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「恐縮です」とはどういう意味?正し...(続き2)

このように綺麗な言葉遣いをすることができるということはひとつのスキルとして身につけておくことができ、結果的に自分自身を助けてくれる存在にもなってくれるのです。

なので、恐縮ですという基本的な意味を理解し、様々な場面で恐縮ですという言葉を用いるようにしてみてください。

恐れから身がすくむ状態

次にご紹介する恐縮という言葉が持っている意味としては「恐れから身がすくむ状態」という意味が存在しています。

恐縮ですという言葉が本来持っている意味を考えていただくとどちらかといえ、恐れから身がすくむ状態が一般的な解釈に該当します。

誰しもが人生で一度くらいは身が震え上がるような恐怖を感じたり、恐怖を感じて足がすくんでしまったような経験をしたことがあると思います。

例えば、学生の時に強い先生から激しく怒られたりした経験をしたことがある方は多いと思いますが、その時の状況こそまさに恐縮した状況だと言えます。

社会人であれば、自分の上司から叱責された状況なども同じように該当すると思います。

一般的に日常会話の中で恐縮ですという言葉を使ったりする場合は先ほどご紹介した意味合いで用いられることが多いと思います。

しかし、元々恐縮ですという言葉の意味としては「恐れから身がすくむ状態」という意味が存在しているということを覚えておいてください。

転じて「恐縮です」のような使われ方になる

元々恐縮ですという言葉が持っている意味として恐れから身がすくむという意味が存在しますが、最終的にこれが転じて日常会話の恐縮ですという意味に変化しています。

日常会話の中で用いられる意味合いとしては「相手に迷惑をかけたり相手の厚意を受けたりして申し訳なく思うこと」が一般的ですが、この意味には先ほどの意味も関わっています。

例えば、相手に迷惑をかけたりすることに対して恐れから身がすくむという意味だったり、厚意を受けることが恐れ多いという意味に転じています。

なので、恐縮ですという言葉の根底にある意味としては恐れから身がすくむという意味が隠れているということを覚えておいてください。

これを理解しておけば、恐縮ですという言葉の意味を完全に把握することができるようになるはずです。

元々恐縮という言葉の漢字に着目して考えていただければ、そこまで理解することが難しいような言葉の意味にはなりません。

「恐縮です」の意味

恐縮ですという言葉がどのような意味を持っている言葉なのかということについてご紹介していきましたが、ここからは恐縮という言葉の気持ちの意味についてご紹介します。

恐縮ですという言葉に関しては様々な気持ちを表現することができる言葉としても知られています。

先ほどいくつか意味をご紹介していきましたが、その意味から考えてみても様々な気持ちを表現することができるということはわかると思います。

そこで、ここからは恐縮ですという言葉で表現できる気持ちをいくつかご紹介していきますので、気持ちの表現の部分に着目してどのような場面で使うのか考えてみてください。

感謝の気持ちの表現

まずはじめにご紹介する恐縮ですという言葉で表現することができる気持ちは「感謝の気持ちの表現」ができるということです。

これはどういうことかと言いますと、恐縮ですという言葉を用いることで相手に対して感謝していますということを伝えられるということです。

なぜかと言いますと恐縮ですという言葉の意味には「相手に迷惑をかけたり相手の厚意を受けたりして申し訳なく思うこと」という意味があります。

つまり、相手の好意を受けるということはそれに対して相手にお礼を伝えるということになりますよね。

なので、相手に対してお礼を伝えるということは感謝の気持ちを表現するということと全く同じことであると断定することができます。

相手に対してお礼の気持ちを伝える際には一般的にはありがとうございますという言葉を使っていますよね。

それとほぼ同じ意味合いで用いることができますが、ここで注意していただきたいのはこの言葉の受け取り方の違いです。

ありがとうございますという言葉と恐縮ですという言葉を比較して考えてみると、恐縮ですという言葉の方がより相手に対してかしこまった言い方になっていますよね。

つまり、意味としてはさほど変わりませんが、相手の受け取り方という面に着目して考えてみるとより相手に対して敬意を表しているような言い方であるということです。

なので、相手がかなり高い立場の人間だったり、目上の人間の場合には使い分けるようにすると、より言葉の適切な使い方ができるようになるということです。

これ覚えておけば様々な場面で便利な言い回しができるようになりますので、恐縮ですという言葉の気持ちの表現の一つとして覚えておくようにしてください。

申し訳なさの表現


次にご紹介する恐縮ですという言葉で表現することができる気持ちは「申し訳なさの表現」ができるということです。

これに関しても難しく考える必要性はなく、恐縮という言葉の意味には「相手の好意を受けたりして申し訳なく思うこと」という意味がありますよね。

つまり、申し訳なく思うということは相手に対して申し訳なさを表現することができるということにつながるからです。

一般的に相手に対して謝罪の気持ちを伝えたりする際には申し訳ありませんという言葉を使ったりすると思います。

なので、申し訳ありませんという言葉と恐縮ですという言葉を同じように扱うことができるということになります。