有給休暇は働いている人は必ずもらえる当然の権利です。

あなたはお休み、きちんと取れていますか?

有給休暇を取っている余裕がないほど仕事が忙しいという方もいれば、休暇はとりたいけれど周りの雰囲気を見ているとちょっと取りづらい、なんていう方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回は、おすすめの有給の理由を紹介します。

有給休暇を上手に使おう!

有休をもらえたはいいけれど、使わずにたまっていく一方。

という方もいらっしゃるかもしれません。

せっかくの権利なのですから、上手に使ってリフレッシュしましょう。

有給休暇とは?

正式名称を、『年次有給休暇』といいます。

ちょっとむずかしい言い方をすると、労働の契約を結んでいる期間の中で、本来であれば働かなければいけない日に、労働の義務を免除する制度です。

簡単に言うと、休んでもお給料がもらえる、査定に響かないということになります。

ひとことで『休暇』と言ってもいろいろな種類があり、年次有給休暇の他にも育児休暇や慶弔休暇、会社によっては誕生日休暇、ボランティア休暇などが設けられている場合もあります。

どの休暇の場合でも、就業先の就業規則等に定められていて、決められた要件を満たす場合に申請をし、それが受理されることで認められるものになります。

休暇の種類によっては、休んでも良いという許可がもらえるだけで賃金は支給されないというケースもありますが、年次有給休暇の場合は読んで字のごとく、お給料をもらえるお休みなのです。

元々労働義務のない日、たとえば土曜日や日曜日、祝日などとは別に、お給料も減らず労働から開放されて、心身ともに休養が取れることを法律で保障したのが年次有給休暇なんですね。

法律で保障されている

年次有給休暇は、労働基準法第39条で定められています。

有給休暇がもらえる条件や日数などが、法律できちんと決められているのです。

有給休暇を付与される条件

年次有給休暇をもらうためには、いくつかの条件があります。

雇われてから6か月が経っていること

雇われた日から起算して6ヶ月間経過していることがまず条件です。

しかしながら、ただ6ヶ月経過していれば良いというわけではありません。

全労働日の8割以上出勤していること


その期間継続勤務し、その期間中の全労働日の8割以上出勤していなければなりません。

6ヶ月のうち一ヶ月しか出社していない、という場合は、6ヶ月経っても有給休暇はもらえないのです。

ちなみに、試用期間があった場合は試用期間開始日が起算日になります。

4月から3ヶ月試用期間で7月に制式採用になった場合でも、有給休暇が発生するのは1月ではなくて10月なんです。

これで10日の有給休暇をもらえる

雇われてから6ヶ月継続して勤務し、期間中の全労働日の8割以上出勤している場合は、必ず10日の年次有給休暇をもらうことができます。

正規、非正規に差は無い

ときどき、正社員でないともらえないと勘違いしている雇用者、被雇用者の方がいらっしゃいますが、正規雇用か非正規雇用かというのは、年次有給休暇支給の条件には関係がありません。

嘱託やパートタイマー、アルバイト、派遣社員などの場合でも年次有給休暇はもらえます。

ただし、一週間の労働時間が30時間に満たないパートタイム労働者の場合は、勤務日数に応じて比例付与という形になります。

その後は勤続1年毎に+1日ずつ増える

勤務開始してから6ヶ月後に10日分もらえる有給休暇。

その後は一年ごとにまたもらえます。

二度目の年次有給休暇支給は、働きはじめてから一年半後ということになります。

支給される有給休暇の日数は、継続勤務年数一年ごとに1日増えます。

その会社で働き始めてから6ヶ月後に10日、一年半後には11日、二年半後には12日、という感じです。

法律で定められているのは最低10日という意味なので、いわゆるホワイト企業では法定の10日を超える日数の有給休暇が支給されることもあります。

上限は20日まで

継続勤務をすればするほど、もらえる年次有給休暇の日数は増えていきます。

ただし、無限に増えていくわけではなく、法律上では総日数は20日が限度として定められています。

有休は2年以内に消化しなければならない

有給休暇は、原則としてもらった労働者本人が希望した日に与えることになっています。

有給休暇として労働者が指定し取得できる期間は二年間です。

会社側は、「労働者が指定した日に休まれると仕事の正常な運営の妨げになる」と判断したときのみ、別に日に変えて休んでもらうよう指示することができます。

使い切らないと消滅してしまう

つまり、せっかくもらった有給休暇も、使わないでずっとためておくことはできないのです。

二年以内に使わなければ、期限が過ぎると消えてなくなってしまいます。

ホワイト企業の中には、時効消滅してしまった有給休暇を買い取ってくれることもありますが、残念ながら現代の日本にはホワイト企業というのは非常に少ないので、レアケースですね。

有給休暇を会社は買い取ってくれない


仕事が忙しくて有給休暇を使う暇がないまま二年経ってしまう。

転職することにして有給休暇がかなり余った状態ですぐ次の会社で働くことになった。

など、有給休暇を使い切れない局面というのもあるのではないでしょうか。

実は、労働基準法では、使えなかった有給休暇を会社が買い取ることを認めていないのです。

理由としては、年次有給休暇とは社員が仕事から離れて心身を休め、プライベートを充実させることを目的としているので、その権利を会社側がお金で買い取ることは許すべきではないからです。

有給休暇を会社側が強制的に買い取りをして社員に有給休暇を与えないという場合は、6箇月以下の懲役又は30万円以下の罰金となります。

刑事罰扱いなのです。

労働者が退職する場合は、例外として有給休暇買い取りが認められる場合があるのですが、労働者本人が希望する場合に限ります。

「残りの有給休暇の買い取りをするから退職日まで出社してほしい」と、労働者本人は有給休暇を取得したいのに会社が強制してくる場合は違法になるということなのです。

また、労働者本人が希望した場合でも会社が必ず買い上げてくれるとは限りません。

就業規則に買い取りについての取り決めがない場合は、会社が有給休暇の買い取りに応じる義務はないのです。

その他、上でご紹介した法定の10日以上の有給休暇を支給してくれるホワイト企業の場合、その会社が独自に付与している日数については、法律ではなく会社独自のものなので買い取りをしても違法にはなりません。

ただこれも、就業規則や労働協定で「法定を超えて付与された日数分の有給休暇は、会社の判断により買い取る場合がある」のような決まりがあり、会社側と雇用者側とで合意がなされないと買い取りは実現しません。

基本的には就業規則などに買い取りについてまでは取り決めがない企業の方が多いでしょう。

また、買い取り単価は法律では定められていないのでトラブルの元にもなりやすく、会社としては有給休暇の買い取りには応じないことがほとんどです。

取りづらくても権利なので使おう!

せっかくもらった有給休暇。

取りたいけれど取りづらいなと思っているうちに二年が経ってしまうなんてこともあるのではないでしょうか。

あるアンケートでは、働いていて有給休暇をもらっている人の30%以上が「有給休暇を取りづらい」と思っているようです。

職場の雰囲気が休みやすい感じではないので、有給休暇を取りたいと言い出しづらいのだそうです。

有給休暇を取りにくい会社は未熟

年次有給休暇は、労働者の正当な権利です。

繁忙期などはともかくとしても、労働者がひとり休んだくらいで仕事が回らなくなるようでは、本来は会社としておかしいのです。

ホワイト企業であれば、有給休暇の取得が奨励されており、定期的に取得できていない人には上司から働きかけて、半強制的に有給休暇を取得させるということもあるくらいです。

そもそもホワイト企業なら、上司も同僚も定期的に有給休暇を取得しているので、自分だけが有給休暇を取得するという状況にならないので、言い出しづらいから有給休暇を取りづらいという状況も発生しないということですね。

有給休暇の前に、土日祝日に出勤した分の振替休日がたまっていてまったく消化できないという方もいらっしゃるでしょう。

上司も同僚もみんなが余裕がなく、仕事の進捗がうまくいっていなくて休めないというのは、単にその会社が未熟ということであって、本来はその状況を改善するために会社側が努力すべき問題なのです。

会社側が有給休暇を取りやすいような工夫をしてくれない、と考えているビジネスマンは、75%近いそうです。

ぜひ改善して欲しいものですよね。

嫌な顔をする上司や同僚も未熟

休みを取るというと嫌な顔をする上司。

「あいつだけ休んでずるい」なんていう同僚。

とってもナンセンスですよね。

羨ましいと思うなら、自分も仕事を調整して有給休暇を申請すれば良いだけのこと。

休みを取る余裕がないのは、自分の仕事のやり方が悪いか、上司の部下への仕事の割り振り方が悪いかのどちらかです。

有給休暇を取得する人とはまったく関係がありません。

特に、部下を管理して適正な仕事と休日を与えるという自分の仕事ができないのに、有給休暇申請に嫌な顔をするような上司は問題外です。

社内のタイミングを見計らい配慮して取得しよう

緊急の仕事が発生するかもしれないから休まないという管理職の人が多く、上司が休まないので部下も休みづらく、日々の仕事に追われてばかりというパターンが多く見られるようです。

男性の二人に一人は有給休暇の消化率が0%なのだとか。

一昔前には有給休暇をまったくとらず、だらだらと遅い時間まで残業することが仕事ができる、やる気があるアピールになっていた時代もありますが、もう今ではそんな考え方は時代遅れです。

本来なら、勤務時間内に仕事を効率よく終えられない、休みを取る余裕がないほど無計画ということなので恥ずべき行為なのですが、ブラック企業の多い日本ではいまだに時代遅れの考え方をする人も多いです。

社内の空気を読み過ぎて有給休暇を取らないというのではなく、仕事の切れ目や社内のタイミングを見計らってうまく有給休暇を取得していきましょう。

取得理由を伝える義務はない

上でもご説明したとおり、有給休暇とは業務から離れて心と体を休めるためのものです。

特になにか用事があるわけではないけれど、なんとなく休みたいというときでももちろん取得することができます。

取得理由がなくても取得できるのが年次有給休暇なのです。

理由がなくても良いので、理由を会社側に伝える必要もありません。

しかしながら、有給休暇申請時に理由を書く欄がフォーマットにある、という会社はいまだに非常に多いです。

理由欄は慣習として残してあるけれど、書く理由は『私用のため』のみで詳細な理由は書かなくて良いという会社も多いのではないでしょうか。

ただ、時々理由を書くことを求められたり、書類には書かなくても上司から口頭で「なんで休むの、なにかあるの?」と世間話とは別に問われたりということもあるかもしれません。

本来は、休みたいと労働者が言えば、業務の妨げにならない限りは休ませるというシステム。

理由を問いただし、理由によって有給休暇の取得を許可するかどうか判断する、というのは駄目なのです。

理由は関係ない、そもそも本来は理由を伝える必要はないのですから、たとえば「役所にいかなければいけない用事ができたので」と言って有給休暇を取得して、実は転職活動のため他の企業に面接に行ったという場合でも問題はありません。

ただ会社が独自で支給してくれているボランティア休暇などの場合は、取得理由がその休暇の趣旨と異なる場合はNG。

社内で罰則規定などがある場合もあるでしょう。

会社が厚意で支給してくれている休暇と法律で決められた年次有給休暇とは異なる点は留意が必要です。

また、「病気で休みます」と言って有給休暇を取得しておいて、実は遊園地に遊びに行っていたら、たまたま取引先の人と出会ってしまって会社にもウソがばれてしまって気まずい、なんていうことも考えられます。

いくら法律上ウソをついていても問題ないとは言え、やっぱり気まずいですよね。

なお、有給休暇を取得したことで人事評価を下げられたり減給されたり異動させられたりというのは『不利益取扱いの禁止』といって、労働基準法で禁じられているのです。

有休を取ったつもりなのに欠勤扱いにされるというのも『不利益』のひとつですね。

これなら上司にも納得してもらえる!有給休暇の理由おすすめ14選

取得理由を伝える必要はないとは言え、ただでさえ空気を読んで有給休暇取得自体が難しい現代の日本社会。

社内で有給休暇の取得理由を申請時にきちんと書いたり、上司に説明したりしなければならない空気なら、「有給休暇取得は当然の権利で、理由を伝える義務はありません」と言い切るのも難しいですよね。

本当は理由を言う必要がないとわかっていながら、会社からの指示通りに申請書類に理由を書いている人というのも多いのではないでしょうか。

みんな忙しい中有給休暇を取る罪悪感から、問われてもいないのに「こういうやむを得ない理由ができちゃったので仕方なく休みます。

スミマセン」と言い訳して上司や同僚に「なら仕方ないよね」と思って欲しい、なんていうときもあるでしょう。

「ウソも方便」という言葉もありますし、角が立たずお互い気持ちよく過ごせるように、本当は違うけれどなにかそれらしい理由をでっち上げて伝えたいということもあるかもしれませんね。

上司も同僚もみんなが納得して快く休ませてくれる、そんな有給休暇取得理由はあるでしょうか?

「田舎から両親が来ているので」

「田舎から両親が出て来るので休みます」という理由なら、ありがちですしウソだとしても比較的ばれにくいでしょう。

観光案内で外を出歩くこともあるでしょうから、「病気で休んだはずなのにウソだったのか」とばったり会ってしまった営業部の同僚にとがめられる、なんてこともなさそうです。

親孝行なら上司も納得する

親孝行なら、よほど理解のない上司でもない限り快く休ませてくれるのではないでしょうか。

自分が決めた予定ではなく家族が決めた予定ですから、自分でコントロールできないという点は上司に理解を求めやすいかもしれません。

両親が田舎から来ているというケースに限らず、家族の誰かが海外へ引っ越すので見送りに行く、またはその逆に帰省するので迎えに行くなどのパターンもありそうです。

子供の行事に参加する

子供の学校の行事、たとえば運動会や学芸会、卒業式や入学式、授業参観日、家庭訪問、三者面談などがある場合は、それに参加するために休むのは納得されやすい理由ではないでしょうか。

特にお子さんが小さいうちはお子さんも来て欲しがるでしょうし、できればおとうさんとおかあさんふたりそろって参加してあげたいもの。

学校行事なら写真撮影のための場所取りや事前の準備などなど、行事の前後にも時間を取られますから、丸一日有給休暇を取得して休んだ所で不自然はないはずです。

他にもPTAの用事で休む必要があることもあるでしょう。

持ち回りで役員になってしまった年などは、会社を休んででも出席しないわけにはいかないというケースも多いです。

子どもがいて、ある程度子煩悩なら上司なら休ませてくれるでしょう。

子育ては奥さんに任せっきりで、家庭をないがしろにして働いてきたことがむしろ勲章、というタイプの上司なら許可を取るのは厳しいかもしれません。

この理由はもちろん子どもがいないと使えません。

運動会がない時期に「子どもが運動会だから休む」とは言いづらいですし、もし同僚に子どもが同じ小学校に行っている人がいるというケースだと方便に使うのは難しそうですね。

親戚や親友の結婚式

お祝い事ですから、あまりうるさくは言われず休ませてもらえるのではないでしょうか。

自分で決めた予定ではないので日にちのコントロールはできません。

相手が平日にやると決めたなら平日なのですから、出席する側がそれに合わせるのが当たり前です。

前もって招待状が届くはずですから、早めに有給休暇取得申請をしておくべきでしょう。

単純に出席するだけでなく、「受付を頼まれた」「スピーチを頼まれている」などなにかあればよりいっそうすんなり許可が出そうです。

幼馴染や友達のお見舞い

友達や家族など親しい人が入院した、などの状況では、お見舞いに行って元気づけてあげたいものです。

また、そんな気持ちでお休みしようというのを無碍に断るというのはあまりないでしょう。

手術を受けることになった、入退院をするのでその送り迎えなども理由になるでしょう。

法事

誰でも経験があり、理解してもらいやすそうなことのひとつ、法事。

家族や親戚が一同に会し営むのですから、出席するのが普通です。

みんなが参加しやすいように土日にずらして行うこともありますが、四十九日、一回忌、三回忌、七回忌など日付がある程度決まっているものでもあります。

葬儀・告別式

お葬式やお通夜、告別式などは突然のことでこちらも準備しておけないケースがほとんどですから、突然でも有給休暇を取得して参列するということがありそうです。

親しい家族や親戚なら忌引扱いとなり、忌引き休暇が取得できる場合もあるでしょう。

勉強

たとえば会社で受験するよう言われている資格の試験が近く、追い込みのために休みたいといった理由。

勉強熱心ですし、会社としてはぜひ合格して欲しいのですから、とがめられる可能性は低いでしょう。

ただ、試験に落ちてしまったときには「有給休暇を取ってまで勉強したのに不合格だったのか」と言われかねないので頑張りたいところです。

資格試験

会社が奨励している資格試験なら、勉強期間はもちろん、試験当日は当然お休みして問題ないでしょう。

会社によっては出勤扱いなどの特例にしてくれる可能性もあります。

ペットの健康診断

これは上司が理解のある人かどうかで、快く認めてもらえるか否かは大きく異なってきそうです。

ペットも家族であるという考え方の上司であれば、子どもの健康診断も同然なので認めてくれるでしょう。

「種類はなに? 名前は? 今いくつなの?」なんて会話もはずむかもしれません。

定期的な健康診断なら「会社が休みの日に行けよ」と言われてしまうかもしれませんが、病院ですから開いていなかったり、予約があいていなくてここしか取れなかったりということもありますよね。

急に具合が悪くなったので心配、急いで病院につれていきたいので今日は休みたいということもあるでしょう。

病院に連れて行って大きな問題はなかったとしても、動物をひとりで家に留守番させておくわけにはいかないので、丸一日おやすみして側についていてあげたいところです。

でも上司がまったく理解のない人なら、ちょっと難しい理由でしょう。

人間の子どもを病院に連れていくことでさえ「奥さんに頼めばいいじゃない」と言って聞く耳を持たないようなタイプの人であれば、動物のために休むなんてまったく理解してもらえない可能性が高いです。

ペットの購入などもOK

上司や同僚が理解のある人なら、という場合に限りますが、ペットを購入するのだという理由も通用するかもしれません。

飼ったことがある人なら、新しくペットを飼うというのはなかなか大変なものです。

ケージやトイレ、ごはんなど事前に準備をしておかなければならないものもたくさんあります。

ペットショップやブリーダーから買う場合はもちろんそこまで引き取りにいかなければなりません。

ペットショップなら、日本のペットショップの場合まだ生後三ヶ月程度のことが多く、必要なワクチンがまだすべては終わっていないので地面を歩かせることができません。

箱に入れて抱えたり抱っこしたりして連れ帰る必要があります。

犬なら、犬種によっては子犬とはいえ歩きや電車では辛いので、車で行く必要があるかもしれませんね。

購入の日くらい会社が休みの日に行けば良い、と言われてしまうかもしれませんが、電車で取りに行く必要があるなど平日ですいている日のほうが、都合が良い場合もありそうです。

家族と都合を合わせる必要もあるでしょう。

保健所や保護カフェなどから貰い受けてくる場合は、自治体や運営団体から引取のための講習を受けるよう言われたり、引取の日時を指定されたりすることもあります。

家に連れ帰っても、新しい環境にペットが慣れるまでは無駄吠えをしたり天井裏などに逃げ込んでしまったりで人間側も落ち着かないことでしょう。

ペットを飼うというのは購入など引取にいくその日だけではなく、それ以降もずっと続いていくことです。

種族も言語も違う命を家族として迎え入れるのですから、楽しいこともあれば辛いこともあるでしょう。

具合が悪ければ病院に連れて行きますし、健康診断や美容院へ連れて行くことなどもあるでしょうね。

責任を持って飼い、なにかあったときには仕事の休みも取れる環境でなければペットを飼うのは諦めた方が良さそうです。

住宅購入の検討

一生に一度の大きな買物ですから、許可してもらえる可能性は高くなるかもしれません。

住宅ローンの申請や、印鑑証明・住民票の収録などの役所への手続きなどが伴う場合は、銀行や役所があいている時間でなくてはいけないので、平日の日中に休むこともやむを得ないとみなされるでしょう。

ただ、単純にローンについての相談などでしたら、土日に相談ができたり、窓口ではなくテレビ通話などで相談できたり、といった柔軟な対応をしている金融機関も増えてきましたので、そうしたものを土日祝日や平日の夜に利用してはどうかと言われてしまう可能性はあります。

役所も手続き内容によってはコンビニエンスストアが利用できたり、出張所で土曜日や日曜日、平日も夜までやっていたりすることもありますね。

マンションの設備点検、町内会など

住んでいるマンションで、ガスや電気などの設備点検があり、立ち会いを求められているということもあるでしょう。

日時指定をしようにも、平日の日中しか選べないということもよくあるはず。

こうなると、会社をお休みするしかありませんよね。

他にも町内会に入っていて、草むしりや掃除などが当番で回ってくるので、仕事を理由に当番を休むとご近所の方々との人間関係がうまくいかなくなってしまう、なんてこともあるかもしれません。

お住まいの地域にもよりますが、ある程度田舎で一軒家などに住んでいると、こうした地域のイベントの参加はかなり重要な案件になってきます。

運転免許証の更新

土曜日にやっている免許センターもありますが、場所が限られています。

土日の休日出勤が続いてなかなか行く機会がなく、これを逃すと失効してしまう! なんて状態なら、上司も許可を出さざるをえないのでは。

無事故無違反の人でも、休日に免許センターに更新に出かけるとかなり混雑していて時間がかかってしまいます。

休日を丸一日免許更新で潰してしまうよりは、平日の空いている状態でさっさと更新できた方が嬉しいですね。

免許センターはたいていちょっと郊外にあって遠いものですが、違反がなく平日お休みがもらえるなら最寄りの警察署で手続きできる方もおおいでしょう。

そのほうが楽ちんですよね。

パスポートの取得・更新

これも比較的いたしかたない理由ではないでしょうか。

特にプライベートではなく、仕事で海外出張があるからという場合なら、パスポートがないと仕事に行けないので当然認められるでしょう。

入院・通院のため

なにか病気にかかってしまった。

手術が必要になった。

通院しているので。

そうした理由ならよほどでない限り断られることはないはず。

人間ドックなどの健康診断も同様でしょう。

働くためには健康でなくてはいけません。

健康であるための健康診断や通院のための有給休暇さえ許可がもらえないような会社なら、転職を考えた方が良いかもしれませんね。

有給休暇は有意義に使おう!

せっかくの有給休暇。

うまく使いたいものです。

もっともらしい理由で有給休暇取得申請を出すだけではなく、事前に同僚や取引先に連絡を入れるなど根回しも忘れずに。

海外旅行に行くなど、緊急のときにも連絡がつながりにくくなる場合は、事前に問題が起きない様に対処し、周囲にも連絡がとりにくい旨伝えておく必要があります。

休暇後には自分が休んでいる間に、自分が休んだことで迷惑をかけている方がいたのならその方へのケアもきちんとしましょう。

お互い様だから、とみんなが言い合って気持ちよくお休みが取れるようにしたいですね。