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シワシワネームとは何?キラキラに負...(続き4)

たくましい体つきに鋭い牙と爪、獰猛さの中に賢さも兼ね備えた生き物ですので、虎の強さや賢さを持ってほしいとの願いが込められていることが多いです。

慎之介

「~之介」という名前に、江戸時代や大正時代を連想させる人もいるでしょう。

実際にその頃には「~之介」といった名前は多く付けられていました。

「之介」という部分は親や親しい人からもらって付けることが多かったため、例えば父親の名前が「寅之助」の場合、子どもはその一部をもらって「慎之介」と名付けられるような習慣が多く存在していました。

現在ではそんなことはなく、親や周りで「之介」を名前に持っていなくても、新しく「慎之介」と名づける家庭も珍しくはありませんが、当時は親や親しい人から名前の一部を貰うことが当たり前と考えられていました。

また、「慎」の漢字には慎み深く過ちがないように周囲に気を配るといった意味があります。

そのため、何事にも慎重で賢い子どもに育ってほしいという親の願いから付けられることが多いです。

丈一郎

最近ではあまり聞き慣れない名前の「丈一郎」も、ひと昔前は珍しい名前ではありませんでした。

「一郎」は、「一郎次郎三郎」と長男に付ける名前から来ていることも多いですが、「一郎」の「郎」は「もと清らかなる男子」を意味する言葉でもあります。

そのため、単に長男だから「一郎」を付けたのではなく、「一番心が清らかに育ってほしい」という両親の願いから付けられることもあります。

一方の「丈」は、基本的には長さの単位を表わす言葉です。

また、老人や長老を尊敬して指す言葉でもありますが、同時に背が高いことを意味する言葉でもあります。

ですから、背の高い子に育ってほしいという意図で名付けられることもあります。

和男

現代でも「和男」の名前を持つ男性は少なからずいるでしょう。

昭和の雰囲気が色濃く感じられる名前であり、また私たちにとってもごく聞き慣れた名前です。

テレビドラマや小説でも多く登場する名前で、かつ実際に名付けられている人も多いです。

「和男」の「和」は、「大和の国である日本を示す」言葉でもありますが、同時に「和を保つ」といった人柄の良さも表しています。

「男」はそのまま男性を意味しますが、わざわざ「男」の漢字を用いることで、より「男らしい人に育ってほしい」という両親の気持ちが感じられる部分でもあります。

倫太郎

「倫太郎」の名前も、シワシワネームの中ではよく知られています。

「太郎」は長男に名付けることが多いため、最初に生まれた男児につける場合が多いです。

また、「太」という漢字には丈夫に育つといった意味合いも含まれていますので、健康的に育つようにとの願いが込められていることもあります。

さらには、「倫」という字には「人間同士のきちんと整列された関係や、同列に並んだ仲間」という意味の他に、「筋道がきちんと通っている」という意味もあります。

真っ直ぐに筋の通った子に育ってほしい親が名付けることが多いです。

一見読みにくい名前ではありますが、立派なシワシワネームの一つです。

「肇」は「はじめ」と読みます。

言葉の通りに物事の始めや、最初を意味します。

自ら新しい道を切り開いていってほしい、何でも自分から進んで始めの一歩を踏み出して欲しいという親の願いが込められた名前でもあります。

名前の読み辛さから「キラキラネームと大差ない」と思われるかもしれませんが、この漢字は当て字ではなく、またかつての常用漢字でしたので、単に現代では使われる機会が少なくなり、読めない人が増えたというだけのことです。

女性編

男性のシワシワネームは、男らしさや強さ、たくましさや賢さといった部分に焦点をおいて考えられていることが多いです。

少なくとも現代のように、一見して男か女か分からないような名前をつけることはほとんどなかったでしょう。

一方で女性のシワシワネームはどうでしょうか?以下に女性に多いシワシワネームをご紹介していきます。

すず

「すず」という名前は、ひと昔前では「すゞ」と表記されることも少なくはありませんでした。

女性のみに付けられる名前で、女性らしい愛らしさを感じさせます。

「鈴の音のように美しい声で笑う女性であってほしい」「涼やかで落ち着いた女性に育ってほしい」などのさまざまな理由から名づけられることが多かったです。

現代では「すず」と名付ける場合には、ほとんどがどちらもひらがなで「すず」と名付けられています。

高齢の女性では「すゞ」の表記が多いため、名前の文字まで昔と同じにしてしまうことには抵抗のある親も少なくはないようです。

「麦」という名前を聞くと、女優の「門脇麦」を思い浮かべる人も多いでしょう。

「麦」という言葉自体には、食物の麦としての意味しか存在してはいません。

しかし、その言葉の響きの素朴さや愛らしさから、女性の名前として名付けられることは多かったようです。

麦のという名前の響きには、愛らしさだけでなく純朴さや素朴さなど、飾らない魅力を思わせるのかもしれませんね。

花子

かつてはあまりにもありふれた名前の一つでした。