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損得勘定で動く人の末路とは?それで...(続き4)

助けられたことが有難かったから、かわりに今度は私が手助けをしようというお互いの信頼関係のうえで成り立っていることも多いはずです。

しかし、損得勘定で動く人は、自分が何かをしてもらうことは当たり前ですぐ忘れてしまいます。

逆に何かをしてあげたことは明確な見返りを求めていて、いつまでも忘れません。

一歩引いてみたり、周りの人の意見が聞けるのであれば、目の前のことや物質的な物事以外に支えてもらっているんだと実感でいるはずですが、損得勘定の人の視野は目先の物事しかなく、人の意見も聞き入れることができないのです。

そうしたことから、自分ばかりが負担している、他の人はまだ余裕のある仕事内容しかやっていないと、なぜ自分ばかりと損している感情に囚われてしまいがちなんだそうです。

自分がしてあげたと考えていることも、以前にしてもらったことのお返しを考えられるのが普通の人です。

もし、そう考えられないのであれば、直接的なお返しはなくとも、様々なことが巡り巡った結果、お返しがもらえたり自分に帰ってくることもあると、分かってもらいたいものですね。

10、我慢強くて忍耐力がある

意外ですが、損得勘定で動く人は我慢強く、忍耐力が強いです。

なぜなら、自分が一番得になる瞬間までじっと耐えることができるからです。

普通なら、ここまで頑張ったしこのくらいでもと妥協してしまったりするところを、損得勘定で動く人は、折れずに最適なタイミングを待ち続けることに苦を感じません。

それは仕事でも同様のことが言えます。

自分の得になることであれば、どんなに面倒なことや地味なことでも、コツコツと間違えることなく進めることが可能です。

それはクレームの電話や、上司から叱られるなど普通の人なら避けて通りたいものも、全力で真摯に受け止め、対応して処理することができるのです。

こうしたこと自体に苦や損を感じそうなものですが、その先に明らかな出世や得の道が見えていれば、損だとは感じません。

ここまで損得で動けるのは、羨ましい気もしてしまいますね。

11、出世欲が強い

目に見える物事への執着が強い損得勘定の人にとって、出世とはとても分かりやすいポイントです。

周りよりも早く出世すること、レベルを上げることは仕事などでの最優先事項になることが多いんだそうです。

これは人間関係にも著しく表れます。

出世やレベルアップに繋がる人間や場所かどうかを基準に、人との付き合いや飲み会などに出るかどうかを判断します。

同僚や部下が仕事のアドバイスを求めたとしても、それが自分の出世に繋がるものではないので、スルーします。

逆に上司からのアドバイスや、上とのコネがあるような部下へのアドバイスには、時間を惜しむことなく教え、上司のアドバイスもすんなりと聞き入れます。

こうしたことが顕著に見えてしまう同僚などからの印象が良くなることがないのも、無理はないのかもしれません。

12、見栄を張らない

損得勘定で動く人にとって、見栄というのは必要のないもの。

周りの人間を信用できず、周りの目などお構いなしに自分の損得勘定によって動いている人にとって、周りにどう思われるかなど考えようともしません。

自分を無理に着飾ることもそれまでの労力やお金を考えれば損に繋がりますし、自分には不必要なものを取り入れたり周りの意見に合わせて無駄なことをすることも、損につながります。

よくいえば自分に素直だといえるかもしれませんが、一緒にいる人からしたら、いつも自分主導で動く自分勝手な人ともとられてしまうでしょう。

損得勘定は意外と損することが多い!?その理由は?

特徴を紹介していく中で、損をしていると分かった人もいると思います。

一見損や得を常に考え、その考えのもと行動していれば、得するような気がしますよね。

しかし、物事とはそんなに上手くいかないこともあるはずです。

損をすることがあれば得をすることもあるのは、当たり前なはずですし、別の角度から見れば、損だと思っていたことも得だったということもあるでしょう。

では、損得勘定の人が損しているのは、どんなところでしょう。

いつも余裕がない

まず、常に損得を考えて行動しているので、「ま、いっか。」などの折れるところや誰かに任せてしまうことをしません。

そのため、いつも損得を考えたり、得をするために無理をしたりすることもあります。

気を抜いて損得を考えずにありのままでいられるタイミングが限りなく少ないのです。

そう考えると、疲れることも多いでしょうし、自分が思っている通りの得がかえってこないこともありそうですよね。