という様々な大人たちの考え方や、偏見によるものです。
最近では、デキ婚というのも昔に比べたら珍しくないことだとは思います。
しかし、一般的に、高校生というのは学生の身分なので、「まだ妊娠するには早すぎる」と考えている大人が多いのも事実です。
それをストレートにぶつけて言葉にしてくる大人もおそらくたくさんいるでしょうし、出産後に心ない言葉や態度を見せてくる大人もいるかもしれません。
育児のことや、教育のことで、何かと高校生で出産したことをまるで悪い理由かのように偏見の目でみてくる大人もいるかもしれません。
高校生で妊娠、そのような周りからの見られ方で様々なリスクがあることも想定しないといけないのです。
しかし、出産後は1つの命の母親になります。
そんな関係のない大人たちの言葉に傷つくこともあるかもしれませんが、それに負けない勇気が何よりも必要なのです。
「自分は胸をはってこの子を大切に育てている」
「大変なこともあるけど頑張っている」
「高校生で妊娠・出産したけど関係ない」
「私もこの子も幸せになります」
そう胸をはって言えるような自分になりましょう。
その覚悟が今の自分にあるのかどうか、よく考えて後悔のない選択をしてくださいね。
決断はある程度急がないと間に合わなくなる
楽しく学生生活を送っていたのに、突然の予定外の妊娠…。
「自分が母親になる覚悟」
「高校を辞めなくてはいけないかもしれない」
「彼氏に報告しないといけない」
「親に言わないといけない」
「育てるお金はある?」
「仕事はどうする?」
様々な多くの悩みを突然抱えてしまったかもしれません。
どれも慎重に考えなくてはいけない問題ばかりですよね。
その1つ1つが解決して、自分が安心してから産むか否かを決めたいと、恐らくはじめは思うかもしれません。
しかし、現実はなかなか厳しく、出産の決断はある程度急がないと間に合わなくなってしまうのです。
その理由として、赤ちゃんをもし残念ながら諦める場合、それには中絶できる時期が決まっているのです。
赤ちゃんの中絶手術は妊娠21週6日までがリミットとされています。
これ以降は、母体保護法の法律で実施を認められていません。
そのため、高校生の妊娠した場合まず確認してほしいことは自分の正しい妊娠数週です。
妊娠の知識がなく、まだ若い場合は自分が今妊娠してからどれくらいたっているのか?ということが把握できていない場合があると思います。
妊娠週数とは、最終月経の初日から数を数えます。
妊娠しているかも?と気がつくのはたいてい「生理が遅れてる」ことに気が付いたときだと思います。
そして、本当に妊娠していた場合、すでに妊娠数週は4週はたっていることになるので、そのあたりをよく確認しておきましょう。
赤ちゃんを諦める場合、妊娠中期に入ると赤ちゃんが大きくなるので母体に負担がかかるようになります。
そのため、病院で診断する場合の多くは妊娠7週〜8週で決断をされるケースが多いようです。
なるべく早めの決断が母体を守ることに繋がるので、早めにパートナーや周囲の大人へ相談し、よく考えましょう。
⑤産むならば、身体に負担がない高校に移るか考える
高校生のうちに妊娠が発覚し、産むことを決意した場合、考える必要があるのは次は学校をどうするか?ですよね。
妊娠すると、女性の体は急激に変化します。