誰にでも、「もう嫌だ…」とすべてを投げ出してしまいたくなる時があるでしょう。
そう思った時、一人ではどうすることもできず立ち止まってしまうかもしれません。
今回は、そんなもう嫌だ…となったとき、気持ちをリセットさせてくれるアドバイスをご紹介します。
もし一人で悩んでいるなら、一度この記事を読んでみてくださいね。
誰にだってもう嫌だ…となるときはある
きっかけは違うにしろ、誰にだって「もう嫌だ…」と思ってしまうことはあります。
きっと今までの人生で何度か経験してきたのではないでしょうか。
例えば、仕事が忙しすぎてろくに休みもとれず、疲れはMAX…なのに仕事を投げ出すことはできない…こんな状況ならもう嫌だ!となりますよね。
毎日家事や育児に追われている主婦の方も、「もう嫌だ…」と逃げ出したくなることがあるでしょう。
また、何もかも上手くいかない人生に対して「もう嫌だ…」となっている人もいるかもしれません。
理由はひとそれぞれですが、「もう嫌だ」と思うことは誰だってあるのです。
そんな時は一旦リセットしてみて!
もう嫌だ、と思ったときは、一旦リセットしてみるのが正しい対処法です。
これは勝負事でも、恋愛でも、ほとんどあらゆる場面で当てはまります。
恋人と別れて、せいせいした顔をしている女性を見かけたことがあれば、それを思い出して、参考としてください。
男性にはちょっとそこまではできそうにない、見事なリセットぶりです。
鮮やかの一語に尽きす。
未練たらたらの男たちとは、とても同じ人間とは思えません。
もう嫌だ…と思った時の気持ちをリセットさせてくれる8個のアドバイス
それでは、もう少し具体的に考察していくことにしましょう。
どのようなリセット方法を取れば、より効果的なのでしょうか。
1.原因を考えるより解決方法を考えよう
もう嫌だ、となってしまったときは、その原因を追求するより、問題を解決することに努めましょう。
行き詰まっていたナンプレ(数独)の問題や、間違い探しの最後の1つを見つけると、それまでのモヤモヤは一気に解消され、身も心もスッキリするでしょう。
いやな問題が解決できれば、これと同じスッキリ感覚を味わうことができます。
そのほうがずっと時間が有効になる
落ち着きを欠いたまま、原因の追求を行うと、感情的な結論となってしまいがちです。
客観的な分析とはほど遠いものになりそうです。
特定の個人や、世間のせいにして何ら反省せずという結果に陥りやすくなります。
これでは、時間の浪費にしかなっていません。
時間は有効に使いましょう。
2.くよくよ考えずにまずはゆっくり休もう
もう嫌だ、となってしまったら、くよくよ考えず、一旦思考停止するもの有力な方法です。
疲労回復やリフレッシュするに当たっても、何をするか、どこへ行くか、考えを巡らせる必要があります。
それすら停止してしまうのです。
長時間寝てしまうのも良い方法
休みの日には誰にも邪魔されず長時間寝てしまいましょう。
寝ることによって体力は回復し、暗い気持ちがなくなるかもしれません。
長時間寝たら、一旦部屋の空気を入れ替えて深呼吸しましょう。
心のモヤモヤはどこかに消えてしまうはずです。
3.前向きになれる映画を観よう
アクション映画や、ファンタジー映画など、非現実の世界へ連れていってくれる、前向きな映画を観るのも効果的です。
コメディ映画も悪くありません。
人間の本質を見つめるようなシリアスな作品は避けましょう。
失敗続きから逆転人生になる内容のもの
人生逆転の映画を見るなら、洋画の方がよいでしょう。
セリフの細かいニュアンスがわかってしまうより、字幕だけでは足りない部分を想像でおぎなう方が、脳の活性化にもつながります。
4.気持ちを外に吐き出そう!
内にこもったもやもやは、ため込まないようにしましょう。
機会を見つけて、吐き出すようにしないと、いつか破裂してしまいます。
ここで反社会的行為に走ってしまったら、元も子も、何もかも失ってしまうことにもなりかねません。
適度に息抜きを繰り返すことを、習慣付けることが大切です。
愚痴や相談を言える信頼できる親友を持つ
定期的にベストなタイミングで吐き出すには、信頼できる人が周囲にいることが不可欠です。
これは家族の役割ではありません。
年齢の近い同性の友人がベストでしょう。
少なくとも同じ空気を吸ってきた仲間であることが必要です。
5.どんな人も紆余曲折があることを知ろう
今をときめく経営者たちも、失敗ばかり繰り返してきました。
失敗にめげなかったことが、唯一の取柄であった、というに過ぎません。
失敗を乗り越えずに、スポットライトが当たっている人など一人もいないことを、よく知っておきましょう。
どんな成功者もものすごく辛い目に遭っていることが多い
やたらと声が大きく、がさつで暑苦しい創業企業のオヤジたちは、青年時代の写真を見ると、目元涼しい二枚目であることが多いものです。
イケメンがいかついブルドッグに一変してしまうのです。
資金繰りの悪化や、信頼していた取引先に裏切られ、など夜も寝られない日々を過ごして来た結果です。
それほど会社を立ち上げるとは厳しいことです。
誰にでもできることではありません。
6.失敗や挫折はあなたのための薬だと思おう
失敗や挫折を繰り返すことは、自分の将来にとって貴重な経験です。
気の持ち方次第で、養分にもなれば毒にもなるなど大きく変わります。
あまり深刻に考えないことが大切です。
反省はしっかりする一方で、命まで取られることはあるまい、と開き直ることも必要です。
それさえできれば、たいていの危機は乗り越えられます。
失敗や挫折を必要以上に恐れるのは、やめにしましょう。
むしろ歓迎するくらいの強い気持ちを維持したいものです。
それらが無いとあなたは強くなれないのです!
挫折や失敗は、誰にも避けられません。
もう嫌だ、とプロジェクトをほっぽりだし、失敗を避けまくったところで、結局は同じです。
失敗とわかる地点が異なるだけになるでしょう。
それなら、初めから積極的に引き受けてしまいましょう。
企業の不正を見ていると、隠せば隠すほど、問題が深刻化しているのがわかります。
一旦立ち切って、きちんとした反省を加え、改善策を実行すれば、強い組織に再生できます。
これは個人においても、事情は全く同じです。
7.自分よりも人のために何かをしてあげよう
自己嫌悪に陥ることは誰しもあります。
これは、健全な思考能力を持つ人間の証明でもあります。
そういう思考に頭がとらわれているときは、いったん自分から離れ、社会に目を向けてみませんか。
自分より気の毒な人は、いくらでもいることがわかります。
何か一つ関心を持続すれば、それが新しいきっかけとなり、生活そのものが、前向きなものへ変わっていくかもしれません。
気持ちを内側よりも外側に向ける
そのためには、気持ちの持ち方を内側から外側へシフトしていくことが必要です。
ちょっとしたきっかけを、プラス要素としてとらえるようにしましょう。
たとえばトラブルを笑い飛ばすだけでも、いいでしょう。
少なくとも心理的な落ち込みは、ここで止まるはずです。
一番効果的なのは、友人などよき理解者と一緒に行動することでしょう。
間違いなく気が紛れます。
気持ちが前向きになる
気持ちが外側へ向いていれば、五感が刺激され、新しい発見を感知することができるようになります。
そうしているうちに、気持ちはどんどん前向きに変化していくことでしょう。
何か新しいことに取り組む、心理的な準備ができます。
目に映る光景も変わってくるでしょう。
どどんなメッセージでも、しっかり受け取れるようになります。
8.何とかなるさ、を口癖に!
「ケセラセラ」という言葉を、中高年の方ならよく覚えていらっしゃることでしょう。
耳にこびりついている人さえいるかもしれません。
なせばなるという意味のスペイン語だそうですが、実は英語圏でしか用いられていないそうです。
何か壁にぶつかった時には、「何とかなるさ!」と自分に言い聞かせましょう。
生きてさえいれば、本当になんとかなります。
もちろん投げ出して問題を解決しようとしないのはよくありませんが、あまり深刻に考えすぎず気楽にいこうということです。
もう嫌だ…となってしまう人の4個の特徴
もう嫌だ…となってしまう人には、どのような特徴が備わっているのでしょうか。
決して嫌な人ばかりではないはずです。
しかし共通点もみられることでしょう。
それは、どのあたりに存在しているのでしょうか。
1.疲れている
身体も頭も疲れてくると、もう何もかも嫌だ、と放り出してしまいたくなります。
そういうときに備えて、独自のリフレッシュの方法を、いくつか所持しておきましょう。
のんびり休息をとる、スポーツなどで別の疲労を加えることで相殺する、などさまざまな方法があります。
遊びの上手い人を参考にするとよいでしょう。
いつも元気いっぱいに見える人は、無理を重ねている可能性があります。
したがって必ずしも参考になるとは限りません。
この辺りはしっかり見極めましょう。
これができるようなら、あなたの疲れはとれてきている、と思います。
2.辛いことが何度が続いている
辛いことが続いていると、何もかも辛いと、人生を悲観してしまっている可能性があります。
周囲から誤解されている、と感じていればなおさらでしょう。
こういうこともあるさ、と笑い飛ばすことができれば最高です。
それができなければ、別の負荷を身体にかけて、辛いことを、まるごと忘れるようにもっていくようにします。
何としても、うまくリフレッシュしなければなりません。
3.成功体験が少ない
もう嫌だと、物事をすぐに投げ出してしまう人は、成功体験を持っていないか、極めて少ないことがほとんどなのでしょう。
どうせだめだろう、と短絡的に結論を出すのが通例になっていたのです。
小さな目標をかかげ、それを達成することからはじめましょう。
成功体験を収集することが大切です。
それを継続して行うようにします。
それらが自信につながっていけば、あなたの行動パターンは、より積極的なものへと変わっていくはずです。
4.自分に自信がない
自分に自信がないと思っているのが、自分だけだと思うことが問題です。
自信満々に見える人でも、不安を抱えて突っ張っているだけ、ということはよくあります。
外国人はとくにそれが極端です。
弱味を見せたら負けという思想が強いのです。
最後まで自己主張と交渉をやめようとはしません。
自信のなさも最後まで隠し、自分を強く見せることに集中します。
これはこれでプレッシャーの強い状況ですが、不安に苛まれ、何もしないよりはましでしょう。
【自分に自信をつける方法は、こちらの記事もチェック!】
リセットできたらまた頑張ればいい!
一流の人とはリセットの上手い人と評して間違いありません。
負けや失敗を引きずらないということが最も大事なのです。
これはスポーツマンでも経営者でも、一般人においてもまったく変わりありません。
最近、筆者が最も気になることは、若い世代のサラリーマンたちのもろさです。
冗談を言ったつもりが、本気の取られてしまい、こちらがあわてたことも一度や二度ではありません。
プレッシャーに耐えられず、休職したとか、せっかくつかんだ花形ポジションを自ら放棄する、という事例をいくつも聞いています。
もう嫌だ、と投げ出してしまったわけです。
顔色が悪い人や、どうみてもストレス太り、という人もいました。
せっかく期待されていたのに、社内のキャリアは、ここで折れてしまいました。
繊細にすぎて、図太い神経を欠いている、ということよりも、うまくリフレッシュする能力を欠いていたことが、最大の原因ではないでしょうか。
まず先のことは考えず、リセットすることだけに集中した方がよさそうです。