ナチュラルメイクは顔の印象をそれほど変えずに、美肌に見せたり清潔感を出すメイクです。
女性のナチュラルメイクはアイシャドウやハイライトも使いますが、加減が難しいので目回りは手をつけないことをおすすめします。
そして、メイクは化粧ノリがとても大切。
まず肌を整えなければならないのでメイク道具に入る前に化粧水や乳液で肌を保湿しましょう。
毛穴が開いているとファンデーションも綺麗に伸びないので洗顔や冷却も大切です。
眉を整える
眉を整える程度は誰でもやっているので取り組みやすいのではないでしょうか。
眉間がつながらないようにするのはもちろん、山の形を整えたり左右の高さや長さの違いを揃えることで顔の印象は変わります。
一般に、男性として好印象な眉はキリッとしているものです。
タイプはさまざまあります。
やや上がり気味に真っ直ぐ引くストレートや、眉尻の下側のみ丸みを出す柔らかな雰囲気のもの、そのカーブが直線的なものなどです。
眉尻にカーブを入れる場合は眉頭から眉山の頂点までの直線と、その頂点から眉尻までの直線の角度が135度になると男性的です。
眉毛を整えて、好きな形を描く
整えるといっても細すぎたり短すぎたりする眉だと怖い印象になるので注意しましょう。
とくに男性の場合毛が太く強いことが多いので、剃りすぎたりすると青ヒゲのようになってしまいます。
基本的には長さを整える程度にカット、まぶたにかけて産毛とも眉毛ともつかぬ微妙なものだけ抜く程度にします。
形について、男性の眉は全体的に丸いよりは直線的であることがポイント。
眉山は長さを整える以上にカットしない方がいいです。
抜いたりすると別の毛が生えてきたときに不格好になります。
眉尻は小鼻から目尻を結んだ線の延長上にくるようにカットまたは描き足します。
また、髪色に合わせて眉マスカラやアイブロウを使用するのもおすすめです。
金髪に黒眉が田舎のヤンキーみたいになるように、明るめの茶髪なら眉も茶色の方がむしろ自然です。
アイブロウはペンシルタイプやパウダータイプがあります。
「描きました!」というのがわかりづらくなるのはパウダータイプ。
ペンシルで不自然に抜けているところを埋めてパウダーでぼかしましょう。
肌の色を変える
肌を整えるのに役立つのはカラーコントロールベース。
「補色」がキーワードです。
カラーベースは化粧品売り場で見つかります。
まずニキビや赤味は補色となる緑で打ち消します。
グリーンのベースカラーを部分的に置いて馴染ませましょう。
次にヒゲの剃り跡は青系なのでオレンジで打ち消します。
血色を足したいなら頬などに赤~ピンクのベースを塗ります。
その上からファンデーションを塗ると均一な肌色にすることができるのです。
コンシーラーを使ってひげを隠す
男性としての美肌ならヒゲはそのままでもいいのですが、中性的な顔立ちを目指すにあたってヒゲは難敵です。
とくに青ヒゲはファンデーションを塗るとより青みや黒さが際立ってしまうことがあるので要注意です。
全体的にはオレンジ系でカバーしたら、カミソリ負けしているところやヒゲの濃い部分にはファンデーションより粘土の高いコンシーラーで隠します。
その上からファンデーションを塗るようにしましょう。