また、そんな気持ちでお休みしようというのを無碍に断るというのはあまりないでしょう。
手術を受けることになった、入退院をするのでその送り迎えなども理由になるでしょう。
5.法事
誰でも経験があり、理解してもらいやすそうなことのひとつ、法事。
家族や親戚が一同に会し営むのですから、出席するのが普通です。
みんなが参加しやすいように土日にずらして行うこともありますが、四十九日、一回忌、三回忌、七回忌など日付がある程度決まっているものでもあります。
6.葬儀・告別式
お葬式やお通夜、告別式などは突然のことでこちらも準備しておけないケースがほとんどですから、突然でも有給休暇を取得して参列するということがありそうです。
親しい家族や親戚なら忌引扱いとなり、忌引き休暇が取得できる場合もあるでしょう。
7.勉強
たとえば会社で受験するよう言われている資格の試験が近く、追い込みのために休みたいといった理由です。
勉強熱心ですし、会社としてはぜひ合格して欲しいのですから、とがめられる可能性は低いでしょう。
ただ、試験に落ちてしまったときには「有給休暇を取ってまで勉強したのに不合格だったのか」と言われかねないので頑張りたいところです。
8.資格試験
会社が奨励している資格試験なら、勉強期間はもちろん、試験当日は当然お休みして問題ないでしょう。
会社によっては出勤扱いなどの特例にしてくれる可能性もあります。
9.ペットの健康診断
これは上司が理解のある人かどうかで、快く認めてもらえるか否かは大きく異なってきそうです。
ペットも家族であるという考え方の上司であれば、子どもの健康診断も同然なので認めてくれるでしょう。
「種類はなに?名前は?今いくつなの?」なんて会話も弾むかもしれません。
定期的な健康診断なら「会社が休みの日に行けよ」と言われてしまうかもしれませんが、病院ですから開いていなかったり、予約があいていなくてここしか取れなかったりということもありますよね。
急に具合が悪くなったので心配で、急いで病院につれていきたいので今日は休みたいということもあるでしょう。
病院に連れて行って大きな問題はなかったとしても、動物をひとりで家に留守番させておくわけにはいかないので、丸一日おやすみして側についていてあげたいところです。
でも上司がまったく理解のない人なら、ちょっと難しい理由でしょう。
人間の子どもを病院に連れていくことでさえ「奥さんに頼めばいいじゃない」と言って聞く耳を持たないようなタイプの人であれば、動物のために休むなんてまったく理解してもらえない可能性が高いです。
ペットの購入などもOK
上司や同僚が理解のある人なら、という場合に限りますが、ペットを購入するのだという理由も通用するかもしれません。
飼ったことがある人なら、新しくペットを飼うというのはなかなか大変なものです。
ケージやトイレ、ごはんなど事前に準備をしておかなければならないものもたくさんあります。
ペットショップやブリーダーから買う場合は、もちろんそこまで引き取りに行かなければなりません。
ペットショップなら、日本のペットショップの場合まだ生後三ヶ月程度のことが多く、必要なワクチンがまだすべては終わっていないので地面を歩かせることができません。
箱に入れて抱えたり抱っこしたりして連れ帰る必要があります。
犬なら、犬種によっては子犬とはいえ歩きや電車では辛いので、車で行く必要があるかもしれませんね。
購入の日くらい会社が休みの日に行けば良い、と言われてしまうかもしれませんが、電車で取りに行く必要があるなど平日ですいている日のほうが、都合が良い場合もありそうです。
家族と都合を合わせる必要もあるでしょう。
保健所や保護カフェなどから貰い受けてくる場合は、自治体や運営団体から引取のための講習を受けるよう言われたり、引取の日時を指定されたりすることもあります。
家に連れ帰っても、新しい環境にペットが慣れるまでは無駄吠えをしたり、天井裏などに逃げ込んでしまったりで人間側も落ち着かないことでしょう。
ペットを飼うというのは購入など引取に行くその日だけではなく、それ以降もずっと続いていくことです。
種族も言語も違う命を家族として迎え入れるのですから、楽しいこともあれば辛いこともあるでしょう。
具合が悪ければ病院に連れて行きますし、健康診断や美容院へ連れて行くことなどもあるでしょうね。