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マイノリティとはどういう人?その12個の特徴や事例を紹介します


あなたの周りで、「マイノリティっぽいなぁ」と感じる人はいますか?

いわゆる社会的な少数派の人を指しますが、周りと比べてとても変わった考え方の人や、行動が読めない人、集団の中で浮いている人は、もしかしたらマイノリティな人なのかもしれません。

この記事では、そんなマイノリティとはどんな人なのか、その特徴や事例をご紹介します!

この記事の目次

マイノリティを分析しよう

マイノリティという言葉を聞いたことがありますか?

時々ニュースや何かの議論で耳にすることのある言葉ですが、意識して聴いていないとなかなかマイノリティについて知る機会は多くはないかもしれません。

それもそのはずで、マイノリティとはいわゆる「社会的な少数派」の人を指す言葉であって、日常で普段使いする言葉ではないからです。

マイノリティについて議論をし合ったり、当事者となって意思を表明したりする人以外は、そこまで日頃から触れる機会はないのでしょう。

しかし、私たちが社会の中で生活していく上で、どこかできっと関わりのある言葉でもあります。

周囲から浮いている人を見た時や、一般常識からは離れた言動を自らしている人を見た時に、その人に対して「どうしてあんな風に行動しているのだろう?」と疑問に感じる瞬間があることでしょう。

多数の人と違った行動を取る人の心理は、その人にしか分からないものですが、「知りたい」という気持ちがあれば、分析することはできます。

もしかしたら将来、あなたの身近にマイノリティと思われる人が現れるかもしれません。

そうなった時にその人のことを冷静に見ることができるように、この機会にマイノリティについて分析してみましょう。

マイノリティとは?

マイノリティとは何か話している
マイノリティとは、どのようなものを意味するのでしょうか?辞書で翻訳すると、「少数」や「少数派」となっています。

このことから、「社会的少数者」「社会的少数集団」「社会的少数派」といったものを指す言葉だとされています。

「社会的少数派」と聞くと、マイナー好きな人や、個性がとても豊かな人を思い浮かべるかもしれません。

確かに皆が好きではないもののことを好きだという人がいれば、それは社会的に見て少数派でしょう。

しかし、マイノリティは個性とは違っています。

個性とは誰にでもあるもので、また同じように見えても一人ひとり違っています。

そのため、個性は全員違っていて当たり前のものであり、集団化したり、人数で分けたりするものではありません。

一方でマイノリティは、集団に対してそれにそぐわない少数の人たちや少数の集団のことを指しています。

少数派

例えばある個室に10人が集まっているとします。

その10人に対して具体的な例を挙げて、それを「好き」と「嫌い」のグループで分かれてもらうことにします。

そしてあるものを好きか嫌いかと尋ねた際に、8人は「好き」と答えて、残りの2人は「嫌い」と答えた場合、少数派の2人がマイノリティだとする考え方があります。

しかし、マイノリティが少数派だとは言っても、何でもかんでも少ない人数の方がマイノリティだと決めつけるのは少々暴論でしょう。

世界にその10人しか存在しないのであれば、少数派の2人はマイノリティなのかもしれません。

しかし実際には、世界にはもっとたくさんの人数が存在しています。

その一部分のみを切り取って分けてしまうのは、人数が多いものを「正常」だとし、少ないものを「異常」だと決めつけてしまう危険性をはらんでいます。

そのため、人数が少ないからといって必ずしもその人たちが絶対にマイノリティであると決めつけることは出来ないのです。

社会的少数者

限られた人数だけで、それを集団と少数派に分けて「少ない方がマイノリティだ」と決めつけるやり方は良くありませんが、それが社会的な集団として見た場合にはまた変わってきます。

社会的な集団は幼稚園や学校、会社などいくつかの大きなグループに分けられています。

そしてその一つひとつの社会の中で、大多数と少数派に別れた時には、少数派の意見はマイノリティだとされることが多いです。

例えば「部署内で一人でも残業している人がいれば、その人を手伝ってあげるのが同じ部署の仲間として当然だ」とする考え方を持つ人が、部署内で大多数だとします。

その考えに対して「残業になるやつは自己責任なのだから、手伝う必要はない」という考え方をしているのが部署内に数人いるとしたら、その少数派の人たちはマイノリティの扱いをされることでしょう。

マイノリティの反対は?

マイノリティの反対
マイノリティが少数派や少数者を指すのなら、その反対は何でしょうか?