「几帳面な人」と聞くと、「時間に正確できっちりしている人」や「細かいことが気になる人」という印象があると思います。

しっかりしていて頼りになる反面、些細なことが気になったり、神経質だったりと、長所もあれば、短所もあるのが几帳面な人です。

では、具体的にはどんな特徴があるのでしょうか。

几帳面な人が持つ、21個の特徴をご紹介していきます。

几帳面な人の20個の特徴

1. 綺麗好き

几帳面な人には、綺麗好きな人が多いです。

その理由は、几帳面な人の多くが埃やゴミのような細かいものが気になる、あれこれと室内で散らかっている見栄えの悪さが気になるなどの性格をしているからです。

元々部屋が綺麗だった場合、そこに少しでもゴミが落ちていたり、机の隅に埃が落ちているのを一度見つけてしまうと、それがどうしても気になって仕方なくなるのです。

捨てるのが少々面倒だとしても、捨てた後の自身の満足感や、再び綺麗な室内に戻ったことへの安堵感を得るために、几帳面な人はつい自ら動いて周りを綺麗にするのです。

しかし反面、最初から物凄く汚れた空間内では、意外に片づけをしない人もいます。

そういう人は几帳面の中でも、「元々綺麗なものがちょっとでも汚れるのは嫌だが、元から汚ければもう手を付ける気になれない人」のタイプです。

また、神経質「過ぎる」と称される人の場合には、机の向きやティッシュ箱の位置などが、ほんの数センチでもずれるのを異常に気にして、何度も位置を直すことがあります。

一口に「綺麗好き」と言っても、実は几帳面な人のタイプによっては、行動が少しずつ違ってくるのです。

2.神経質である

几帳面な人は、一般的な人よりも細かいことが目につきやすいです。

また、些細なことが気になって仕方がないという人も少なくありません。

細かいことが気になるということは、他の人に比べて何かを考える時間が増え、それだけ周囲の出来事に対して神経質になります。

神経質になるとますます人よりもあれこれと気を配ることが多いため、気持ちに余裕がなくなって、イライラしやすくなる人もいます。

典型的な神経質のタイプでは、周囲のさまざまな出来事に一々自分の感情を巻き込んでしまい、結果的に自爆してしまいます。

それは周りの人から見ると「一人で勝手にあれこれと考え込んで、一人でイライラして怒り出す迷惑な人」と思えてしまうのです。

普通に考えれば、「もっと心に余裕を持てばいいのに」と思いますよね?しかし、几帳面な人はその性質ゆえに、どうしても神経質になってしまいがちなのです。

3.準備が念入り

几帳面な人は、何かをする時に予め念入りに準備を行うことが多いです。

その理由は、几帳面な人の多くが不慮の事態やぶっつけ本番に弱いためです。

例えば会社でプレゼンを行う場合、几帳面な人はプレゼン内容を事前に何度も確認します。

また人によっては、本番までに鏡の前や一人の空間で何度も話すリハーサルを行います。

そして本番でされるであろう質問項目も予め想定し、それに対する資料や解答まで用意していることもあります。

そうして準備が万全に整った状態でプレゼンを迎えるのです。

このように、几帳面な人ほど事前の準備が非常に念入りです。

しかしそれは裏を返せば不慮の事態に弱いということになります。

例えばプレゼン中に急にパソコンが停止してしまった際に、機転の利く人であれば画面がなくても話が出来ます。

しかし、最初から最後までマニュアルのように準備をしてしまっていると、咄嗟の時にはパニックに陥り、おろおろと慌ててしまいます。

トラブルやピンチの時にこそ人間性は見えてきます。

几帳面な人は一見「しっかりしている人」と見られていますが、突然のイレギュラーな出来事には意外と弱いのです。

しかし、不慮の事態がなければ、最初から最後まで念入りに行った準備通りにきちっとプレゼンが出来ますので、

表面上は「そつなく何でもこなせる人」というイメージが付きやすいです。

4. 時間がきっちりしている

時間をきっちり守る人は何も几帳面な人に限りません。

しかし、几帳面な人はその中でもとくに時間の管理を徹底しています。

人によっては朝起きてから就寝までの一日の計画を、凡そ時間で割り振っている人もいることでしょう。

几帳面な人は、自分の行動に対し、時間を基準にして計画することがあります。

つまり、「今日は〇〇をやりたいから、なにとなにの間にそれを入れよう」ではなく、「今日は何時~何時まで〇〇をしたい。

だとすると、今日のスケジュールの中で何時~何時に時間が取れるからそこで行おう」といった具合に、とにかく時間で細かくやることを分けています。

そのため、少しでも予定が狂うと神経質になることがあります。

また、約束の時間などはしっかり守り、遅刻もしませんが、人にもそれを強要する場合があります。

時間にルーズな人や、計画性のない人に対しては厳しい態度を取ることもあるため、人によってはトラブルの原因ともなります。

5. 計画性がある

几帳面な人は、何かをする際に最初から最後まですべてを計画しておくことで、内容をしっかり把握しておきたい(安心したい)という気持ちがあります。

そのため、何かを行うことが決まれば、自然と頭の中ではそれを行う段取りが計画されます。

これはほぼ無意識に近い行動で、几帳面な人にとって計画を立てるのはもはや癖になっています。

自分一人だけの場合には、イレギュラーが起きない限りは大きな問題はありません。

集団で行動する際には、計画性がしっかりしているため、周囲からリーダーやまとめ役、進行役などを頼まれやすいです。

しかし、一度任されると張り切って計画を立てますが、いざ本番でそれが上手く進まないと、

非常に神経質になり、周囲を急かしたり、自分の計画した通りに流れを持って行こうとします。

その結果トラブルになることもあるのです。

どこまでも緻密な計画性は大変頼もしくもありますが、計画した当人はそのスケジュールのままに進めないと気が済まない一面もありますので、

集団で何かを計画する際にはどちらもある程度の柔軟性が必要です。

6. 小さなことも手を抜かない

几帳面な人は、その計画性ゆえにどんな小さなことにも手を抜きません。

それは、もし手を抜いてそれが後でトラブルになったら、という不安や、不慮の事態を避けたいという気持ちからきています。

几帳面な人は、計画性がある反面、イレギュラーな出来事に弱いです。

突然何かでトラブルが起きたり、予想していなかったことが起こると、どうしていいのか分からずにパニックになってしまいます。

ひとまずそれが落ち着いても、一人でどこかで気持ちを落ち着けて、想定外の出来事からこれからの流れをもう一度計画し直したいと思うことでしょう。

そういった性格から、どんな些細なこともこまかくチェックして、決して手を抜くことはしないのです。

例えば明日までにやらなければならない仕事を受けて、あらかたそれを終えた時。

残りの作業の中で、少しくらい手を抜いても良さそうな箇所があれば、手を抜く人ももちろんいるでしょう。

しかし、几帳面な人はこう考えます。

「もしここで手を抜いて、明日それを指摘されたら・・」と。

指摘をされる、というのは、その人にとっては十分にパニックになる不安要素です。

仮に手を抜いて翌日にそれを指摘された場合にも、「手を抜けると思ったから抜いてしまった」では言い訳になりませんし、本人の評価にも繋がります。

そういったあらゆるデメリットになりそうな要素は、考えられる限り消そうとします。

その結果、几帳面な人はどんな小さなことにも手を抜くことはないのです。

万一手を抜いた場合にも、後にそれで痛い目を見れば、二度と同じことは繰り返さないでしょう。

7. 仕事などで人からの評価を得やすい

几帳面な人は、仕事などで周りの人からの評価を得やすいです。

それは几帳面な人の時間の管理の徹底や仕事の計画性、またあらゆることに対応出来るよう、

予めさまざまなケースを想定し、対処法を用意しておく、などの行動からです。

例えば誰かに1のことをお願いした場合、通常ならば言われたように1のことを行うでしょう。

しかし、几帳面な人に1をお願いすると、10ぐらいまでを想定した行動を取ります。

それは誰かに頼まれたわけではなく、几帳面な人が自分の不安要素を取り除くために行動した結果、10にまでなったことです。

しかし、それは頼んだ人からすると、「こんなことまでやってくれたのか!」と高評価の対象となるのです。

もちろんやり過ぎた場合や、頼まれてもいないのにあれこれとしてきた場合に、反対に不評を買うこともあります。

しかし、大抵の場合は、周囲の人は「この人は仕事がよく出来る人だ」と几帳面な人を評価することが多いです。

それゆえ、几帳面な人は仕事で頼りにされることも多く、人からの評価も得やすいのです。

8. 自分にも他人にも厳しい

几帳面な人は、周囲から高く評価されることが多いです。

そのため、周囲の期待に応えようと思うあまり、どんどん自分の几帳面さに拍車をかけていってしまいます。

元々、他の人よりも時間や計画性といった面においてしっかりしている部分が多いのです。

そこに他者からの評価や頼まれごとなどが加わると、責任感が異常に強くなってしまいます。

自分一人であれば、その責任感も心地よいものかもしれません。

しかし、集団になった場合に、几帳面な人はその自分に対する厳しさを、他人にも求める傾向があります。

「これは何時までに終わらせなければならない」と思ったら、なんとかしてそれを終わらせようとします。

集団であれば、当然周囲も巻き込んでどんどん急かして動かそうとします。

しかし、集団ともなれば、人間関係はさまざまです。

サボりたがる人もいれば、「時間に間に合いそうにないのなら、ある程度で終わらせてしまえばいい」と適当に切り上げようとする人もいます。

しかし、几帳面な人の考え方は、あくまでも「何時までに、完璧に終わらせなければならない」です。

誰かからそれを頼まれていれば、より期待に応えようとして、その内容までも完璧に仕上げようとします。

つまり、融通が利かせられないのです。

その結果、厳しくされた周りの人たちは「何だあの人は一人で焦って」「なんか忙しなくて嫌だなぁ」などと不満を抱いてしまうことになります。

9. 礼儀や倫理観にこだわる

几帳面な人には、マナーがあり常識を持っている人が多いです。

人に対する礼儀はしっかりしていて、挨拶やお礼なども欠かしません。

また、倫理観も強いため、「公共の場では騒がない」「お年寄りには席を譲る」などの心構えが日頃から出来ています。

そのため当然、自身は一人の理性ある人間としてきちっと行動しています。

しかし、同じように他人にもそれを求める傾向が見られます。

「挨拶をしたら挨拶を返すべきだ」「障害物がある車の方が道を譲るべきだ」など、

ごく当たり前のありふれた内容ですが、「それしか許されない」という固定観念も強いです。

もし職場で同僚に挨拶をして、同僚が無視をしたら(偶然聞こえていなかったとしても)、

「挨拶を無視するなんて非常識なやつだ、大人としてなってない!」と腹立たしく思えてしまいます。

同じように、車を運転していて、こちらが道を譲っても、対向車が当たり前に通り過ぎていってしまえば、「なんて礼儀知らずのやつなんだ」と憤慨します。

そして、一度「礼儀知らず」や「常識がない」と相手を判断してしまうと、それ以降相手と接する際にも、「そういう人間」として接することが多いです。

相手に対してどこか態度が素っ気なかったり、厳しかったりすることがあります。

大抵の場合相手は何のことだか分かっていないため、何故自分に対して態度が悪いのか分からず困惑するか、もしくは関係が悪くなってしまう恐れがあります。

10. 貯金や節約が得意

几帳面な人は、真面目にコツコツと行うことが得意です。

飛び抜けて行ってしまうと、途中で何か抜けている部分がないか不安になることがあるため、一つずつ積み重ねていく方を好みます。

貯金や節約に関しても、比較的得意な人が多いです。

例えば貯金箱を購入したら、毎日コツコツと同じだけの額を入れていきます。

500円玉貯金の場合には、わざわざお札を崩して、500円玉を作って貯金をするほどにマメです。

それが少しずつたまっていく過程が、几帳面な人にとっては見ていて楽しいのです。

通帳に額を入れる場合も同じです。

貯まれば貯まるほど、嬉しくなって貯金を続けます。

節約も同じように、マメに行います。

食費を出来るだけ安く抑えたり、欲しいものを我慢したりします。

自分の欲望を抑えてでも、「節約している」という事実はそれだけ当人にとっては満足で、嬉しいものなのです。

しかし、いったんそれらが崩れてしまうと、いっそすべてが嫌になって貯金も節約も止めてしまう、という極端な考え方の持ち主も中にはいます。

11. 思い通りにいかないとストレスが溜まり易い