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損得勘定で動く人の末路とは?それで...(続き5)

そのような点から損していると思う人が多いようです。

損から学ぶことが少ない

損得勘定の考えの人によって、損は損ということでしかなく、そこから学ぶことを見つけようとしません。

結果的に損だったとしても、その中から経験できたこと、自分が学べることだってありますよね。

その結果から次に繋げて得にする経験だってもちろんあるでしょうし、得にはならないにしても、損をした経験は無駄になるとは限りません。

しかし、損得勘定で動く人にとっては、損は損でしかないのです。

自分は損をして、他の人が得をしたという思いに執着し、次は得してやるといった思いに駆られます。

そういったところからも、周りへの配慮がなくなっていってしまうのかもしれませんね。

損から立ち直るのが遅い

損が失敗でしかなく、自分が損したことで他の人が得をしたと考えるので、いつまでも得をすることができなかったと思い悩みます。

そこの部分をどんなに悔いても結果は変わらないのですが、自分が損をしたことがどうしても許すことが出来ず、他の人が得をしたことに納得がいかないのです。

そのため、損をした失敗から立ち直るのが遅いというのは、自分の中で許すまでに時間がかかるといったことからだと思います。

得することの喜びが少ない

自分が得することを当たり前だと思っているため、得をしてもさほど喜びません。

当たり前だと思っているので、当然だといえば当然ですよね。

しかし、人は何かをしてあげて喜んでくれる人と当たり前だと思っている人がいたら、当然喜んでくれる人を助けてあげたくなるでしょう。

それは、損得を考えているわけでなく、人の感情として仕方のないことだと思います。

こういったところから、損得勘定で動く人は手助けをしてくれる人も少なくなっていき、結果として損をしてしまうということもいえます。

損得で考えるのが一番だと思っている

自分ルールで、今まで自分が得をすることが多かったと考えているので、今の自分の考えが全て完璧であり、最善だという思いが固いのです。

他の意見を聞き入れ、変わっていくことができれば損得勘定が一番だと思わなくなるタイミングがくるかもしれませんが、余程のことがない限り変わらないでしょう。

そして、その考えを持っているので、周りの人から煙たがられ離れていくことも、なんとも思いません。

また、要領よくテキパキと物事をこなすので、嫌な思いをするのは、同僚や部下などの身近な人間ばかりです。

上司などの評価をする人間には、とても良い頑張り屋な自分をアピールすることに長けているので、裏表な性格が原因で損をすることもあまりありません。

全てを損得で判断してきた結果、今が最善だと感じているうちは、どんなに違うと言ったとしても、一緒にいて得をすることのない人間に位置づけられ、最悪疎遠になってしまうこともあるかもしれません。

損得勘定してしまう理由?

最後に損得勘定をしたくないのに治らない人もいると思います。

特徴の中でいくつも当てはまることがあったり、身近で自分は大切だと感じている人の特徴によく似ていたりすれば、不安になりますよね。

損得勘定してしまう人にもそうなった経緯はあるはずです。

もともとの考えが損得勘定に基づいた考え方だったなんて人は、なかなか居ないでしょう。

では、損得勘定を軸に動いてしまう人の原因は一体どんなものが挙げられるのでしょうか。

感情で左右されやすい

感情よりも物事のほうを優先している損得勘定で動く人ですが、本質はむしろ感情で左右されやすいんです。

損得勘定の人の重点は、“どれだけお得感を得られるか”が重要なんだとか。

実際にはどちらも変わらないのに、値引き額が元の金額よりも値引きされたほうがお得に感じるんだそうです。

たとえば、1万円のものが半額になるのと2万円のものが5000円引きになるのでは、値引き額はどちらも5000円なので変わらないはずですが、50%オフのほうがお得に感じるというわけです。

損得勘定の強い人は、こういった物事にとても囚われているといえます。

損したことがあまりない

損得勘定で動く人は、得がどんなに微々たるものだったとしても、少しでも得をしようと考えています。

また、自分ルールの中に生きている人なので、普通の人が見れば損をしていると思っても、自分の中では得をしたと考えていることもあります。