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マイノリティとはどういう人?その1...(続き3)

無理をしたり強がったりしてマイノリティに属する人ほど、多数派からは「多数派に敵対心を持っているからそんな風にしているのかな?」と思えてしまうことがあります。

確かに人と違った個性を持つことは良いことですが、だからといって無理に人と違う生き方をしようとする必要はありません。

その時々で多数派になったり、または少数派になったりと、そうして生きている人が世の中の大半なのです。

一方で、何も意識せずに自然とマイノリティになっている人は、周りから見てもまったく違和感を覚えさせることはありません。

無理に演じることなく、自然な自分でいるからなのでしょう。

社会の起爆剤、変革者と見る人も

世の中の歴史を変えてきた偉人たちは、皆どこか多数の人とは違ったものの考え方をしていました。

人と違う思想を激しく音や言葉で表現した人たちは音楽家であり、または作家でありました。

また、自らの命をかけて、自分の信じる道を貫き革命を起こした人もいました。

私たちがよく歴史の教科書で見ていた偉人たちは、皆常人とは逸した部分を持っていたからこそ、歴史に名を遺すまでに至ったのです。

そうした偉人たちは、今の私たちから見れば立派なマイノリティと言えるでしょう。

そのため、同じく世の中の多数派とは異なることをするマイノリティの人たちに対して、社会の起爆剤や、変革者と見る人も少なくはありません。

とくに専門家のように詳しく他人を観察、考察できる人から見ると、マイノリティな人はただ「変わっている」だけでなく、何か人とは違った魅力があるように思えるのかもしれません。

マイノリティな人の12個の特徴

マイノリティな人は、良く言えば「個性豊か」悪く言えば「はみ出し者」に見られることが多いです。

それはその人の考えや行動以外にも、他人に対する振舞いや人間性によっても大きく左右されています。

例えばとても変わったものの考え方をする人でも、他人に対する振舞いが穏やかで上品ならば、「個性豊かな人」に思われるでしょう。

一方で、変わった行動に加えて他人にも粗暴な振る舞いをするような人は、「変な人」「頭のおかしい人」と思われるでしょう。

マイノリティという特徴を、良く見せるか悪く見せるかはその人自身の性格にもよりますが、マイノリティな人にはいくつかの共通する特徴が見られます。

それを以下に挙げていきます。

あなたの周りでもし以下の特徴が多くあてはまる人がいるとしたら、もしかしたらその人は世の中の少数派なのかもしれません。

1.自己主張が強い

マイノリティな人の中には、自己主張が強い人が多いです。

自己主張そのものは誰にでも備わっていますが、大抵の人はそれを表に出す場面と、そうでない場面とに分けています。

例えば仲の良い友達や、家族に対しては遠慮なく自己主張をする人は多いです。

自分が自己主張してもそれを容認してくれる人の前でのみ、自分を曝け出す傾向があります。

一方で、会社のように仕事の時や集団で行動している時には、規律を守って言われた通りに仕事をしたり、自己主張を抑えて周囲に合わせて行動したりします。

そうした時と場合に合わせて自己を抑えられる人が大人ですが、マイノリティな人はそうした場面によって自己主張を抑えることをあまりしない傾向にあります。

そのため、皆が空気を読んで発言を控えている時にも、平気で「これは〇〇ではないのですか?」と自分の意見をぶつけることをします。

皆が我慢している時に我慢しない、自己を貫く言動から、自己主張が強いとされています。

2.常に自分と人を比べる

多数派の人は、周りの人と同じ考えであることに安心して、それにより自分に自信を持つことが多いです。

一方で、マイノリティの人は皆と同じことには満足せずに、他人と違うことを求める傾向があります。

時には多数派と意見が被ることもありますが、常に他人と自分とを比べて、「あの人はああやっているのか。なら自分は別のやり方をしようかな。」と考える癖がついています。

そのため、周りの人とは違った行動や言動を取ることも少なくはありません。

自分と他人とを比較することで向上心を持ちやすくもなりますが、常に競い合っている状態にもなりますので、周囲からは疎ましく思われることもあります。

3.目立ちたがる

マイノリティの人の中には、目立ちたがる人がいます。

マイノリティであることを意識せずに、自然と人とは違う生き方をしている人の場合には、そこまで目立ちたがる傾向は見られません。

しかし、敢えてマイノリティに属している人は、何かと人と違うことをして目立とうとすることが多いです。