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高校生が妊娠したと思ったらまずはや...(続き3)

父親が誰なのか分からないというケースも稀にありますよね。

どのパターンでも必ず、双方の愛情がないと2人で子供育てていくことは困難です。

そのため、ただ「赤ちゃんができたから絶対に結婚しなくちゃいけない」と意見を固めるのではなく、まずはお互いの気持ちをきちんと確認し、このパートナーと一緒に子供を育てていって、幸せになれるのか?をよく考えましょう。

当然、結婚をすることになるので価値観などもとても大切になってきます。

結婚後に価値観が違うと、それが原因で喧嘩に発展したり、育児にパートナーが協力的じゃなかったりして、せっかく生まれた子供に悪影響を及ぼすこともありえると思います。

離婚率が高いので、先のことをよく検討する

また、きちんとお互いの気持ちと覚悟を確認してから結婚をしないと、すぐに離婚に繋がるケースもあります。

10代のデキ婚による結婚は、離婚率が高いとも言われているので、先のことも含めて慎重に考えましょう。

まだまだ周りの友達は親元に頼りながら、学生生活を満喫し、遊んでいる人が多いと思います。

そんな周りの友達の生活と、学校を辞めて働き大変な育児に専念している自分との生活を、いつか比較してしまうときがくるかもしれません。

そうなったときに、離婚をするのは簡単ですが、生まれた子供にも寂しい思いをさせてしまうことになるかもしれません。

自分の今後の生活や、生まれてくる子供のことも考えて、焦らずよく検討しましょう。

④産むか否かの大事な決断をする

高校生が妊娠して産むか否かの大事な決断をしている
親やパートナーと色々と話し合いながら、赤ちゃんを産むか否かを決断しなければなりません。

悲しい現実ですが、この決断は選ぶことができるのが事実です。

もちろんひとつの命を授かっているわけですから、出産してあげることがその赤ちゃんにとっては1番いいことです。

しかし、赤ちゃんを育てられる覚悟がなかったり、自分がまだ大人になりきれていなかったり、育てられる環境にないところへ生まれてきて、虐待など赤ちゃんに可哀想なことをしてしまう事件も近年は増えています。

自分の気持ちに素直になって、この大事な決断をていきましょう。

もちろん、この決断によっては1つの大切な命を奪うことになってしまいます。

そんな可哀想なことをしないためにも、本当ならばきちんと避妊をして妊娠しないようにしないといけません。

しかし、妊娠したという現実がもしあるならば、まずは自分が赤ちゃんを産むか否かの決断をよく考えて、これからの行動を決めることが大切です。

責任と愛情を持ってきちんと育てられるか考える

おままごとをするのとは違って、子供を育てるということは簡単なことではありません。

そこに必ず責任と愛情がないと、必ず困難にぶつかります。

たとえば、まだ10代の高校生だった場合、今までは当たり前のように毎日自分の親と生活し、お母さんが作ったご飯を食べ、お弁当を作ってもらい学校に持っていき、授業を受けて、放課後は好きなように自分の時間を過ごす…という生活だったと思います。

赤ちゃんを産むということは、それがすべて変わってしまいます。

赤ちゃんが生まれたらその直後から、自分で赤ちゃんに食事を与え、夜は寝る間もないほど授乳とオムツ交換、当然赤ちゃんが泣いたらそれをあやしたりもします。

自分の時間がほとんど取れなくなる…というのも育児経験者からすればよく聞く話です。

それを途中で辞めたくなった、疲れたからといって放棄することは簡単にはできないのです。

自分がお母さんに愛情をもって育ててもらったように、自分も同じように生まれてくる赤ちゃんに対して責任と愛情を持ってきちんと育てられるか?

そのあたりを慎重によく考えて決断をするようにしましょう。

生まれてきた命に代わりはありませんし、途中で逃げることもできません。

その覚悟を持って、赤ちゃんが誕生してから成長するまでずっと育てていけるのなら、ぜひ産んであげてください。

周囲の雑音に負けない勇気があるかを考える

高校生で妊娠をして出産をしてお母さんになるということを決めた場合。

時には様々な周囲の雑音があるかもしれません。

それは…

「高校生というまだ学生なのに妊娠した」
「学生なのに相手は?」
「仕事はあるの?」
「学校はどうするの?」
「まだ10代なのに…」