを言うのか。
そういうことを考えてみるきっかけとして、次に挙げるようなことがあると思います。
「私利私欲」が強いと感じている人も、そうでない人も、当てはまるところはあると思いますので、「当てはまる」と感じたところは、もしかしたら、あなたに良いこと招かない部分なのかもしれませんので、少しずつ直すようにしましょう。
「そう簡単に直せない」や「直らない」なんて考えないようにしてください。
最初のステップを踏む前に「できない」というような考えでいると、本当にできなくなります。
何でもそうだと思うのですが、「できる」と考えて取り組むことが大切だと思いますので、まずは、「やってみる」ことです。
そこから、一歩が踏み出せるのです。
いつでも自分が優先
いつでも、自分優先で物事を考えている人がいます。
口八丁手八丁で、いろいろと並べたりしても、結局は自分のことが最優先になる。
もしかしたら、人はみんなそうなのかもしれませんよね。
ですが、本当に一人で生きている人なんているのでしょうか?
必ず、誰かしらと繋がり、暮らしていると思います。
自分一人で、全てをやっていると思っている人もいるかもしれませんが、実際は違うという事に気がつくことが大事です。
そして、自己犠牲という表現は、この場合適切ではないのかもしれませんが、相手の為にという思考をするようにしてみてください。
「一日一善」と昔から言われてきているように、人は、関わる人との助け合いがあって生きているようなものとも考えられます。
自分の感情に流されてしまうというのも人間の本分だと思いますが、それは心に秘めておく方が社会では必要です。
そして、困っている人がいたら、声を掛けてあげ、何かしら一つでも助けてあげられることがあるなら、やってみてください。
自分が優先とばかり考えているような人と接する機会も多いですよね。
例えば、電車の乗り降りで私はそういうことを感じる機会が多いです。
電車が遅延している時などは、特にそうです。
ラッシュ時の電車の乗り降り、改札に向かう人々。
ほとんどの人がみんな、自分のことを優先で行動していると感じる日常の風景に私は、嫌になる時があります。
そういう私もその中の一人なので、偉そうなことは言えません。
人がたくさんいる公共の場で、「私利私欲」を表に出すということをなるべくしないように心がける生活をしていくのは、もしかしたら難しかもしれませんが、可能だと思います。
いろんな人がいろんなことを考えながら暮らしている中で、「私利私欲」というのは外に出すものではないと感じます。
ですから、どうやったら、そういう考えなどを表に出さないようにしていけるのかという思考が大切だと思います。
答えは自分の中にあると思いますので、じっくり考えてみる必要があると思います。
わがままを言う
「わがままを言う」ということも「私利私欲」が強いと感じさせることだと思います。
まだ、分別を知らない子供であれば仕方がないことなのかもしれませんが、すでに大人担っていたり、もうすぐ大人の仲間入りをする人であれば、分別を知らない子供の時代は通り過ぎているはずです。
ですので、理性や我慢などのことが「わがままを言う」ということを抑えていることと思います。
大人になっても「わがまま」を押し通しているというのは、良いこととは思いませんよね。
場合によっては、立場などがあり、「わがまま」と受け取られない状況などもあるのかもしれませんが、みる人によっては「わがまま」と受け取られるかもしれません。
状況を冷静に判断し、何が最適なのかという考えで動くということの一つが「わがまま」だと取られてしまうかもしれませんが、状況を冷静に判断できる年齢であれば、「わがままを言う」ということは少なくなってくると思います。
損は絶対にしたくない
「損をする」ということに対して、過剰に反応するという人もいますよね。
「損をしたい」と思っている人はいないと思いますが、損は望んでなくてもしてしまうものです。
自分の行動の結果であったり、相手の行動であったりするのですが、状況によっては仕方がないことなのかもしれません。
私も、つい最近のことなのですが、かなりの損をする羽目になりました。
それは、相手のせいだと考えられるのがほとんどなのですが、実際には、私にも原因があること。
ですので、必ずしも相手のせいだけではなく、自分の悪い部分もあり、それがタイミングなどが重なり、損をする結果になってしまっただけのこと。
不思議なもので、損をしないようにと考えて、根回しなどをしてもそうなりました。
相手が悪いと思うことがほとんどなのですが、自分にも悪いところがあるので結果的には損になってしまうというなんとも歯がゆい思いをしなくてはならず、怒りの矛先も定まることなく、悶々としました。
詳細を説明できないで申し訳ないのですが、このような事もあるということが身を持ってよ~くわかった良い経験になりました。
「できれば、損はしたくない」誰でもそう思っているはずです。
ですが、損をしてしまうという事もあるんです。
「自分が悪い」と言いますか、「もっとこうやっていたら違ったかもしれない」というのはありますので、それが「自分が悪い」という表現になってしまうのですが、もう、起きてしまった結果を覆すことはできませんので、次に同じような事にならないようにするしかありません。
お金だけではなく、いろんな事に関しても、損をすることがないようにして生活していきたいものですが、起こりうることでもありますので、慎重に行動していく必要があります。
主張が激しい
主張が激しい人がいます。
「自分が絶対正しい」とでも言っているかのように主張をする人がいます。
そういう人は、よほど頭がよく、経験も豊富なのでしょうが、実際のところはそうではないのかもしれませんよね。
自分の欲求が強すぎるために、発言も主張も激しくなってしまう。
そういう人からすると、周りの人々は、よほどレベルの低い人達に映ってしまっているのかもしれません。
主張が激しい人には、同じ土俵に入らないように冷静になって対応する必要があります。
よほど、主張などが食い違っている場合などであれば、とことん話し合う必要があるとは思いますが、同じ土俵に入ってしまっては収まるものもおさまりません。
そういう時は、大体が言い合いのようになってしまい、感情が表に出てしまいます。
感情を表に出してしまっては、何も解決しませんので、そのような人と対峙するならば、冷静に対応することがベストです。
いい話に飛びつきたがる
いい話に飛びつくというのも、「私利私欲」が強いということだと思います。
ですが、世の中に「いい話」というのは、そうそうあるものではありませんよね。
もしかしたら、本当にもしかしたらなのですが、いい話というのは本当にあるのかもしれません。
そういう事もごく稀にあるのかもしれませんが、ほとんどないというのが現実だと思います。
いい話というのは、「自分にとっていいと感じるという事」だとすれば、「自分の得を考えている」という事です。
自分の得を考えない人というのはいないかもしれませんが、では、そのいい話をもってきた人に何の得があるのでしょうか。
単なる慈善事業でいい話であればいいのかもしれませんが、そうでない場合も考えられますよね。
詐欺に引っかかる人などは、「私利私欲」が強いからなのかもしれません。
そういう事ばかり考えていてはいけないのかもしれませんが、世の中にはそういう事をするという人もいるのです。
残念でなりませんが、現実ですので、いい話は慎重になって話を聞き、冷静な行動などが悲痛ようになってきます。
「自分だけが得をする」ということは、まずあり得ないことでしょう。
あったとしても、それは他人を犠牲にしていることなのかもしれません。
こういう話題になると「お金」がまず最初に思い浮かぶことなのかもしれませんが、「お金」は世の中を巡り巡ってくるものだと思います。
巡る過程で、良いことや悪いことという二つのフィルターを通るのではないかと思うので、良いフィルターを通ると自分にもお金が巡ってきて、悪いフィルターを通るとお金が巡ってこないのではないかと思います。
良い行いなどだけではなく、良い思考などが大事であるという事。
もちろん、それだけではありませんが、生きていると、何かとお金がついて回りますよね。
ですので、「損をしたくない」と考えることは当然ですし、「いい話」にも飛びつきたいと思ってしまうものだと思いますが、飛びつくなら、「冷静」「慎重」「熟考」が絶対に必要ですので、忘れないようにしてください。
そして、自己責任であるという事も忘れないようにしてくださいね。
人を蹴落とす
「人を蹴落とす」という考えをもっている人もいます。
例えば、会社で自分が出世したいから、「出る杭は打つ」という人はどこにでもいると思います。
私は、派閥などというのが嫌いなタイプです。
例えで会社などを例に挙げてみましたが、他でも、人がいるところには、必ず人を蹴落そうと考えている人はいると思います。
そういう人は、これまでも述べてきた特徴が数個は当てはまる人だと思いますし、接していると「良い人」とは思えないのではないでしょうか。
必ずしもそうとは言い切れませんが、そのような気がします。
そういう事を表に出さない人もいますので、実際にそのような場面に出くわしたり、知った時は、そういう人には注意が必要なのかもしれません。
人を蹴落として良いことは私は何一つないと思います。
ビジネス系の映画などでもそうですが、そういう人が良い結果を迎えませんよね。
人を蹴落としてハッピーエンドという映画や本などは私は知りません。
本当に、状況によってはある事なのかもしれませんが、よほどの悪代官のような人であれば蹴落とされるというよりも、成敗されるというのが主流ですので、蹴落とすとはまた次元が違うと思います。
蹴落とすというのは、いろんな面で悪いと感じる事ですので、しないようにすることがベストです。
蹴落としたいと思う事もあるかもしれませんが、そのような時は、自分を磨いたり成長するような事に力を注ぐべきです。
そういうことが結果的に相手を蹴落とすことと同じ状況になるのであれば、蹴落とすよりも自分の成長などが勝ったということです。
もしかしたら、蹴落とす方が簡単なことなのかもしれませんが、性格や道徳的なことなど、人としての価値が下がってしまいます。
蹴落としたいと思ったら、「自分を磨くチャンス」、「成長するチャンス」だと思うようにすることが、結果的に良い方向にことが進む事になりますから。
深い仲の友達がいない
深い仲の友達がいないというのも「私利私欲」が強い人の特徴なのかもしれません。
「私利私欲」が強いと、人と仲良くなるということがあまりないような気がします。
自分の事を優先してしまうような考えや行動では、一緒にいる相手が疲れてしまったり、不快になってしまうということがありますので、結果的に深い仲になる友達ができないのではないでしょうか。
何でも話せる仲の友達がたくさんいる必要はないのかもしれませんが、一人であっても深い仲の友達がいないと寂しいですよね。
もし、深い仲の友達がいないという方は、もしかしたら、あなたの「私利私欲」の強さが原因なのかもしれません。
よ~く考えてみてください。
他人の迷惑を考えない
他人に迷惑をかけない人間なんていません。
私は、そう思っています。
ですが、迷惑をかけようと思って生活をしているわけではありません。
誰しもがそうだと思います。
迷惑をかけるのは、必ず何かしらであるものです。
他人が迷惑になると思っても、どうしても必要であれば、そうしなくてはなりません。
それで、迷惑をかけてしまったのなら、何かしらで恩返しやお礼をすればいいと思います。
そういう事も何もしない人は、他人の迷惑を考えないという人なのではないでしょうか。
️私利私欲が強い人の改善方法
これまで挙げてきたようなことをしている人が、「私利私欲」が強い人の特徴だとすれば、改善する方法は、逆のことをするという事に尽きると思います。
誰しもが、「私利私欲」というものを持っていて、必ず、何かしらで他人に影響を与えるようなことをしてしまうので仕方のないことだとは思いますが、「強い」「弱い」で言うのであれば、「私利私欲」は弱い方が良いのかもしれません。
思考や行動、言動であなたへのレッテルが決まってしまうと、それを覆すのは至難の技です。
そうなってしまってから、努力するのも、しないよりはマシですので、これを読まれてどう感じるかであなたの行動などを見直してみてください。
きっと、気が付いたことや感じたことは、あなたに良い変化をもたらします。
人の気持ちを考える
相手の気持ちを考えるように心がけてみてください。
そうすることで、今までとは違った思考や行動、行動が変わってきます。
相手が喜ぶようなこと、感謝されるようなことをやりすぎない程度にやるようにするだけでいいのです。
「一日一善」を目標にするのもいいですし、「今日は、あの人によく接してみよう」などとちょっとした目標を持つことで少しずつでは変わってくるはずです。
相手の気持ちは、言葉や行動などに現れますので、それを聞いた、見たあなたは嬉しいという気持ちで満たされることでしょう。
お金にはならないことで、損をする事になるのかもしれませんが、あなたの嬉しいや喜びの気持ちに変えることはできません。
もちろん、相手もです。
試してみて、これこそ損はないことだと思うので、やってみてください。
人を祝福する
「人を祝福」したり、「褒める」というのもいいですよね。
何でも相手を認めてあげるという心の広さというのが、そういうことで磨かれていきます。
そうすると、「私利私欲」という事にあまり考えがいかなくなります。
ぜひ試してみてください。
感謝の気持ちを持つ
この感謝の気持ちを持つというのは、何に対しても必要な事だと思います。
なぜなら、この世の全ては、人で成り立っているからです。
感謝の気持ちがないと、誰にも好かれることもなく、孤立してしまうのではないでしょうか。
「ありがとう」という感謝の気持ちを声に出さなくてでも、態度などに現れて相手に伝わるということもあります。
いろんな形で、人に感謝の意を伝えることを考えてみてください。
そして、今ある事に感謝してみてください。
今に感謝するんです。
例えば、呼吸ができている事に感謝する。
極端な事かもしれませんが、そういうトレーニング方法もあります。
なぜ、今に感謝するのかと言いますと、わかりやすく説明するならば、今=現在ですよね。
英語では、現在を 「Present」と言います。
そして、プレゼントをするという意味での「Present」という意味もあります。
「贈り物」「プレゼント」という意味もあるので、つまり、現在というのは「Present=贈り物」という事なのです。
プレゼントをもらったら、感謝しますよね。
「ありがとう」と感謝の意を言葉に出します。
意味がわかっていただけましたでしょうか。
常に感謝の気持ちを持つというのは難しい事なのかもしれませんが、考え方を変えてみると毎日感謝する事だらけになります。
そうすると、「私利私欲」という考えがなくなりますよ。
自分の行動や発言を振り返る
もし、「私利私欲」が強いと感じているなら、毎日、自分の発言や行動を振り返ってみてください。
そして、少しでも「やり過ぎた」などと感じるなら、明日から気をつけるようにしてみてください。
それを毎日することで、必ず直るようになります。
寝る前であっても、帰宅してからシャワーや湯船に浸かっている時であっても問題ありません。
リラックスできる時にやってみてください。
1日の反省をすると考えてみてもいいです。
そして、明日から同じようなことをしないようにすればいいのです。
そういうことを続けていると、習慣になっていきますので、「私利私欲が強い」ということが少しずつですが、改善されていくと思います。
明日にすぐ改善されるならいいのですが、人というのはそう簡単に改善できるものではありません。
よほどインパクトが強い何かがあれば別なのかもしれませんが、そうもいきません。
少しずつ改善していくしかないのです。
時間がかかり、もしかしたら辛い事かもしれませんが、改善することは可能です。
こういうことは、改善しないよりはした方が良いことの一つだと思いますので、やってみてください。
️自分の願いばかり考えると私利私欲が強くなる
自分のことを考えて、願いや利益、欲求を叶えるように行動するのは、人として当然のことだとは思います。
それが人間でしょうし、誰もがそうだと思います。
あとは、それが強いか弱いかの違いであったりすることなのだと思います。
いろんな人が世の中にはいるわけですから、あなたがそうでなくても周りにそういう人がいるのは当然なのかもしれません。
ここまで読まれて、もし、当てはまると思うことがあって、直そうと感じたなら、ある程度の努力などは覚悟してください。
そして、必ず改善することができます。
改善することは難しく、厳しい道のりになるとは思いますが、可能だと私は信じています。
自分が「私利私欲」が強くなく、周りにそういう人がいるなら、まるで年配の人のように思考し、振る舞ってみてはどうでしょうか。
「私利私欲が強い」というのは、もしかしたら、「まだ子供の部分がある」ということなのかもしれません。
いろんな人がいるのですから、そういう人も少なくはないのではないでしょうか。
「私利私欲が強い」人がいたら、年配者のように思考し、振舞うことで嫌な思いなどは軽減するのかもしれません。
例えば、子供の頃に接したお爺ちゃんやお婆ちゃんのことをみなさん好きだったと思います。
優しいというだけではなく、寛容であり、何と言っても「大人」だったのではないでしょうか。
「私利私欲が強い人」には「大人な思考や行動、言動」で対抗するしかありません。
人生経験は、仕方ないのかもしれませんが、思考は自分次第でいくらでも変えることはできますし、いろんな思考をすることができます。
思考の次には言動や行動です。
「私利私欲が強い」という人は、それらが劣っているだけなのかもしれませんし、よほど苦い経験をしたからなのかもしれません。
苦い経験があったとしても受け入れることができず、反発するようなことをしているのであれば、幼稚な思考が少しはあるということなのかもしれません。
「子供」や「幼稚」と定義づけてしまうのは間違いなのかもしれませんが、考えられることの一つではあると思います。
ですから、大人になる為にも、思考や言動や行動はしっかりするべきだと思います。
大人であれば尚更だと思います。
自分の「私利私欲」が関係する人全てに良い結果などを与えているのであればいいのですが、そうではないと多いますので、自分を見直し、改善していくことで、良い結果などを与えられる人になるようにしましょう。
そういうことに気が付いた人が、終いには良い結果を招いていると思います。
じっくり考えてみましょう。