「出産に体力が持つか」「赤ちゃんの健康状態は大丈夫だろうか」「子供が成人する時に自分はいくつだろうかなど」年齢を重ねる毎に不安が大きくなるのです。
妊娠、出産するのは男性ではなく女性です。
男性は、なかなか妊娠や出産に対する女性の気持ちを理解したり、想像しても実感がわかないものですが、もし、妻が不安に感じている場合は、前向きな意見や、自分勝手な理想論などを話すのではなく、ぜひ気持ちに共感して寄り添ってあげてください。
妊娠、出産に対して、世界で一番の味方は夫なのです。
6.欲しい子供の人数の意見が合わない
子供がたくさん欲しい人や、子供は一人で十分な人もいます。
自分が大人数な兄弟、姉妹だった場合は、自分もたくさん子供が欲しかったりします。
しかし、夫婦で欲しい子供の人数が違う場合ももちろんあります。
「一人っ子は可哀想」「4人兄弟が欲しい」「子供一人に時間やお金をかけたい」など様々な意見があります。
しかし、子供は授かりものなので、欲しいときに出来る訳でもないのです。
子供の人数は、その家の収入や家庭環境をよく見て、考えなくてはなりません。
子供の人数で、夫婦間であまりぶつかり合いすぎずに、子供を育てられるだけの環境があるのなら、神様に任せてみるのもいいかもしれません。
具体的な費用や年齢、体の負担などで判断する
子供一人につき、成人するまでに何千万もかかります。
私立の学校や、大学など多額の費用が必要になります。
さらに、自分達夫婦の年齢も考えなければなりません。
もちろん、あまりにも両親が幼すぎる場合は、社会的地位が低く、収入も少ないため、あまり子供を多く育てられない場合もあります。
逆に、年齢が高い場合は、子供が成人するまでに、自分達夫婦の体力が持たなかったり、定年退職してしまっている場合もあります。
妊娠適齢期に妊娠するのが何かと理想的ですが、簡単にはうまくいかないものです。
夫婦でしっかりと話し合って、二人で力を合わせて子育てしなければなりません。
7.どちらかに自信がない
親になる自信がない人もいます。
夫婦で、どちらかに自信がない場合も多くあります。
「自分の子孫は残したくない」「子供が嫌い」「育てる余裕がない」などという人もいますが、中には子供を持ち、親になる自信がなくて、そのように言っている人もいます。
今の生活が楽しくて、満足している人や、子供がいなくてもなんとも思わない人もいます。
確かに、「子供がいた方が絶対に幸せ」「子供がいない家庭はつまらない」という訳では全くありません。
その夫婦で、幸せの形は違いますし、自由でもあります。
望んでいても子供が出来ない夫婦も世の中にはたくさんいます。
そして何より、子供が産まれてから、日に日に両親もママとパパになっていくものです。
自信がなくて当たり前です。
自分一人で一生面倒をみるわけでもありませんし、夫婦二人で一緒に育てていくのです。
自信がない人は、不安なときや逃げ出したくなったときは相手に甘えて助けてもらえばいいのです。
一緒に頑張っていけるように先輩のパパママの体験談や相談をしてみる
自信がない人は、経験者から実際の妊娠、出産、育児について話を聞いてみるのもおすすめです。
体験談を聞くと、想像しやすかったり、リアルに感じることができて、心の準備が整う場合もあります。
体験談を聞いていると、万が一困った時などにふと思い出して焦ったりせず、落ち着いて対応出来る場合もあります。
「聞いといて良かったと思えた話」が、体験談にはたくさんあります。
誰でも妊娠、出産、育児は初めてのことでわからないことだらけです。
不安で当たり前です。
恥ずかしがらずに、不安なことやわからないこと、怖いことを話して、たくさん体験談を聞いてみましょう。