ビジネスを成功させるためには、たゆまぬ努力を必要とします。
サラリーマンは身分保障され、まだ恵まれていますが、独立起業するとなると、これは本当に大変です。
365日、休まずに働いたとしても、軌道に乗るかどうかまったくわかりません。
それほど頑張ったとしても、ほとんどの試みは失敗に終わります。
時間に縛られず、楽ができそうだから起業でもしよう、などという人が、入り込む余地はまったくありません。
成功する人は、運をも味方に付けた、ほんの一握りの人たちだけです。
一方で親から継承した資産を使って、何の仕事もせずに、生活を回している人もいます。
しかし、この人たちはお金を使い果たす可能性が強い上に、生きる喜びを見失っています。
どちらにしても、うまくいく人は、ごくごく少数にすぎません。
大部分の人はこの中間に位置しています。
どちらサイドに引っ張られるかによって、その人の人生が変わっていきます。
確かなことは、怠けてばかりいては、成功も幸運もやってこない、ということだけなのです。
この記事では、怠ることが癖になってしまっている人の特徴と治し方を紹介したいと思います。
怠るのが癖になってしまっている人の10個の特徴と治し方
何事にも怠ることが癖になってしまったのに、破たんなく生活できているとすれば、あなたは極めて恵まれた、特別な人物といえるでしょう。
そうした人には、必ず何かに、または誰かに依存している部分があります。
そのような他力本願の部分は、今回の大きな検討課題でもあります。
そうした部分を含め、怠るのが癖になってしまっているのに、どうにか生きているという人たちに、診断を加えてみることにしましょう。
そして一度ついてしまった怠け癖とは、一体どのようにして立て直せばよいのでしょうか。
1.意志が弱い
昨今の日本社会では、意志が弱い、と感じざるを得ない人が増えました。
徹底的に意思決定を避け続けることで、サラリーマン社会を渡っている人たちというのは、はるかな昔から存在していました。
彼らは、絶対に責任を問われないよう慎重に振舞っています。
もちろん、これはと決めた上司の影にかくれ、保護者となってもらっています。
それだからこそ成立する生き方です。
自分に能力がないものと見極めたのなら、自らの意志を封じて、徹底してゴマすりで行く、これはこれで正しいやり方なのかも知れません。
世渡りの方法としては、クラシックな形態です。
しかしこのやり方を続けている限り、いつまでたっても、意志の強さは育ちません。
しぶとさが取り柄というだけでは、人生のステージを上っていくことはなさそうです。
何かを変えていく必要があります。
小さな目標を立てて必ず達成するようにする
ゴマすりを貫き、意思決定を他人任せにしている人が、イメチェンを図るには、まず小さな目標を設定することから始めてみましょう。
そしてそれを必ず達成するような形へ持っていきます。
そうすることによって、まず達成感を味わってみることが大切です。
何か心の中に、沸き立つものを生じさせることができるかも知れません。
心の中で火が付いた感覚です。
それが何回か繰り返されれば、次の目標は、すんなり出てくるようになるはずです。
2.自己中心的
怠け者は、自己をいたわる過ぎる傾向が強く出ています。