その意味において、わがまま放題という意味ではないとしても、自己中心的な人間であるといえるでしょう。
自己中心的な振舞いで暮らしているうちに、人は次第に寄り付かなくなっていきます。
そうなると人間関係の健全な発展は、もう望めなくなっています。
希薄な人間関係は、心理的負担を避けるためには、いいのかも知れません。
しかし、ただそれだけのことに過ぎず、面倒なことから逃げているだけです。
何も新しい価値を生じることはありません。
相手の視点に立って物事を考えるようにする
自己中心的な人は、もっと他人に注意をはらう必要があります。
動向を気にかけるということだけに留まらず、相手のことを知りたい、と思うようになることが大切です。
そこまでいくためには、まず相手の視点にたって、物事を考える訓練から始めます。
まずは家族など、身近なところからやってみましょう。
思いがけない発見をすることは、必ずあるはずです。
それは人間関係にプラスの要素を運んできてくれます。
3.自分に甘い
ほとんどの怠け者たちは、自分に対しては、高い評価を下しています。
逆に他人のそれは、かなり低く見積もります。
こうした感覚の中にいては、おそらく自分が怠けているという自覚は、育たないのだと思います。
人生なんてこんなものさ、という諦観でも持っているのかも知れません。
これは育った家庭環境にも、問題がありそうです。
したがって、自ら夢を語るようなことはありません。
深い考えはなく、何となく過ごしているだけ、というのが当たっていそうです。
あらゆる意味において甘いのです。
周りの協力が必要
怠け癖を直すには、どうしても周囲の協力が必要です。
それだけではなく「コイツをなんとかしてやろう。」という情熱を持った人も必要です。
他人のために、見返りを求めず助力を惜しまない人というのは、今の時代では、存在自体が大変なレアケースです。
しかし怠け者の方から、熱血指導者を探すというわけにもいきません。
コミュニティの中に適当な方がいれば、話は早いのですが、これも簡単なことではありません。
ある程度、運不運に作用されるのは仕方のないことなのでしょう。
4.マイナス思考
怠け癖のある人は、自分にも他人に対してもマイナス思考になりやすいものです。
自分を基準にして、相手もどうせこんなものだろう、と決めつけがちになるからです。
停滞している組織の中では、こうした人たちが、幅を効かせているものです。
一度周囲を見回してみましょう。
さらにマイナス思考を持ったままでは、物事に対して、公平な評価を下すことができなくなることが問題です。
どうしても自分に甘く、他人に厳しくなるものだからです。
度の合わないメガネをかけている状態と変わりません。
早急に調節し、ピントを合わせる必要があります。
まず公平な見方を身につけるのことが、マイナス思考から脱する前提です。