CoCoSiA(ココシア)

怠るのが癖になってしまってる人の1...(続き5)

周囲からは、学習能力を欠いた、進歩のない人と見られています。

こうしたイメージからは脱出しなければなりません。

学習したことは、周囲の人間に確認するなどして、知識の定着を図るようにしましょう。

失敗したときは原因を探る

失敗したときは、原因を究明して、再発を防止します。

航空機の事故調査委員会と同じです。

彼らは強力な権限を行使して、徹底的に原因を究明していきす。

航空機事故が極めて少ないのは、彼らの貢献によるところも大きいのではないか、と思います。

またビジネスにおける、Pan(計画)Do(実行)See(評価)も同じようにとらえてよいでしょう。

冷静に反省できる人は、もっとも優れたスキルの持ち主といえます。

そして失敗をし続けても、めげない人こそ、最も成功する確率の高い人でもあります。

創業経営者たちは、全員これに当てはまります。

10.失敗を恐れている

失敗を恐れ過ぎる傾向は、日本人全体のものとも言えます。

英語圏以外の人は、ほとんどしゃべれない人でも、実に堂々と,IcanspeakEnglishと申告して、何ら恥じるところはありません。

日本人は、間違えたら恥ずかしいという美意識が強すぎるようです。

ほとんどの日本人は、とてもここまで開き直る度胸は持っていません。

誠実で正直なのは美徳として、素晴らしいことに違いありません。

しかしこのような失敗への恐怖は、それを上回る弱点といえます。

これは、単に怠け者たちだけの問題と捉えるのではなく、日本人全体で考えるべきでしょう。

失敗があるから成功があることを知る

今をときめくスター経営者たちも、失敗をしています。

さんざん失敗を繰り返したあげく、辛うじて生き残っているのに過ぎません。

彼らは失敗を糧にした、というにはあまりにも多くの失敗をしています。

それよりも、単にしぶとかっただけと捉えた方が実態に合っていそうです。

すべての成功は、失敗という屍の上に乗っているものです。

つまり失敗とは、何ら恥ずかしいことではありません。

失敗談をたくさんもっていることは、胸を張ってもよいくらいのことなのです。

怠るのが癖になるといけない理由

怠る癖がついてしまうと、いざというとき身体が反応しません。

脳は現象の意味をすぐにはつかめず、筋肉には血流が行き届かず、ここぞというとき機敏な行動を起こすことができなくなります。

少なくとも神経だけは目を覚まさせておきましょう。

世の中には、五感を研ぎ澄ませて、チャンスを狙っている人たちもたくさんいます。

何もかも眠らせていては、そういう人たちにまったく太刀打ちできません。

たまには、そういうことにも思いを馳せてみましょう。

他人に頼るようになってしまう

何事も怠ってばかりいると、身体はカチカチに固まってしまい、自分から率先して動くことがなくなってしまいます。

常に他人の後ろについて回る、その他大勢の一人に紛れ込んでいるしかありません。

主体性らしきものは、ほとんど感じません。

むしろ人を避ける、立ち入り禁止のオーラすら出す人もいます。