子供の疑問にわかりやすく答えることができるか、日々の会話の内容が知識を必要とするかどうかなど、子供が育つ環境や時間の中にどれだけ両親が知的な交流を持ってきたかということです。
教育ママなどではなく、普段の何気ない会話のことを指します。
また、両親が物事を覚えることに意欲的だと、子供からすればそれが当然の行いと思えるわけですから、自らも自然とわからないことを調べたり自分の頭で記憶するようになります。
一方、両親がすぐスマホやパソコンで調べる癖がついていて、表面上の情報を吐露するだけだと子供からすればそれが当たり前になってしまうともいえます。
想像力が豊か
想像力は無知からは生まれません。
極端な例ですが、「りんごを想像してください」と言われて、りんごを知らない人が想像できるでしょうか。
さらに、「りんごから連想してください」と言われたときに、りんごだけを想像する人もいれば、アップルパイ、ジュース、はたまたニュートンを連想する人もいるでしょう。
想像力が豊かだということは、何かひとつのきっかけから無限に脳内を探索できるほどの情報がつまっているということです。
また、夢も刺激的な日常であればあるほど複雑なものが見られるといいます。
赤ちゃんが寝ているときに動き回るのも毎日いろんなことを吸収して寝ている間に整理しているからだそうです。
もし大人になって楽しい夢が見られていないのなら、日常に刺激が足りないのかもしれません。
好奇心旺盛
好奇心旺盛な人はさまざまなことを知ろうとするので、脳内の他分野にわたって活性化していると考えられます。
右脳と左脳のことを記載しましたが、たしかに計算することと文章を読むことでは使っている機能が違います。
違う機能をバランスよく使うには、偏った興味だけでは足りません。
そこで、好奇心旺盛で何にでも首を突っ込んでいれば、新に覚えなければいけないことが増えても基礎知識や運動能力が蓄えられている可能性が高いというわけです。
そして、全く関係の無いように思える事柄でも、別の情報と組み合わさることで立体的な理解が得られるようになります。
原油の値段が高くなれば、飛行機やタクシーの料金が高くなることは容易に想像できるでしょう。
しかし、何故小麦が高くなるのかは説明できない人の方が多いのではないでしょうか。
しかし、原油に変わる燃料であるエタノール、それの原料となるトウモロコシ、トウモロコシと小麦の作付面積、輸送コストなど複数の事柄の関連性を理解していれば理由を説明できるはずです。
それが、情報を覚え、活かすことなのです。
飽きっぽくない
好奇心旺盛と飽きっぽさは共存してしまいがちですが、覚えたことは覚えたっきりではすぐ忘れてしまうもの。
飽きてしまえば、せっかく覚えた情報をすぐに一定期間取り出さなくなります。
そして、新たに覚えることを入れていくために以前の記憶は片隅に追いやられ、いつしか思い出せなくなってしまうのです。
好奇心旺盛に、途中で放り出さずにちょくちょく思い出せる機会を持っておくのがポイントです。
素直
わからないことを素直にわからないと自認しない限り、新に物事を覚えることはできません。
また、まだ理屈がわからなくても、いつかわかる日が来るときのために、とりあえず言葉通りに覚えておこうという素直さも大切です。
このことから、覚えるのが得意な人は変なプライドはもたず、情報を受け入れることに対しても非常に素直な人が多いです。
目標が高い
物事を短期間で覚えるためには高い集中力とそれを維持するモチベーションが必要です。
そのため、目標を高く掲げている人も覚えるのが得意といえます。
目標が高いためクリアしなければいけない段階も多いく、段階ごとに覚えるべきことをしっかりおさえています。
そして、目標があるということは覚えたことを実践する機会もあるので、一度覚えたことを忘れないでいられること、段階的なため基礎がしっかりしていることも含めて物事を覚えやすくなります。
人生や世の中が楽しい
人生や世の中が楽しい、という気持ちは日々の中で得られる事がたくさんあるという認識のもとに成り立ちます。
その気持ちは、知らないことがあるのはもったいない、という考え方にもつながるため自然と物事を覚えやすいモチベーションになっている状態です。
周囲に努力家が多い影響を受けている
子供の頃の学びの姿勢が両親の姿勢であるならば、大人になってからは周囲の人たちの姿勢が考え方の基準になってきます。