例えば好きな人と二人きりで会話をすると不自然になってしまうのなら、そこに友人も参加してもらうことで、多少は気を楽にして会話を楽しむことが出来るでしょう。
また、好きな人の側を歩く時についわざと距離を空けてしまうのなら、その相手と自分との間に友人を挟むことで、落ち着いて振舞うことが出来るようになります。
好き避けをしてしまうのは、大抵相手と自分との関係が直接的なものであったり、近い距離にあったりする時に起きやすいです。
しかしそこに友人の存在をいれることで、好きな人との間にワンクッション距離を置くことが出来ますので、不自然な言動や振る舞いをせずに済みます。
とはいえ、毎回協力してもらうのは大変ですので、友人に助けを求める場合にはそれだけ友人のことも大切にして、自分が協力してもらう分も、何かあれば友人のために協力してあげましょう。
また、いつも友人の手を借りるのではなく、少しずつでも自分だけで行動出来るよう日々努力も怠らないようにしましょう。
否定的な言葉を使わない
否定的な言葉を使わないことで、好き避け疲れを減らすことが出来ます。
否定的な言葉というのは、自分に対してもそうですし、相手に対しても使わないことがポイントです。
自分に対して否定的な言葉を使うと、どんどんネガティブに陥りやすくなります。
また、素直に相手を好きな気持ちを認めることが出来ずに、余計に自分で自分を苦しめてしまうことになりますので、「自分なんて」や「好きなはずはない」といった否定の言葉を使うことは避けましょう。
また、相手に対する否定的な言葉というのは、例えば相手を好きな気持ちを認めたくないために、わざと相手の欠点や短所を口にしたり、第三者の前で好きな相手に対する悪口を言ったりすることです。
好きな相手に対して否定的な言葉を口にしていると、いずれはそれが本人の耳にも入ってしまいます。
するとそれが相手に誤解を与えてしまったり、折角良い雰囲気になっていたものが台無しになってしまったりしますので、否定的な言葉というのは使わない方が賢明でしょう。
したいように行動する
自分のしたいように行動することで、好き避けを減らすことが出来ます。
「したいように」とは言っても、何でもかんでも自分勝手に行動しても良いというわけではありません。
例えば好きな人と常に一緒にいたいからといって、自分の仕事を放棄して相手の側に居座るのは社会人としては失格ですし、好きな相手に他の異性が近づくのが気に入らないからと、ライバル視した相手に対していちいち突っかかるような真似をするのは大人気ないことです。
さらに、「自分が好きだから」という気持ちだけで行動していると、相手にとってはそれが迷惑に思えてしまうこともあります。
そのため、最低限の節度や常識、相手への気遣いはきちんとした上で、好きな相手に積極的に接触を図ると良いでしょう。
好き避けの行動は、好きな気持ちに素直になれずについ取ってしまったり、どうしていいか分からずに取ってしまったりするものです。
最初から好きな相手に積極的に接触していけば、好き避けのような行動は自然となくなるでしょう。
デートに誘う
好き避けは、自分の気持ちに素直になれないからこそしてしまうものでもあります。
そんな人がいきなり好きな相手をデートに誘うことはかなり困難でしょうから、まずは意中の相手を含めて複数人での遊びを計画するのがおすすめです。
あまり人数が増えすぎてしまうと相手に近づくチャンスが減ってしまいますので、多くても6人までで、男女が均等に分かれるようにしましょう。
複数人で遊ぶ際にさりげなく仲良くなっておき、その後で二人きりのデートに誘う方法が最もスマートで成功率も高いでしょう。
最初からデートに誘うと相手を警戒させたり誤解させたりすることもありますので、このように前段階を踏んでおくと良いでしょう。
また、いきなり「デートしよう」と誘うよりも、食事や相手の好きな遊びに誘うとOKをもらいやすいです。
男性から女性を誘う場合には、デートの誘いは夜よりも昼の方がおすすめです。
仕事帰りのディナーならともかく、いきなり夜にデートしようとすると、女性はかなり警戒します。
一方で昼間の誘いであれば、そこまで警戒心を与えることはないでしょう。
自分で誘うのに自信がなければ、複数人で遊ぶ際には友人と一緒に意中の相手に声をかけると良いかもしれませんね。
好きバレ上等!と考える
好き避けの行動は、本人が無自覚であれ、自覚している状態であれ、相手や周りの人たちには案外バレやすいものです。
とくに親しい同性の友人には、自分が特定の相手に対してのみ行動が不審だと、勘付かれてしまいやすいです。
本人は隠しているつもりでも、案外バレてしまいやすいものですので、いっそ開き直って「好きバレ上等!」の態度で臨んだ方が良いかもしれません。
いっそ堂々と相手を好きなオーラを出しておくと、それに気づいた相手がまんざらでもなければ良い雰囲気になることは可能です。
むしろ、自分が直接相手に告白しなくても、こちらの好意に気付いた相手からこちらにアプローチをさせることも出来ますので、好きバレ上等!と考えた方が都合が良いこともあります。