CoCoSiA(ココシア)

親と合わない人の5個の原因・特徴・...(続き4)

とくに自分に関することで言い争いになったり揉めたりしていると、自分の存在が親にとって不要なのではないかと深刻に悩んでしまう人もいます。

例えどんな内容であっても、常にピリピリした空気が家庭内に流れていると、自然と子どもも常に周囲に気を張った神経質な性格に育ってしまいます。

そしてある程度成長してくると、喧嘩ばかりしている両親に対して嫌気が指し、どんどん嫌いになっていってしまうのです。

過保護or過干渉してくる

例え血の繋がった親子関係であっても、あまりの過保護っぷりや親からの行き過ぎた過干渉は、親嫌いの原因となってしまいます。

小さな頃は親が過保護でも、そこまで気になることはないかもしれません。

しかし、中学生頃になると、次第に両親の過保護振りや過干渉を鬱陶しく思えてくることがあります。

反抗期の頃にはそれが特に顕著ですが、元々過保護や過干渉が過ぎる親の場合には、例え子どもの反抗期が過ぎても親嫌いが直らないこともあります。

それどころか、これまでも鬱陶しいと感じていた親からの過干渉が、反抗期によって一気に増幅し、気持ちの修正がきかないほどに親嫌いになってしまうこともあるのです。

親らしい事をしない

子どもをもったのであれば、親としての責任や、果たすべき義務があります。

新しい命をこの世に誕生させたのなら、その命が自分一人だけで生きていけるようになるまでは、親が面倒をみなければなりません。

衣食住の保証や、学校へ通わせること、社会で生きていくために必要なあらゆることを教えるなど、子どもが独り立ちするまではしっかりと育てる必要があります。

また、これらのことは何も親でなくても可能ですが、唯一血の繋がった両親からの愛情も、たっぷりと子どもに注いであげる必要があります。

これらの親として当然のことをしていなければ、子どもから嫌われてしまうことになってもある意味仕方がないのかもしれません。

兄弟・姉妹間で差別する

親であるのなら、子どもに対しては分け隔てなく愛情を注ぐべきです。

長男だから、末っ子だからと愛情に偏りがあっては、子どもは当然それを肌で感じとり、自分の実の両親から「差別されている」と感じることでしょう。

親からすれば、何人か産んだ内で一番賢い子を一番大事に育てたいと思うかもしれません。

または一番可愛い子に一番愛情を注ごうとしてしまうかもしれません。

しかし親が兄弟や姉妹間で差別をすれば、差別をされたと感じた子どもは少なからず性格に歪みが生じてしまうでしょう。

そしてまた、自分を差別した親を嫌いになってしまうことでしょう。

偉そうに威張り散らす

「産んでやった親に感謝しろ!」「お前を愛しているから怒るんだ!」などと、時々そんな親の叱りつける言葉を耳にすることがあります。

しかしこれらの言葉は、子どもからすれば単に偉そうに威張り散らしているだけに聞こえます。

また親という立場を盾にして、子どもを無理矢理に押さえつけようとしているように感じてしまうでしょう。

子どもを作ったのは親の都合ですし、本当に愛しているのなら、一々感情的になって怒るのもおかしな話です。

それを、「産んでやった」「愛しているから怒る」というのは親の身勝手な文句であり、子どもからすれば「なら産まなければ良かっただろう」「大きなお世話だ」と思えてしまいます。

偉そうに威張り散らすだけで、その根底に子どもへの確かな愛情が感じられない親に対しては、子どもが親嫌いになってしまっても仕方のないことでしょう。

いつまでも子供扱いしてくる

親からすれば、子どもはいくつになっても子どもです。

それは例え、子どもが家庭を持ち、さらに子ども(孫)をもっても変わらない事実です。

しかし、親にとって子どもがいつまでも子どもであることと、いつまでも子ども扱いすることとは違います。

自分の子どもが社会人になっているのなら、ある程度のことは自分でやらせるべきで、子どもから助けを乞われて初めて手や口を出してあげれば良いのです。

子どもがいい大人になっているのに、いつまでも親からあれこれと口を出したり世話を焼こうとしたりすると、子どもは嫌がりますし、それが行き過ぎれば嫌われてしまいます。

家族や他人の悪口をよく言う

いくら家族だからといって、いつも他人の悪口を話してくる親に対して、子どもは良い感情を抱きません。

それが例えば仕事での愚痴であれば、まだ「疲れているんだな」と思えますが、ただの悪口であれば、聞いている方が不快になってしまいます。

また、同じ家族間の悪口も、親の口から聞くと子どもはとても不快に思えてしまうでしょう。

子どもの家族に対する愚痴を親が聞いたり諫めたりするならまだしも、親が子どもに家族の悪口を言っていると、親嫌いになってしまう子どももいるでしょう。