責任を持って飼い、なにかあったときには仕事の休みも取れる環境でなければペットを飼うのは諦めた方が良さそうです。
10.住宅購入の検討
一生に一度の大きな買物ですから、許可してもらえる可能性は高くなるかもしれません。
住宅ローンの申請や、印鑑証明・住民票の収録などの役所への手続きなどが伴う場合は、銀行や役所が開いている時間でなくてはいけないので、平日の日中に休むこともやむを得ないとみなされるでしょう。
ただ、単純にローンについての相談などでしたら、土日に相談ができたり、窓口ではなくテレビ通話などで相談できたり、といった柔軟な対応をしている金融機関も増えてきました。
そうしたものを土日祝日や平日の夜に利用してはどうかと言われてしまう可能性はあります。
役所も手続き内容によってはコンビニエンスストアが利用できたり、出張所で土曜日や日曜日、平日も夜までやっていたりすることもありますね。
11.マンションの設備点検、町内会など
住んでいるマンションで、ガスや電気などの設備点検があり、立ち会いを求められているということもあるでしょう。
日時指定をしようにも、平日の日中しか選べないということもよくあるはずです。
こうなると、会社をお休みするしかありませんよね。
他にも町内会に入っていて、草むしりや掃除などが当番で回ってくるので、仕事を理由に当番を休むとご近所の方々との人間関係がうまくいかなくなってしまう、なんてこともあるかもしれません。
お住まいの地域にもよりますが、ある程度田舎で一軒家などに住んでいると、こうした地域のイベントの参加はかなり重要になってきます。
12.運転免許証の更新
土曜日にやっている免許センターもありますが、場所が限られています。
土日の休日出勤が続いてなかなか行く機会がなく、これを逃すと失効してしまう!なんて状態なら、上司も許可を出さざるをえないのではないでしょうか。
無事故無違反の人でも、休日に免許センターに更新に出かけるとかなり混雑していて時間がかかってしまいます。
休日を丸一日免許更新で潰してしまうよりは、平日の空いている状態でさっさと更新できた方が嬉しいですね。
免許センターはたいていちょっと郊外にあって遠いものですが、違反がなく平日お休みがもらえるなら最寄りの警察署で手続きできる方も多いでしょう。
その方が時間を無駄にしないし、楽ですよね。
13.パスポートの取得・更新
これも比較的いたしかたない理由ではないでしょうか。
特にプライベートではなく、仕事で海外出張があるからという場合なら、パスポートがないと仕事に行けないので当然認められるでしょう。
14.入院・通院のため
何かの病気にかかってしまった。
手術が必要になった。
通院しているので。
そうした理由ならよほどでない限り断られることはないはずです。
人間ドックなどの健康診断も同様でしょう。
働くためには健康でなくてはいけません。
健康であるための健康診断や通院のための有給休暇さえ許可がもらえないような会社なら、転職を考えた方が良いかもしれませんね。
有給休暇を上手に使おう!
有休休暇を使わずにたまっていく一方という方もいるかもしれません。
せっかくの権利なのですから、有給休暇を上手に使ってリフレッシュしましょう。
有給休暇とは?
正式名称を、『年次有給休暇』といいます。
ちょっとむずかしい言い方をすると、労働の契約を結んでいる期間の中で、本来であれば働かなければいけない日に、労働の義務を免除する制度です。
簡単に言うと、休んでもお給料がもらえる休日で、査定に響かないということになります。
一言で『休暇』と言ってもいろいろな種類があり、年次有給休暇の他にも育児休暇や慶弔休暇、会社によっては誕生日休暇、ボランティア休暇などが設けられている場合もあります。
どの休暇の場合でも、就業先の就業規則等に定められていて、決められた要件を満たす場合に申請をし、それが受理されることで認められるものになります。