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自分に向いてる仕事を見つけ出すため...(続き4)

自分の本質を知らないまま、”自分に向いてる仕事”を探し出すのは、絵が描いていない真っ白な大型パズルを完成させるのより難しいと思います。

特に、これから就活を控えている学生さんは、今まで自分を客観視する機会が少なかったのでは?

仕事探しで苦労しない為にも、事前にしっかりと自分の事を把握しておかなければなりません。

「自分の事なんだから、知らない・分からない訳ないでしょ?」と思う人もいるかもしれませんが、…本当にそうでしょうか?

もし本当に、自分の事をしっかり理解しているのなら、仕事探しの段階で「どの業界がいいかな?職種は?職場は?…多過ぎて選べないよ〜!」とあれこれ悩む事はないでしょうし、面接官からの突っ込んだ質問にもスラスラと答えられる自信があるはずです。

就職面接での質問と言えば、志望動機はもちろん、仕事に対する自分の信念や就活の軸(=仕事選びの基準)、仕事での目標や入社後の具体的なビジョンについてなどが挙げられると思います。

ですがこれは、基本中の基本の質問なので、実際(特に個人面接で)は、質問の回答について、さらに掘り下げた事を聞かれる事も珍しくありません。

こんな時、自分の事をしっかり理解していなければ、考えを上手く伝える事は出来ないでしょうし、もし答えられなければ、それこそ、「自分の事なのに答えられないのか…」と面接官に呆れられてしまうかもしれません。

そんな悲惨な事態を避ける為にも、次にまとめた”自分に向いてる仕事を見つけるためにしたいこと”を参考にしてみて下さい。

自己分析をする

”自分の事を理解する”というのは、「考えれば分かる」ではダメなのです。

特に自分に向いてる仕事を見つけたいのなら、「自分はこういう人間だ!」というのを、自身がしっかり把握おく必要があります。

自分を知るなら”自己分析”をするのが一番です。

社会人の方は学生の時や就活をしている時に1度はやった事があるのではないでしょうか?

自己分析とは”自分を探る事”であり、「将来どんな仕事に就きたいか」と認識したり、「どんな仕事が向いているか」と自分の適性を把握する事が出来るのです。

また、仕事選びの軸を明確にするのと、自分の事を他人に分かりやすく伝える為にも行います。

自己分析のやり方には、大きく分けて主に3つの方法があります。

1つ目は、今までの人生を振り返り自分の人間性について考える方法です。

印象に残っている経験から自分が何を感じ、どう成長したのかを掘り下げて考える事で、自分がどんな価値観を持っているのかが見えてきます。

2つ目は、親や友人など自分の事をよく知る人に話を聞く方法です。

客観的な視点から見た自分について他人に教えてもらう事で、自分では気付かなかった自身の新たな面を知る事が出来るでしょう。

3つ目は、就活サイトや就活セミナーで実施している、自己分析プログラムやシートを利用する方法です。

サイトやセミナーでは、自己分析の他に”適性診断”(自分の能力がどの分野の仕事に向いているかを診断するものです)も同時に行なっているところが多いので、是非そちらも受けてみて下さい。

「前にもやったから、今回はやらなくていいか」などと、思ってはいけません。

環境が変われば考え方も変わりますし、経験が増えれば視野も広がります。

それに、自己分析は何度か行って初めて、自分というものが見えてくるものです。

特に、前回の自己分析からかなり期間が空いている人は、違う結果が出る可能性が高いので、再度行ってみて下さいね。

自分の好きなことは何か

自分の好きな事から、就きたい仕事を探すのもいいでしょう。

趣味とまではいかなくても、やっていて「楽しいな」「面白いな」と感じる事はあるはずです。

例えば、人とのお喋りが好きなら、接客や営業に向いているかもしれませんし、自分の興味のある事をとことん考えるのが好きなら、研究職などが向いているかもしれませんね。

とりあえず、どんなに小さなことでも良いので、自分の好きな事を紙に書き出してみましょう。

もしかしたら意外な共通点が見つかって、それが仕事探しの重要なカギになるかもしれませんよ?

自分は何をしたいのか

”自分は社会人として何をしたいのか(=仕事を通して何が出来るのか)”をよく考えてみましょう。

もし、「人の役に立ちたい」のなら、その思いを軸に仕事を探せばいいですし、「仕事を通して自分の意見や感性を発信していきたい」のなら、それが実現出来そうな仕事を探せばいいのです。

入社後の目標(その仕事で何がしたいか)は、入社面接の際にもよく聞かれる質問なので、考えておいて損はないはずですよ。

人生で何をやり遂げたいか

先程とは違い、今度はもっと視野を広げて”人生においてやり遂げたい事”を考えてみましょう。

例えば、「世界中に人脈を築きたい」「起業したい」「幸せな家庭を作りたい」でも何でもOKです。