例えば、集団の中が苦手で、少人数や一人でいる時の方が落ち着くと感じたり、立ち仕事や体を動かす力仕事よりも、デスクワークなどで黙々と作業をしている時の方が自分に合っているなどと感じる人もいるのではないでしょうか。
このように、自分の苦手な事とは、これから勤務する会社の環境や仕事内容にも大きく影響している場合が殆どです。
企業側からも、無理に苦手な仕事をさせようとは思わないでしょうし、作業効率から見ても他の人にやってもらった方が良いと考えるのが普通でしょう。
また、自分の苦手な事を知っているだけではなく、苦手な事に対してどのような考えを持っているか、そもそも何故苦手な事なのかについて自分自身で理解しておく事が大切です。
こちらも同じように会社面接の際に問われる質問に挙げられますが、ただ「〇〇は苦手です」とだけ話しても、相手には今後その苦手な事に対してどのようにしていきたいと考えているのかまでは伝わりません。
これを機に、自分の苦手な事をメモなどに書き出してみましょう。
どんな人間になりたいのか?
自己分析もいよいよ大詰めとなりますが、自分が今後どんな人間になりたいのか?という事についても考えてみましょう。
とは言え、まるで哲学のようなテーマですし、具体的に考えるとなると、とても難しい自己分析ですよね。
実際に、企業との面接の時にも似たような質問をされる事があるかと思いますが、これはつまりあなたがこの会社でどのような立場になって、どのような事業に携わっていきたいのかという点について見極めようとしているのです。
その為、曖昧な回答をしてしまったり、ただ漠然とこの会社で活躍をしたいと思っていると答えただけでは、相手には具体的にこの会社でどのような人間になりたいと思っているのか上手く伝わりません。
そのような事態にならない為にも、今の内から自分がこれから就職をした後にどのような仕事がしたくて、将来はどのような立場になっていたいのかについて頭の中でイメージをしておきましょう。
仕事に対する条件を考える
これから自分のやりたい仕事を見つけようと思う時に、やっぱり自分の希望する条件に見合っているという点も大切な事ですよね。
そして仕事に対する条件は人によって様々です。
一つの条件ばかりにこだわってしまったり、あまり仕事の条件を気にしていないという人も、入社してから後悔してしまわないよう、今の内から事前に確認しておきましょう。
ここからは具体的に、仕事の条件についてご紹介しますので是非チェックしてみて下さいね。
勤務時間
仕事の条件の中ではそれ程こだわらないという人も多いかと思いますが、勤務時間についても事前にしっかりと考えておきましょう。
幾ら仕事の内容や給料、勤務地などが自分の条件に合っていたとしても、残業が多かったり、不規則な時間での勤務が多かったりする可能性もあります。
始めの内は順調に勤務できていたとしても、体に無理な労働が続くと最悪の場合、体調を崩してしまいかねません。
実際に、最近では勤務時間の条件が合わずに、退社をしてしまうケースも少なくありません。
せっかく自分のやりたいと思っていた仕事も、長く続けられなければ意味がありませんよね。
そのような事になってしまわないよう、仕事選びの際は、必ず勤務時間だけでなく、深夜勤務の有無や休日、休憩時間などについても確認しておくようにしましょう。
好きな仕事であっても、体あっての仕事だと言う事を忘れないようにしましょうね。
給料
仕事の条件として、給料をまず第一に考えているという人も多いのではないでしょうか。
誰だって同じ仕事をするのであれば、給料の高い会社を選びたいと思いますよね。
今後、生活をしていく上で最低限の給料は頂きたいですし、一人暮らしをしている人は、家賃なども毎月支払いをしていかなければなりません。
転職を考えている人にとっても、現在の年収を維持できるか、もしくは少しでも年収をアップできたらと考えるでしょうね。
それに、給料が良ければ少々キツイ仕事でも何とか頑張れる!という人もいるのではないでしょうか。
また、今から少しずつ貯金をして将来自分のやりたい事に使いたいという人も、給料はとても大事な条件となるかと思います。
他にも、賞与の有無についても確認しておくと良いでしょう。
このように、人によってお金の使い方や価値観など、給料という条件は様々ですが、少なくとも現在の生活面の事だけでなく、自分の将来についても十分考慮したうえで、仕事を選ぶようにしましょう。
但し、幾ら給料や待遇が良くても、その他の条件とのバランスが大事だという点をくれぐれも忘れないようにしましょう。
勤務地
仕事の条件の中には勤務地というものもありますが、みなさんはどのような条件を持っているでしょうか。
晴れて就職先が決まれば、日々通勤する事なる為、できればアクセスの良い勤務先を選びたいところですよね。
他にも朝はなるべくゆっくりと出勤したいという人にとっては、自宅から近い方が良いと考える人もいるのではないかと思います。
特に女性の場合、繁華街の近くにある職場では、仕事帰りにショッピングを楽しんだり、食事ができるスポットが多いという魅力もあります。