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羨望の眼差しを送ってしまう、羨まし...(続き4)

羨望を感じる原因とは?

「自分は自分、人は人」という表現をよく使うものですが、どうして人は他人に羨望を感じてしまうのでしょうか?

その原因はおそらく、自分に持っていないものを人は欲しがる性質を持っているからだと思います。

ようするに「無い物ねだり」なのでしょうね。

自分の今の生活に120パーセント満足しているか?
と言われたら、おそらくほとんどの人は満足できていないでしょう。

たとえ、他の人から見れば十分幸せそうに見えたとしても、自分は「もっともっと」という欲があります。

この欲こそが、羨望を他人に感じてしまう原因なのかもしれません。

人間は羨望の眼差しを送られて生きたいと思っている

逆に自分がもし、他人から羨望の眼差しを送られていたらどうでしょうか?

自分ではそこまで幸せなことだと思っていなかった事柄が、他人からすれば「羨ましい」「立場を変わってほしいくらいだ!」と羨望の眼差しで見られたら…?

それはとても気持ちがいいことですよね。

自分にしてみれば「ごく普通のこと」でも他人から羨ましがられるのなら、もっともっと羨ましがってほしい、そして自分に自信を持ちたいと人は思うのかもしれません。

人間関係において、褒め上手は人付き合いが上手なのも、おそらくここに関係しているのでしょう。

SNSでの自己アピール

近年流行りのSNSで、自分のリア充な日常をやたらとアピールしている人がいます。

明らかに写りのいい自撮り写メを公開し、「私って可愛いでしょ?」というのをアピールしている人や、美味しそうな料理写真をアップしては「私って料理上手でしょ?」とアピール。

外食にいったときの美味しそうなディナーや、海外旅行に行けば現実離れした素敵な風景の写真をアップする人もいますよね。

これをただ見ている人からすれば、「羨ましい」「こんなに凄いことをしてるのか」「自分とは大違いだ」とつい思ってしまうかもしれません。

しかし自己アピールしている人は、周りからそのような羨望の眼差しで見られることがまさに目的なのです。

自己満足でいいのなら、他人に自分の日常を公開する必要はありませんよね。

ようするに、SNSをまめに更新し、充実した生活を公開している人は他人から自分が羨望の眼差しで見られたいと思っている人なのです。

そして、そうされるためにSNSを利用しているのです。

これはとても賢い策略ですよね。

羨望を感じるだけでなく、そこに近付けるよう努力することが大事

他人に羨望を感じてしまう人は、ただ「羨ましい」と思ったり相手を僻むだけではなく、そこに近づけるように努力していくことが大切です。

「羨ましい」と思っているだけでは状況は何も変わりません。

どんどん自分が嫌になっていき、他人と自分を比較しては卑屈な考えにばかりなってしまいます。

自分に足りないものが見えてくる

羨望の感情を他人に抱いたのならある意味とてもラッキーです♩

なぜなら、世の中には自分が何を望んでいて、どうなりたいのか?が分からない人もいます。

羨望の感情を知った人は、その「羨ましい」という感情が自分のなかに起きたのならば、少なからず自分はそうなりたいと望んでいるということです。

それが自分で分かっただけでも、努力をして変わることができ、自分の望んでいるほうへ近くことができる可能性を秘めています。

それだけでも素晴らしいことだと思いませんか?

目標が見つけやすくなる

羨望の感情を知ったところで、自分に足りないものがだんだんと見えてきたはず。

そこで、自分で小さなことから目標を見つけましょう。

目標をたてることで、それに向かって頑張ることができます。

まずは少しずつ、前に進んでいきましょう。

羨望をパワーに変えよう!