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損得勘定で動く人の末路とは?それで...(続き2)

その人と友達でいることで、どんなメリットがあるのか、またどんなデメリットが考えられるのかを、無意識にそしてシビアに判断し、それを元に人間関係を決めてしまうのです。

たとえば、学生時代に仲が良かったり、幼馴染であなたの細かい性格やマイナスイメージに繋がってしまうような思い出を共有している友達って、大事にしますか?

普通の人であれば、そういった昔からの友達を大人になってからもとても大切にしますし、頼りにしたりすると思います。

しかし、損得勘定で動く人は違います。

容赦なく切ってしまえるのです。

自分にとってマイナスなことを知っている人、自分のイメージを壊されてしまいそうになると、長年培ってきたはずの友情や信頼は、いとも簡単に切れてしまうのが特徴です。

また、自分にとってプラスになると判断すると、周囲の目も気にせずに仲良くしようとしたり、露骨に気に入られようとするんだそうです。

2、元を取ろうと欲張りになる

損得勘定で動く人は、自分が費やした時間や労力ですら、その分の元を取ろうとします。

たとえば、バイキングや食べ放題に行き、お腹がいっぱいでもう食べられないけど、金額の元を取るために料理を無理やり注文するなどの行動がそうです。

金額や料理など目に見えるものの元を取ろうとするのは、する人もよくいるかもしれません。

しかし、中にはせっかくお金をかけて出かけたんだから、出先でまとめて用事を済ませてしまおうと、過密スケジュールで動く人もいます。

その際友達など他に人がいたとしても、もちろんお構いなしです。

損得勘定で動く人は、ケチだとも思われてしまうと思います。

3、何でも時給換算してしまう

どんな物事でも時給換算して、割に合うか合わないかを天秤にかけてしまうのも、損得勘定で動く人の特徴です。

何かをするときに、一日でかかるお金とその日一日アルバイトをしたときのお金を天秤にかけ、そこまでの価値がないと感じたら、アルバイトを選びます。

それが趣味など一人でする物事だったら、賢明な考えだと感じる人もいるかもしれません。

しかし、損得勘定で動く人は、他の人が絡んでも、同じように考えます。

この人と会って一日遊んだりすれば、5000円はかかってしまうけど、その時間をアルバイトをしたら、5000円稼ぐことができるとしたら、遊ぶことが自分にとってどちらが得になるのかを考えます。

そうすると、あとあと自分にとって得になる人物なのかなどを考えながら、5000円使うことに値しないなと判断したら、10000円得するアルバイトを平気で選んでしまうのです。

損得勘定をする人の中には、人の気持ちは損得勘定には入りません。

こういった点が、長い目を見ると損に繋がると言われるポイントかもしれませんね。

4、裏表があって八方美人

ここまででなんとなく分かると思いますが、損得勘定で動く人は裏表が激しい人が多いです。

いつどこで自分にとってプラスになるのか分からないので、先輩や上司、また恋愛対象になりうる異性に対しては、とても魅力的な人間だということを精一杯アピールします。

しかし、気に入られる必要のない場、友達や同僚の間、力のない先輩などしかいない場では、それまでとはうってかわって、なるべく自分の労力を使わずに人に任せきりにしたり、消極的でだらしない態度になってしまうんだそうです。

こういった点にも損得勘定が働き、頑張ることで得をするような場面では積極的に一生懸命動きますが、頑張っても意味がないと判断してしまうと、それよりもエネルギーや自分の時間を考えると損に繋がってしまうので、途端に消極的になり、自分の手や時間をわざわざ使わないよう省電力モードに入ってしまいます。

5、借りを作るのが嫌

損得勘定で動く人にとって、何かを奢ってもらったりプレゼントをもらうことは、借りを作ってしまったことになります。

借りを作ってしまうと、その後その人に対して優位に立てなくなったり、頭が上がらないという不利な状況生むと考え、損をすると判断するのです。

もちろん自分で何かを奢ったりプレゼントを渡すことで貸しを作り、その後の関係を優位に立とうと考える面もあります。

そのため、なるべくそういった借りをつくってしまわないよう立ち回り、仮に借りを作ってしまった場合も、その後すぐにお礼やご馳走をしたり、同等の金額、またはそれ以上の金額のプレゼントを送ることで、借りを帳消しにしようとする傾向があります。

こういった自分の立場をなるべく不利にしないよう、いつでも得に立ち回れるように計算して動く特徴があるそうです。

6、独自のルールがある

損得勘定で動く人の中にも、その人それぞれの価値観に基づいた損得勘定で動いているようです。

何に重点を置いて得と損を見極めるのかは、損得勘定で動く人で明らかな違いが出ます。

また、損得勘定で動く人の中でも自分の趣味や好きなもの、こだわりのものには時間も労力も惜しまないものの、それ以外のことには少しでもお金をかけたくない時間も労力も少しでも少なくしたいという基準をもっている人もいるんです。

他にも割り勘をした分を出すのは渋らなくても、差額や主役などの会費を払わない分を割った分には、とても出すことを嫌がる人もいるんだそう。

こういった部分を見るとケチだと思ってしまいますが、お金を出す出さないを渋っているわけではなく、こういった人は自分が損してしまうことに物凄く難色を示します。