そのため、しっかり研究に励む姿勢がないといけないのです。
頭がいい悪いよりも、研究に没頭できるかどうか、熱心かどうかの方が重要視されます。
外から見た姿勢が頭がいい人に見えるので、頭がいい人のやる仕事だというイメージがついてしまうのです。
しかも、医学試験など、狭き門でもあるので、余計に頭が良くないといけないのかなと思ってしまうらしいです。
大体、医者になっている人は、学校の試験などでは、学年で成績上位の方だったという方が多いです。
このようにいろいろな角度から見ても頭がいい人でないと出来ない仕事だというイメージが強いのです。
整理すると、頭が良くて根気強い人が似合っていると言えます。
2.弁護士
裁判の時に活躍する職業として有名なのが弁護士ですが、法律やクライアントを守るためにいろいろと考えないといけないため、日々、頭を使った作業が必要とされています。
そのため、頭がいい人でないと務まらない印象が強いのです。
しかし、最近では必ずしも高学歴でないといけないと言うわけではありません。
中卒で弁護士になったと言う方もいるので、実はあまり学歴は関係ないようになってきています。
また、最近では企業で弁護士を雇うといったことも多く、意外と需要がある職種になっています。
しかし、何も問題がなければ企業で弁護士を雇うなんてことはいらないのです。
また、勝てる弁護士、優秀な弁護士と良く聞きますが、裁判において判決を下すのは弁護士ではなく、裁判官です。
勝てる弁護士は、勝つ方法を知っている弁護士であって、負けるとわかった裁判はしません。
優秀な弁護士も同様です。
つまり、弁護士に優秀などといった表現はないのです。
多くの法律から人を守るから
とにかくクライアントからの相談のもとで、裁判に挑んだりするので、法律をしっかり知っておかないといけません。
クライアントがこう訴えたいと言っても、負けるものならば、違った法律で攻めるということも考えないといけないので、日々頭を使う職業ではあります。
また、裁判において判決の参考になるのが過去の判例なので、過去の裁判記録などもしっかり把握しないといけないのです。
クライアントは裁判のことをよく知っている人が少ないので、弁護士に頼めば勝てると勘違いしている人が多いです。
過去の判例を見ても勝てないとわかったのならば、挑んでも仕方ありません。
また、訴えようとしている中身も吟味しないといけないのです。
さらにはクライアントが依頼費などを払える能力があるのかどうかもしっかり見極めないといけないのです。
このように裁判以外でもいろいろと頭を使う仕事なので、頭がいい人のイメージが強いのです。
3.裁判官
弁護士と同様に裁判で仕事をする職種ですが、相手の人生を左右させる仕事でもあるので、頭がいい人といったイメージが強いのです。
被害者、容疑者、弁護士、検察官、証言者などの意見を集約して判決して下さないといけないのと、過去の判例や容疑者の様子や態度なども見ないといけないので、頭を使う頻度が多いのです。
何よりもいつも冷静に周囲を見ていないといけないので、冷静な心が必要になってきます。
頭がいいことも大事ですが、実はもっと重要視されているのが、メンタルの部分とも言えます。
メンタルが整っていないと冷静な判決を下すことができません。
判決1つで相手の人生を変えてしまうのだからです。
死刑判決が下って、死刑を執行した後に冤罪だったということもあるぐらいです。
また、懲役10年などと言って懲役を終えて刑務所から出てきてから冤罪だったということもあり得るのです。
この時に時間を返せと言われても返すことはできないので、非常に大きな仕事をしていると言えます。
人を裁くという重い判断力が必要だから
前文でも説明したように人の人生を左右させる仕事でもあるので、冷静に対処出来る方、しっかり判例や法律などを学ばれている方でないと務まらないのです。
そのため、頭のいい人でないと無理と言った感じに見られてしまうのです。