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高校生が妊娠したと思ったらまずはや...(続き7)

彼に訪れる変化

高校生で妊娠をして出産する場合、妊婦となった女性にばかり負担がかかると思われがちですが、同時に父親となる彼のほうにも大きな変化が訪れます。

たとえば、同じように高校生だった場合、まずは彼のほうも今後の学生生活をどうするのか?という選択に迫られます。

彼には体の変化がなくても、子供の父親であることに代わりはなく、彼女との結婚や今度のことを考えていかなくてはいけません。

学生だったときは、同級生の友達と同じように勉強したり、遊んだり、部活動に勤しんでいたりしたわけですが、そんな生活が一気にできなくなる場合を想定しないといけないということです。

父親として収入を得るために仕事を始める

たとえば、高校を退学して彼女と一緒に子供を育てるという決断をした場合、彼は子供の父親として家計を支える役割をしなくてはいけません。

その場合、収入を得るために仕事をまず始めなくてはいけませんよね。

高校生ならば、放課後のアルバイトくらいは経験があるかもしれませんが、その労働時間を一気に増やし、昼間はフルタイムで働くケースが多いと思います。

高校中退でも正社員で務めることができる仕事もありますが、まずは仕事を探してきちんとした収入を得ることが、高校生のできちゃった結婚での彼の最大の難関となるでしょう。

高校を卒業した人や、大学まで卒業した人でも、最初の社会人生活というのはぶつかる壁が多く、最初は仕事や人間関係に悩む日々もあるかもしれません。

それでも、父親として強く自分の意思を持ち彼が変わっていかなくてはならないのです。

父親として彼女と子供を支える

彼は仕事を始めて家計を支える以外にも、父親として自分の彼女と子供を守っていく立場でもあります。

しかしそれは、特別何かをしなくてはいけないというわけではなく、きちんと仕事をしてお金を稼ぎ、彼女と子供に愛情をたくさん注ぐというだけでもいいのです。

彼女のためにできることをしてあげて、子供をたくさん可愛がり、休日はみんなで一緒に出かける。

それだけでも彼女と子供には大きな支えとなり、幸せを与えることができると思います。

周囲からの叱責を受ける

高校生で若くして父親となった場合、周囲からの風当たりは温かいものばかりではありません。

当然叱責を受けるときもあるでしょう。

そのとき、相手のその言葉がもっともだと納得することができるなら、その言葉を受け入れて反省すればいいと思います。

しかし、まだ10代ならばそういった言葉に落ち込むことも当然あると思いますし、逃げたくなる瞬間もあるはずです。

そんなときだからこそ、その気持ちを彼女とよく話し合い2人で乗り越えていく必要があるのです。

若い結婚だからこそ、自分だけの力でなんとかしようとせず、必ず誰か味方になってくれそうな人に相談をしたり、手助けをしてもらうようにしましょう。

世の中のすべての人が敵であることはまずありえないので、自分の味方や応援してくれる人を大切にしていけばいいのです。

ひとりで悩まずに信頼できる人に相談しよう

高校生で妊娠、出産とは一般的に多いケースではありません。

また、高校生という身分は社会的にまだまだ子供です。

望んでいなかった妊娠の場合、当然困惑する思いもあるとは思いますが、だからこそ1人で悩まずに、信頼できる人に相談してほしいのです。

「どうしよう」と考えていても赤ちゃんはどんどん成長していきますし、時間は止まってくれません。

解決策や1番いい方法を見つけて、幸せになるためにも、ひとりで抱え込まないでください。

ひとりじゃなければ、どんなことも乗り越えられると信じてくださいね。