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異動挨拶をきっちり決めるための7個...(続き3)

冒頭でもお伝えした通り挨拶は非常に重要な行いであり、自分自身の良い印象を決定づける大切な要因になります。

だからこそ、挨拶に関しては何事においても非常に重要視をしておかなければいけません。

挨拶状に関してはまだ考えながら作成することができるかもしれませんが、人前でのスピーチや人前での挨拶に関しては、しっかりと考えておかないと言葉が出てこない可能性などもあります。

一般的に考えて、挨拶をする場合はそれなりに形なども決まっていますので、それらがバラバラになった拙い挨拶を聞くと、聞いている方もあまりうれしい気持ちにはなりません。

なので、しっかりとお礼の言葉の一般的な伝え方、そして挨拶に言葉、今後の抱負などをすらっと伝えられるようにある程度簡単な内容くらいは頭に叩き込んでおくようにしてください。

そもそも人事異動はいきなり今日伝えられて今日いきなり異動するというようなものでもありませんので、事前に伝えられているということは事前にそのような状況をある程度想像することができるということになります。

それを踏まえて考えてみると、しっかりと挨拶もできないような人間は何事においても準備不足な人間であると判断されてしまいますので、自分自身の評価を落とさないためにもしっかりと準備しておくように注意しておきましょう。

2.挨拶のタイミングを注意する

次にご紹介する異動挨拶をきっちり決めるための注意点としては「.挨拶のタイミングを注意する」ということが挙げられます。

なぜ「.挨拶のタイミングを注意する」ということが注意点に該当するのかと考えたときに、異動の挨拶のタイミングを間違えてしまうことによって、会社にとって不利益な状況になってしまうことを防ぐためです。

どういうことかと言いますと、異動することが分かってすぐに連絡をしないといけないと思っている人がいますが、残念ながらその考え方が間違っています。

一般的に考えて異動をする際には、当然事前通達があり、それから後日正式に告知が解禁されるというのが通例になっています。

なので、異動の連絡が来てすぐに周りに連絡をするのではなく、きちんと異動の正式な告知解禁日が来るまではしっかりとそれを待つ必要性があります。

なので、告知解禁日が来るまでは一般的に考えて機密情報となっていますので公開することはできません。

もしもこれを公開してしまった場合、会社から注意をうける可能性があり、自分の評価を貶めてしまう行動になってしまいます。

だからこそ挨拶のタイミングはしっかりと注意をしておかなければいけないのです。

もしも会社から正式な告知解禁日の連絡がなかった場合、必ず上司に相談しどのような対応すればいいのかということの指示を仰ぐようにしてください。

3.得意先や取引先への挨拶を忘れない

次にご紹介する異動挨拶をきっちり決めるための注意点としては「得意先や取引先への挨拶を忘れない」ということが挙げられます。

これに関してはわざわざ説明する必要もないくらいに一般的なことになると思うのですが、得意先が取引先に関しては会社にとってのお客様であり、とても大切な存在です。

なので、自分が異動を受けた場合には必ず挨拶をしておかなければいけない存在になります。

先ほどもお伝えしましたが、自分自身が得意先が取引先の立場に立って考えてみれば、いきなり担当者が変わって別の人間が引き継ぐことになりましたと言われても、急なことなので不安な気持ちになったりしますよね。

ルールやマナーを守れないような会社なんだと思われても仕方がありませんし、前の担当者の人間が一般的な気遣いなどもできないような人間だったんだと思い、嫌な気分になってしまったりその会社に対して不信感をもってしまったりするような結果につながってしまいます。

しかしながら、その会社は当然得意先が取引先であれば今後も関係性を続けていかなければいけませんので、自分の行いによって不信感を持たれてしまったとなると自分自身が危うい立場になってしまいます。

そのようなことを考えなくても、そもそもビジネス上で関わりがある人間なのであれば挨拶をするのが当たり前ということは少し考えればわかるはずです。

なので、必ず得意先や取引先に関してはしっかりと挨拶を行うということを注意してください。

しかしながら、挨拶をしないといけないという気持ちが高ぶってしまい、タイミングを考えずに相手に対して連絡をしたりするのだけは避けなければいけません。

先ほどもお伝えしたようにきちんと会社から正式な告知解禁日の通達が来てから連絡をする必要性がありますし、連絡をするのであれば解禁日が来てすぐに連絡をするようにするのが相手にとっても余裕を持って情報を受け取ることができる気遣いにつながります。

さらに相手のことを考えるのであれば、できれば異動した後にも一か月後くらいに再度連絡を入れるのが丁寧な連絡になりますので、余裕があればここまでの対応を視野に入れて行動するようにしてください。

4.異動にあたっての引き継ぎに関して

次にご紹介する異動挨拶をきっちり決めるための注意点としては「異動にあたっての引き継ぎ」ということが挙げられます。

なぜ「異動にあたっての引き継ぎ」ということが注意点に該当するのかと考えたときに、考えてみればすぐにわかることですが自分が異動になってしまった場合、自分自身が担当していた仕事は別の人間が担当するということになりますよね。

しかしながら、誰でも簡単に行えるような仕事なれば問題はありませんが、中には様々なことに注意をしておかなければいけないような業務なども存在しているはずです。

それを踏まえて考えてみると、いきなり明日からこの仕事やってね、と言われてもすぐに受け入れることなどはできません。

そのような状態で取引先のところに来られても、取引先からしても迷惑な話ですよね。

それは引き継ぐ人間も困りますし、取引先も嫌な気分になってしまいます。

なので、必ず異動に当たっての引継ぎに関する行動は余裕をもって行っておかなければいけません。

具体的には、取引先に対して新しい担当者を紹介する連絡を行ったり、余裕があるのであれば実際に取引先に一緒に同行してもらい挨拶を兼ねて言葉を交わす、もしくは引継ぎに関する段取りなどをしっかりと入念に行い時間を作るといったような行動が求められます。

しっかりとこれらのことを先読みして考えて実行しておかないと、後から困ってしまうのは自分自身になりますので、必ず異動にあたっての引継ぎに関しては注意して考えるようにしてください。

5.異動前にひとりひとりに感謝を伝える

次にご紹介する異動挨拶をきっちり決めるための注意点としては「.異動前にひとりひとりに感謝を伝える」ということが挙げられます。