また、大学生の場合には、3年生の中旬か、4年生になったタイミングでバイト先に辞めたいと申し出ると、ゼミの論文や就職活動を理由に辞めやすいでしょう。
目標や夢のためなら仕方がない
誰にも目標や夢があります。
そして、それを叶えるためには少なからず勉強したり、技術を磨いたりしなければなりません。
目標や夢を叶えるためにはそれらの努力が必要だということは誰にでも理解出来ることですので、「目標や夢のためなら仕方がないね」と周囲は納得せざるを得ないでしょう。
学生の場合には受験や就活を理由にすればすんなり辞めることが出来ますが、そうでない場合には、自分の目標や夢のために頑張りたいという意志を強く伝えることが大切です。
実際に目標や夢がある人なら、自然と辞める意志を伝える際にも熱意が入りますが、嘘の理由として伝える場合には、きちんと嘘の辻褄が合うようにしておかなければなりませんので注意しましょう。
体調を崩してしまった
人手不足のために連勤が多く体調を崩してしまうことや、職場の人間関係に悩んで、ストレスから体調を崩してしまうことも時にはあるでしょう。
バイト先の人手が足りない場合、どうしても出勤の融通が利きやすいスタッフにシフトが偏ってしまいがちです。
そうなると、例えお金が稼げても体にかかる負担も増えてしまいますので、体調を崩しやすくなってしまいます。
多少無理をしてもその後できちんと休みがもらえれば良いですが、もしろくに休みもないままに働き続けて病気にでもなってしまったら、その後働くことが難しくなってしまいます。
また、職場の人間関係でトラブルがあったり、悩むことが多かったりすると、精神面に負担がかかり、ストレスによって体調を崩してしまうこともあります。
精神的なストレスから体調を崩した場合、その原因を取り除くまでは常に体調不良の状態が続いてしまうこともありますので、心身共に限界を感じた場合には、それを理由に仕事を辞めることもあります。
少々の体調不良の場合には辞めることを許してくれないバイト先もありますが、医師の診断書があったり、いかにも病弱といった様子になっている場合には、辞めさせてくれる可能性が高いです。
親や兄弟などが入院した
厳しいバイト先の場合、自分自身の体調不良を理由にするとなかなか辞めさせてくれないこともありますが、親や兄弟などが入院した、または介護が必要になったなどの理由であれば、仕方なく辞めさせてくれることが多いです。
家庭の事情であれば大抵は周囲も納得しますし、下手に口を出すことも出来ません。
また、バイト先が自宅から遠い場合には、例え嘘の事情を話してもそれが露見することはほとんどありませんので、どうしてもバイトを辞めたい人は家庭の事情を理由にして辞める方法もあります。
ただし実際には何ともないのに、家族を病気の設定にするのは少々不謹慎ですので、嘘の理由として選ぶのはお勧め出来ません。
引っ越しをすることになった
引っ越しが理由であれば、ほとんどのバイト先は「仕方がない」と納得するでしょう。
引っ越し先が同じ町内や市内の場合には「どうにか通うことは出来ないか?」と説得されることもありますが、市外や県外に引っ越しする場合には引き留めようがありません。
正社員であれば、例え引っ越しをしても時間をかけて会社まで通うことになりますが、バイトであれば辞めて、新しい土地で新たなバイト先を探すことになります。
それはバイト先もよく分かっていますので、引っ越しを理由にして辞める場合にはそこまで引き留められることはないでしょう。
もし新しい土地で考えているバイト先が、今のバイト先の系列店の場合には、出来るだけ円満に辞めておくと新しいバイト先に口利きをしてくれたり、働きやすい環境に出来やすかったりします。
嘘をついたらバレるので注意
引っ越しを理由にしてバイトを辞める場合、嘘をついてしまうとバレやすいので注意が必要です。
もし引っ越しを嘘の理由にしてバイトを辞めたら、その後は元バイト先にはまず行くことは出来ません。
また、元バイト先の周辺をうろついていると、元同僚やお客に見つかってしまう可能性もあります。
そのため、元バイト先の周辺に行くことがあれば、常に人目を気にしなければなりません。
辞めたらその後は嘘がバレても構わないと考えている人も時々いますが、引っ越しの理由が嘘だとバレたら、元バイト先の関係者からの印象は悪くなり、それまで築いてきた信頼や人間関係も一気に崩れてしまいます。
そのため、軽々しく引っ越しを嘘の内容にするのは止めておきましょう。
バイトを辞めたくなったあなたへ!
バイトを辞めたくなる時ってありますよね。
受験や就活のために辞める場合には仕方がありませんし、バイト先も事情を理解してくれます。
しかしそれらの理由以外で辞める場合には、何か自分が「辞めたい」と思う原因があることが多いです。
例えばバイト先の人間関係で悩むことがあったり、自分ばかりが大変な仕事を押し付けられたり、困ると言っているのにシフトを連続で入れられたりと、バイト先に嫌気が指して辞めたいと思うこともあれば、自分の個人的な事情で辞めたいと思うこともあります。
人間関係やシフト、仕事内容といったバイト先が原因の場合には、そこを辞めて新しいところへ行こうとする人が多いです。
また、恋人や家族との時間を大切にしたい、習い事を始めたなどの個人的な事情が理由の場合には、バイト先に対して嫌だと思う原因がなくても同じく辞めたいと思うことでしょう。