旅行にも行きたいし美味しいものも食べたいし、服も新しいのが欲しいと思うけれど、問題はお金が不足している状態だ。

親にお金を無心するのもいいが、もう自分もいい歳になったのだからちょっと遠慮してしまいます。

ならば、もうアルバイトをするしかないと心に決めて、求人雑誌を手に入れていろいろと探してみました。

しかし、アルバイトの募集情報が多すぎて、どんなところでアルバイトをしようかと迷ってしまいました。

飲食店なら人で不足のお店があるので、すぐにでも採用されそうだけれど、勤務体系はどうなっているのか、仕事はきついのかそれだけでは分かりません。

飲食店以外にも、工場の軽作業や服飾関係の販売店などがありますが、短期間で働けるところがいいのです。

好きな時に働けて、給料が良くていつ辞めても良い働き口はそれほどありません。

しかも、希望としては環境が良くて仲間も善い人ばかりのところが狙いですが、そんなところはあるはずがありません。

まあバイトと言えども、働くってことは大変なことなのです。

就職することを考えると、アルバイトは嫌になったら比較的簡単に辞めることはできます。

しかしながら、何事も根気よく続けることが社会人の第一歩なのです。

簡単に、「あの店は給料は安いし、先輩は文句ばっかり言うし、店長に訴えても取り上げてくれないで無しのつぶてだし、最悪だからもう辞めることにする」などと不満を訴える友人もいます。

なるほど、アルバイトの求人情報にはいろいろと魅力的なことを書いているが、実態はやはり厳しいものだと思われます。

そんな中でも、初めてのお店に応募して働いている仲間で、悠々と働いている者もいます。

昔から随分要領がよい奴で、お店の先輩も上手く取り込んでいることでしょう。

残念ながら、自分は生真面目に近い性格なので、他人にゴマをすることも苦手だし、愛想もそれほど良くないので同じように真似をすることはできません。

できるだけ自分にとって良い条件のところを見つけるしかないようです。

そこで、もう一度アルバイト先を考えた時に、全国的なチェーン店と、現地の個人経営店があることに気付きました。

大手のチェーン店では、お揃いのユニフォームを身に付けて働くことになります。

誰もがよく知っているお店が多いので、だいたいの雰囲気は分かります。

片や個人経営のお店では、店舗が限られています。

働いているバイトの人数も少ないので、社員のような感覚で和気あいあいの雰囲気にも見えるのです。

レストランや居酒屋のような接客を中心とするお店に行けば、お客さんを案内したり注文を聞いたり、注文の品をテーブルに運ぶような仕事が中心です。

手に優れた技能を持っている訳でもなく、お客さんとしっかりと対話ができるレベルの能力しかないのです。

しかし、チェーン店と個人経営店の違いというのがイマイチよく分かりません。

どちらが働きやすいのか、給料以外に何か得るところがあるのか、一度比較してみました。

個人経営のお店でバイトするメリット6選


アルバイトをすると決心して求人雑誌を集めてみると、本当にたくさんの募集情報があることが分かりました。

いろいろとあり過ぎても、どれを選ぼうか迷ってしまいます。

比較的住んでいるところに近いか、学校の帰りに立ち寄れる便利なところにある方が楽だとは思います。

それに気になるのは、労働条件です。

みんなが働きたくない時間帯、つまり朝早くに始まるとか、深夜勤務が中心のお店は、できれば避けたいとは思うのです。

もちろん、そんな時間帯なら賃金は割増にはなりますが、勉学のことを考えると夕方から夜中までが理想なのです。

職場の雰囲気も不安です。

たいていは、そのお店の古い先輩たちが牛耳っていることが多くて、新人には辛い仕事が任されることもあるからです。

職場の雰囲気と仕事量はどうしても確認しておきたいことです。

それらを我慢して頑張るとして、給料はいくらくらいくれるのかも確認しておかなければなりません。

求人情報には、それを明確に表示しているところもありますが、あいまいなお店もあるのです。

そこで、まずは個人経営のお店でアルバイトすることについて詳しい情報を調べてみました。

1.昇給が早い

個人経営のお店とは、あたり前のことですがそのお店のオーナーが経営しているということです。

社長自らが商品を仕入れて販売するとか、材料を購入して商品に仕上げて販売すると言うことを行っているのです。

社長も営業マンでもあるのです。

だから、社長にしてみれば、パートだろうがアルバイトだろうが、ひとりの社員と同じ感覚で使っているのです。

働いてる人間の人数が少ないので、名前はもちろん性格も十分理解しているので、言い換えると家族のような関係になってしまうようです。

お客様の前でも平気で文句を言うし怒鳴ることもあります。

なぜなら、1人の社員としてしっかりと働いてもらわなければ、経営が成り立たなくなるからです。

だから、一生懸命働いてくれる者には優しくしてくれるし、失敗ばかり繰り返しているとすぐに首にするということもあるのです。

これも、お店の経営に直結する問題だからです。

何事も社長の独断で決めることができるところが個人経営のお店の特徴なのです。

ということは、仕事をテキパキとこなしてお店の売上upに貢献するような働き者は、優遇することもあるのです。

社長の気に入られると、「おまえの時給を来週からupしよう」などと設定してしまうのです。

社長が自ら発言するのですから、誰も文句は言えないのです。

ともかく、社長に気に入られるとすぐに昇給できることもあるようです。

店長が自由に時給を決められるところが多い

個人経営のお店では、社長の片腕と言われるような店長がいるところも珍しくありません。

会社で言うと仕入から製造や営業、さらに総務から経理まで社長の代わりに仕事をしているのです。

そんな片腕の人材は、キャリアが長くて全面的に社長の信頼を得ている人や社長の親族の場合も多いのです。

そのお店を任されているようで、店長という肩書が多いようです。

そんな場合には、店長がパートやアルバイトに仕事の段取りなどの細かい指示も出すのです。

作業についての細かなマニュアルなんてほとんどありません。

マンツーマンで手取り足取りの指導を受けることになります。

教育係などあるはずがなく、何かおかしなことをやっているとすっ飛んできて、直接指示をするのです。

新人の場合には、初めは丁寧に指導しますが、それも最初の内だけで、すぐに突き放されてしまいます。

後はお前が考えて行動しろという様な雰囲気なのです。

やる気がある人にとっては、自分でいろいろと考えて行動することができるので、やりがいを見つける人も多いようです。

その時に、大きな失敗をしてしまうと「ばか野郎!」と怒鳴られて何かのペナルティーを課せられることになります。

間違えばすぐに直接怒鳴られるので、分かりやすくて納得できるようです。

そこで、今度は褒められるようにしようと頑張るのです。

お店にとって評判が良くなったりお客様が増えるような活躍をした者には、すぐに直接褒めてくれることもあります。

こんな状態が続くと、売上に多大に貢献したということで、臨時にボーナスをくれたりすることもあるのです。

このように、しっかりと働いて経営に貢献した人には、たとえアルバイトでも時給を上げてくれるのです。

このように、店長が独断でアルバイトの時給を決めることもできる場合があるのです。

アルバイトを募集する時にも、店長が時給を決めて情報誌に載せるようです。

細かい規定がないことも

仕事の仕方についての細かいマニュアルはほとんど用意されてはいません。

店長やリーダーから、こういう風にやるんだと指導を受けるのです。

大手の会社のように、従業員の就業規則というものは完備されていません。

従って、給与規定や退職規定などの細かい規定がないところも多いようです。

しかし、チェーン店などでは、アルバイトがすぐに辞めてしまうような出入りが激しいお店では、しっかりとアルバイトとの雇用契約を結ぶお店もあります。

個人経営のお店の場合は、そこまでキチット雇用契約をすることは珍しく、アルバイトの申し込みがあった時に、面接時に口頭で言われることが多いようです。

余談ですが、個人経営のお店にアルバイトの応募の電話をしたら、すぐにこちらに来てくれたら面接してくれるとのことです。

そこで出かけると、仕事の内容と注意点、働ける時間帯と時給、給与支払日などの概要を説明してから、「ここで働く気があるか?」と聞かれて「はい」と答えると、「それなら、あすから来てくれ」となって採用が決まったのです。

個人経営の場合には、細かい規定がないとこも多いのですが、社長や店長の判断で採用や昇給もすぐに決まり、即断即決ができるという特徴があります。

2.経営に関われる


個人経営のお店の場合は、もともと社員も少なくてパートやアルバイトで成り立っているお店も多いのです。

コツコツとまじめに働いていると、パートやアルバイトから正社員になって、さらには店長から取締役、さらには最終的に代表取締役になった人もいます。

正社員に引き上げられてから、お店の売り上げに貢献していると店長としてそのお店の経営を委ねられ、経営に関われる時もあるのです。

その時の運や環境にもよりますが、そのお店の役員にまで昇格することもあるようです。

ひところ話題になりましたが、ブックオフ(書店)で時給600円でパートで働いていた主婦が、棚の本の陳列の仕方などについて日頃から提案していたのですが、それが人気を呼んで売上も好調に推移し、店長から役員にと出世したそうです。

最終的にはブックオフの社長にまで昇り詰めたと話題になったのです。

子のような事例は特別ですが、アルバイトと言えども商売のコツを知っていれば、社長から信頼されて経営に関われる可能性も大きいのです。

それが個人経営のお店のいいところなのです。

希望すれば大きな裁量を与えてもらえる

仕事の実績も積んでくると、仕事に対する意欲も増してきます。

仕事を続けていると、仕事のやり方や改善について提案をする機会も増えてくるのです。

そんな時に、こんなことを任せてほしいなどと社長に訴えると、希望すれば大きな裁量を与えてもらえることもあるのです。

「おまえのアイデアはおもしろい。

じゃあ一度チャレンジして見ろ」などと仕事を任されることもあるのです。

自分の意見が反映されやすい

社員やアルバイトの人数も比較的少ないので、お互いに気心が知れた仲なのです。

そんな環境で仕事をしていると、自然的にいろんな意見や提案を出す人が決まってきます。

店長から、「今度の連休に実施できる、おもしろい企画はないかな」などとみんなに問いかけてもなかなかアイデアは出ません。

こんな時に、日頃から温めていたとっておきのアイデアを店長に提案すると、「その提案はとてもおもしろい。

それについてどのように進めるか検討しよう」などと、自分の意見が反映さることもあるのです。

前向きな人の意見には、結構耳を傾けて聞いてくれるところもあるのです。

社長と直接話せることも多い

個人経営のお店の社長さんは、大会社と違ってしょっちゅうお店に顔を出します。

商売がうまく行っているか、お店の雰囲気はどうか、社員やアルバイトの人間関係は上手くいっているかなど、細かくチェックするためです。

そんな時にはアルバイトにも気軽に声をかけます。

アルバイトからでも、何かのヒントを得ることができるかも知れないからです。

ちょっとしたことで客さんは減ったり増えたりすることを知っているからです。

だから、直接お客さんとやり取りしているアルバイトと言えども、社長にとっては社員と同じ感覚なのです。

だから、社長と雑談でも何かの提案でも、直接話せる機会が多いのが個人経営のお店の特徴なのです。

3.家族ぐるみで仲良くなれる

パートで飲食店で働いているとき、お休みをとった日に子供連れで出かけて食事をすることもあります。

自分が働いているので、当然お店の人達はよく知っています。

そして、その人達と家族ぐるみで仲良くなることもあります。

小さな個人経営のお店では、社長の奥さんとか親戚も一緒に働いているところもあります。

そんな時には、社長の家族とも顔なじみになってしまって、アルバイトでも家族ぐるみの付き合いをすることもあるのです。

個人経営のお店で働くと、家族ぐるみで仲良くなれます。