好きな人からの頼まれごとなら内心張り切って取り組みますし、十分にできたら認めて欲しいという思いもあるので、丁寧な報告が上がってくるはずです。
これも嫌いな人からの頼まれごとならメールで「あとは読んどいてください」の報告書が上がってくるだけか「やっときました」くらいのものです。
でも本当は頼られたい
50代ともなると、大体役職がついているので、1人の部下だけに手厚くすることは回避しようとします。
仕事は仕事としっかり割り切っているので好きな人から頼まれたらなんでも頑張るという雰囲気が部下にバレてはいけません。
これを意識するあまり、好きな人にだけ素っ気ない態度を取ってしまうことがあります。
でも内心では頼ってくれたことを喜んでいて、これからも頼られる存在でありたいと頑張ってくれます。
4、普段は結構喋るのにいきなりクールになる
素っ気ない態度とも似ていますが、他の人とは結構楽しそうに話しているのに、こちらに対してだけクールな喋り方をされることがあります。
これも好き避けか嫌い避けなのか微妙なラインですが、プライベートのことになると鉄壁のガードをされるなら嫌われているとみて間違いないでしょう。
あるいは、複数人で喋っている中に入った時に締め出されるようなら嫌われています。
好き避けの場合は、自分のテンションが上がったことを悟られたくないからクールに振舞おうとするだけなので、会話は続きますし、質問しても返ってきます。
でもあんまり自分のことを掘り下げられてボロが出るのは嫌なので、どちらかというとこちらのことを知るための話題にシフトしようとします。
声のトーンが自然に上がる
テンションが上がれば声のトーンも自然に上がってしまいます。
これがバレたくないというのがクールに振舞う大きな要因です。
もしこちらから話しかけてワンテンポ置いてから振り向いたりするなら、瞬時にクールさを取り繕っている証です。
もし嫌いな人に話しかけられたら、その用事はとっとと済ませたいし、取り繕わなくても冷たい声が出るのでワンテンポ置く必要がありません。
また、50代では嫌いな人に嫌いな態度を露骨にとるほど幼稚な人もまずいないので、嫌いな人にほど努めて明るく振舞おうとするものです。
こういう人は酔っぱらうと取り繕えなくなるので地が出やすくなります。
飲みの席では会話がはずむのに普段はクールに振舞うのなら間違いなく好き避けです。
5、話の内容は仕事ばかり
職場であれば年齢差のある二人の会話が仕事ばかりになるのは普通のことです。
しかし、こちらから仕事以外の話を振っても反応が乏しいならあえて仕事の話だけに徹していることがわかります。
この項目は好き避けと嫌い避けの他に「ごめん避け」の場合もあります。
ごめん避けは、妻や彼女がいる場合で、仕事の話だけを振ることで「あなたとは職場だけの関係なんだ、ごめんね」と遠回しに線を引いている状況です。
話しの内容が仕事ばかりである場合はあらゆる可能性があるので、これだけではどの「避け」なのか判断できません。
その他の行動で判断しましょう。
プライベートの話をしたいけどなかなかできない
好きな人にも男性からプライベートの話をするのは難しいものがあります。
50代男性からすれば若い女性との共通点が仕事しかない状況です。
そのため、会話の続く仕事の話ばかりを振るしかありません。
それに、仕事の話だけをしていればセクハラだのパワハラだの言われなくて済むので安心することもできるからです。
また、自分が男性として見られているなど露ほども気づいていなければ「こんなおじさんのプライベートの話を聞いたって面白くないよね」と配慮してくれている可能性もあります。
でも話したいという気持ちを持ってくれているなら、仕事の相談と称して複数人でも食事に連れ出せば仲良くなれるはずです。
若い人たちが興味を持って聞いてくれることがわかれば安心します。
6、不機嫌そうに見えがち
好きでも嫌いでもない、興味もない相手に対していちいち表情を出す人はいませんから、いつも不機嫌に見えるなら何かしら個人的な感情を持っていることになります。
好き避けの場合は嫌われたいわけではないのですが、それ以上に好きバレすることに怯えているので表情を険しく取り繕うとする人がいます。
不機嫌そうなのに頼みごとは絶対やってくれるとか、こちらの疲れた表情に気付いてくれたりすれば好意的な感情を持っているでしょう。