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嫌な夢を見た時の13個の対処法(続き6)

など悩みの種になることもしばしば。

夢は、現実で起きた重要な出来事を忘れてしまわないように、もう一度考え直したり、記憶に刻んでいるものです。

現実で自分の脳に強く印象づいたことが夢の起源となっているというのですから、夢で見たとしても自分に与える影響は大きいはず。

なかなか忘れられない、というのも、忘れないよう、脳内で思い返しているのですから当たり前ですよね。

この仕組みから考えるに、夢を忘れられない原因は、嫌な夢を見たことを強く意識してしまうことでしょう。

嫌な夢を見てしまったことを何度も思い出したり、悩んだりしているということは、夢を現実に持ち出して脳内でフラッシュバックさせているということ。

現実で強く感情を揺さぶった出来事や、印象に残った出来事が夢に影響されるのならば、“嫌な夢を見た”ということの印象が強ければ強いほど、悩めば悩むほど、脳内は“嫌な夢”を重要なことだと思い、記憶に刻んでしまうでしょう。

何度も同じ夢を見たりする原因も、これに関係しているのかもしれませんね。

️嫌な夢はとにかく考えないことが大事

“嫌な夢を見た”ということは、それによってショックを受けたり、落ち込んだりする時間は、長ければ長いほど、自分の中に色濃く残るでしょう。

嫌な夢を見た時は、できる限りその夢について考える時間を無くすことが大切です。

「なぜあんな嫌な夢を見てしまったのだろう」「あの夢にはどんな意味があるのだろう」などと、考えれば考えるほど、脳内における“嫌な夢”の重要度はグングン上がっていきます。

そうすると、必然的に心や記憶に残ってしまうのも当然です。

嫌な夢を見た時は、考えることをやめ、その夢を忘れることを意識するのではなく、他の新しいことで塗り替えるようにしましょう。

「あの夢を忘れなければ!」という意識でいると、結局のところ夢を思い出してしまいますので、そもそも夢について考えないよう、別のことに没頭したり、他のものに意識を向けていくことが大切です。

日頃のストレス解消も忘れずに

夢は疲れている時に見ることが多い、ストレスが溜まっていると夢見が悪い、などといわれます。

これは、科学的にレム睡眠の時間とストレスが関係しているため、あながち間違いではありません。

嫌な夢を見ないためには、日頃からストレスへのケアを定期的に行い、健やかで良い睡眠をとることが重要です。

睡眠は時間よりも質がものを言いますので、できる限り深く良い眠りにつけるよう、ちょっとした工夫をしてみましょう。

例えば…

・眠りを妨げるカフェインは午後の摂取を控える
・就寝時間の2時間前にお風呂に入る
・シャワーではなく湯船につかって体をほぐす
・眠る前にスマホの画面は見ない
・アロマを炊いてリラックスできる空間を作る
・ヒーリングミュージックを聞いてみる

などなど、良質な睡眠をとるためのコツは色々あります。

嫌な夢を見てそれをどうするか悩む時間よりも、自分の体と心をケアする時間の方がよっぽど有意義です。

また、寝る前には、嫌なことを考えたり、1日の反省をしたりせず、前向きで明るい楽しいことを考えるようにするのもポイントです。

頭の中に嫌なことを想像しながら眠りについてしまうと、夢にも影響が及びかねません。

しっかり睡眠を取ることができれば、体も気持ちも落ち着いて、嫌な夢を見ることも減るでしょう。

スッキリと目を覚ますことができると、日々に向かう活力も変化しますよ。

誰にも、忘れられない悪夢や過去の出来事など、思い返したくないことがあるものです。

時には思い返すことも大切ですが、ものにはタイミングがあります。

寝ている間にまで、悩んだり、後悔したりする必要はありません。

心地よく眠り、穏やかに起床し、満足する1日を活動することが、人が生きて行くために欠かせない必須のルーティンです。

眠りに対する意識をもっと高く持ち、大切にしてあげましょう。

嫌な夢ではなく、将来に希望を持てる前向きな夢を見られるよう、自分のモチベーションを高めてみてくださいね。