5.上司に気に入られる
積極的な性格の人は、職場における上司に気に入れられます。
それはなぜでしょうか。
上司に気に入られる人は、仮に間違っていることであっても、堂々とした姿勢で、歯切れよくはっきりと発言します。
上司になにかを頼まれたとき、これに否定的になるとか、ネガティブな返答をしません。
何でも「やります」と答えますし、上司からの指摘もきちんと受け止めます。
たとえば、上司に命じられた仕事が無理難題であるようにみられる内容だとしても、まずは「実行します」と意思表示をしておき、そのうえで、上司自身とか周囲からアドバイスを求めるなどの工夫をしていきます。
前向きな姿勢が認められる
積極的な性格の人には、いつも前向きの姿勢がみとめられます。
前向きの姿勢になるにはどうすればよいのでしょうか。
まずじぶんの思考や態度に責任を持つ気構えをしましょう。
心理的に気構えができたら、前向きの考え方の利点を理解します。
そして否定的な考えを前向きな考えに変える方向に転換する心理的な工夫をします。
単にハートの中だけではなく、「身体的」にも前向きになりましょう。
その姿勢は、直立不動のポーズで真っすぐに立ち、背筋を伸ばします。
さらには、前向きな人たちと交流するよう、おすすめします。
これで、心身一体で前向きになれるでしょう。
6.目標を持っている
積極的な性格の人は、じぶんの目標を持っています。
とはいえ、目標を達成するのは容易ではありません。
じぶんで立てた目標を達成できる人は、わずか一握りともいわれます。
仕事を積極的にこなす人は、じぶん自身に対していつもに目標を持っています。
このタイプの人は、じぶん自身への目標の立て方も上手なようです。
はじめから、いきなり無理とみられる目標を設定しないで、もっと身近な目標を立て、それを積み重ねていくのがよいでしょう。
目標を達成した喜びをエネルギーとして次の目標に向かって突進しましょう。
やることが明確だと積極的になれる
積極なな性格の人は、じぶんが目指す目標に向かってやるべきことを明確に意識していますから、途中で迷うような気持ちにはなりません。
それでは「やるべきことを明確にする」ためにはどうしたらよいでしょうか。
焦ることなく、じぶんのハートのなかに、「もうひとりのじぶん」を設定し、「ふたりのじぶん」に意見を戦わせましょう。
「今、考えている問題は◯◯ですが、他に問題はありますか」
「いえ。それでいきましょう」
「では、それでいきます」
「直面する今の問題に対し、どうすればよいですか」
「そのためのは、◯◯しなければなりません」
「それでは、◯◯したら、どうなりますか」
「その目標に向かい◯◯するか、それとも△△するか、考えましょう」
「わかりました。それでは、◯◯コースで実行してみます」
2人の意見の交換によって「目標に向けてやるべきこと」が明確になるでしょう。
ハートのなかの2人のじぶんに意見を交換させて、「やるべきこと」を明確に意識してみてはどうでしょうか。
7.失敗を恐れない
積極的な性格の人には、じぶん自身が仕事でミスをするとか、失敗するなど恐れない特徴があります。