柔軟性のある人ならそこで考え方を変えて行動出来ますが、マニュアル通りに貫こうとすると苦労する場面も見られます。
15. 責任感が強い
几帳面な人は、その計画性や時間の管理の仕方から、自然と人から頼られることが多いです。
頼りにされるということは、それだけ周りから期待されているということです。
几帳面な人は、その事実を真剣に、また重く受け止めるため、「周囲や上司の期待を裏切ってはいけない」と過剰に頑張ってしまいます。
それが責任感の強さに繋がるのです。
責任感が強いのはとても良いことです。
しかし、先にも挙げたように、几帳面な人は集団行動などでスムーズに進まなくなると、責任感の強さから、「なんとかして仕上げなければ」と躍起になります。
そして周囲の人の気持ちを十分に考えることが出来ず、結果のみを出そうとして強引に行動してしまうことがあるため、トラブルも起きてしまう可能性もあります。
それを除けば、頼めば必ず結果を出してくれることから、周囲や上司からは大変信頼が厚いです。
16. 字を書くのが上手
几帳面と達筆さとでは、一見関係がないように思えます。
しかし、几帳面な人は、文字を書く際にも適当には書かないため、字が上手なことが多いです。
特に習字を習っていた経験がない人でも、一画一画をきちっと揃えて書くため、誰が見ても上手な字になります。
無意識に上手な字を書く人もいれば、後述する「プライドが高い人」の場合は、誰から見ても上手な字になるよう意識して書く人もいます。
どちらにせよ、字は人柄を表すとも考えられているため、世間体は良いでしょう。
17. プライドが高い
几帳面な人は、礼儀や倫理観をきちんと持ち合わせている一方で、プライドが高い面も目立ちます。
計画性があり、その計画の通りに事が進めば自分のやり方に対して自信が生まれます。
また、周囲から頼られることで、「自分はそれだけ周りから見て優れた人間なんだ」と思えます。
いつでも「何事もそつなくこなせる自分像」を頭の中で作っており、その像に近づくために懸命に努力を重ねます。
そうして、努力して結果を出せる自分に対して自信を持ちます。
また、自分のように努力をしない人間を見ると、下に見てしまうこともしばしばです。
几帳面な人は、例え表面上は隠していても、どこかでプライドの高さがにじみ出てしまっています。
そのため、周囲からは認められつつも、反面「あの人はプライドが高そうだよね」と思われていることも実は多いです。
18. 身だしなみがいつも整っている
几帳面な人は、掃除や仕事、プライベートなどさまざまな面でその性格を表します。
それは身だしなみにおいても同じことです。
いつも服装や髪型、持ち物に気を使い、きちんとした格好を心掛けます。
周囲から見た自分の姿を想像し、周りの人からどう思われているかも細かく頭の中で考えます。
それは几帳面な人が、他人の自分に対する視線や評価を気にするためです。
頼りにされることが多く、責任感が強いほど、いつも「頼りにされる存在」であろうと努力します。
またそこからくるプライドの高さで、自分が周りから一目置かれるような存在でありたいと願います。
そのためには、服装が整っていなければならない、と考えているのです。
また、周囲から見た自分を気にしていない場合にも、単純に綺麗好きな性格から身だしなみを整えていることもあります。
19. こだわりが強い
几帳面な人は、自分の中の常識や倫理観から、「こういう時にはこうするべき」や「この場合はこうであるべきだ」といったこだわりが強いです。