要するにその機会を逃してしまえば、翌年に持ち越しになってしまうということです。
それに資格を取得しようと決めたところ、資格試験が再来月と分かり、受験申し込みをしたところで受かる保証もないわけです。
資格を取得するには、”どれくらいの勉強が必要なのか””資格の試験はいつぐらいに開催されるのか”この2つを抑えておく必要があります。
勉強に関しては、その資格の知識について現段階でどれくらいの知識を持っているのかも参考になります。
過去問題を解いてみてどれくらいの正答率を得ることができるのかを確認してみましょう。
また、通信講座や資格取得のスクールに通う計画のある方は、その受講期間までもしっかりと考えていかなければなりません。
早いものであれば数ヶ月で終わりますが、難しい資格になればなるほど受講期間も長くなるということを頭に入れておいてください。
また、資格試験に受験するとなったとき、試験よりも数ヶ月前に受験募集しており、試験前日などには申し込みができないので、申し込み期間までしっかりとチェックしておきましょう。
そして資格の取得期間によっては、仕事を変えるときまでに間に合わないこともあるので計画的に勉強を進めることが重要になります。
4.仕事と両立できるか
これから資格を取得しようと考えている人のほとんどは、すでに何かしらの仕事についている人が多いかと思います。
または、学生さんもいるかもしれないですね。
そのような方の場合は、仕事や学校と試験勉強を両立できるかどうかがポイントになります。
仕事が忙しすぎて資格の勉強がスケジュール通りに進まないと、自信を持って資格試験に臨むことができません。
反対に資格試験の勉強に没頭するはいいものの、現在の仕事がおろそかになってしまっては資格を取得できたとしてもその資格を活用できる仕事を任せてもらえなくなってしまうかもしれないのです。
そうはいっても、どんなに忙しくても資格を取得する人はいますよね。
そのような人は、通勤時間などのスキマ時間、寝る前のちょっとした時間、早起きした時間を大切に活用し、どんなに疲れていても目的意識がしっかりしているので自分に負けることがないからなんです。
まずは、私生活を振り返り、勉強に変換できる時間はあるか(遊びの時間、趣味の時間、通勤の時間など)、何か困難に出くわしても柔軟に対処できるかどうか…までしっかりと考えて計画しておきましょう。
5.どれくらい稼ぎたいのか
どの資格を取得すればいいのか分からない…仕事に合う資格は見つけたけれどもたくさんありすぎて、どれから取得すればいいのか…なんて思い悩んでしまいますよね。
そのような方は、今のお給料にプラスして、もしくは新しくどれくらいのお金を稼ぎたいのかを考えてみてください。
お金のことをしっかりとイメージしておくことによって、そこに近づきやすくなるんですよ。
もしも、会社の制度などで「◯◯の資格を持っていたら給料はプラスする」なんていうのがあれば、その資格を目指せばいいですよね。
また、新しく仕事をしようとしているのであれば、”稼げる資格”なんかを参考にするのも良いかもしれないですね。
まずは、具体的に月収、年収でどれくらいの額を稼ぎたいのかを自由にイメージしてみましょう。
「この資格で金儲けするなんて申し訳ないな」なんて思わずに、実際にその資格を持っている人たちはどれくらいの額を稼いでいるのかをリサーチしてみましょう。
その分野の書籍を読むのもいいですし、今では手軽なインターネットもあるので簡単に調べることができますよ。
6.自分のレベルに合っているか
それに資格を選ぶ際に気にしてほしいのは、”自分のレベルにあっているかどうか”です。
資格を取得するためには、やはり誰でも勉強をするのですが、その勉強でも追いつかないものってあるんですよね。
それは、自分に自信がないことが原因でもあるのですが、大人になって資格を使って仕事をしたいと考えている人にとって、そのような資格に時間を割くのは時間がとてももったいないです。
だって、そのほかにも稼げる資格・使える資格というのはたくさんあるし、もっと取得しやすい資格もあるかもしれないからなんですよね。
まずは、自分の仕事、これから役立ちそうな資格をピックアップして、その中で資格を取得する難易度をつけてみてください。
難易度は、資格応援をしている通信講座などのホームページでもチェックできますよ。
自分のレベルに見合った資格を勉強し、資格試験に受験すれば高確率で合格できます。
それは自信となり、次のレベルの資格にチャレンジする意欲にもなっていくのです。
自分のレベルに合わない資格を最初から受けてしまうと、自信喪失になりかねないので注意したいところですね。
7.楽しみながら取り組めそうか
資格の勉強…というと、なかには”厳しそう””苦しそう”という印象を持っているのではないでしょうか。
そのような方は、学生時代の勉強もあまり得意ではなかったかもしれません。