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好き避けは距離を置くべき?辛い・疲...(続き2)

そうすると、本心では好きな相手と話がしたいのに、その通りに自分が行動することが出来ずに、相手と近い距離に行ってから不自然に方向転換してしまったり、距離を取ってしまったりします。

それは相手からすれば不可解な行動に映りますし、もしもこちらの好意に気付かれていた場合には、相手に好き避け疲れをさせてしまうかもしれません。

「相手を自分の思う通りにしたい」「無理矢理にでも付き合わせたい」といった自分勝手な感情に素直になってはいけませんが、そうでない限りは自分の気持ちに素直になることは大切なのです。

相手を意識しすぎない


相手を意識し過ぎてしまうと、つい行動がおかしくなってしまうことがあります。

例えばただの世間話で妙に声が大きくなってしまったり、うろうろと視線を不自然に彷徨わせてしまったり、好きな相手の側を通り過ぎる時だけ早足になってしまったりと、相手を意識し過ぎるとあまり良い行動が取れなくなってしまうことが多いです。

また、そうした意識し過ぎるが故に行動というのは、相手に対してだけでなく、周囲にも気づかれやすいです。

その結果、周囲を巻き込んで相手に余計な好き避け疲れをさせてしまうことになりかねませんので、極力相手を意識し過ぎないように気持ちを落ち着かせることが大切です。

例えば相手と話す前には深呼吸をする、話す時には出来るだけ複数人で、他の場所にも視線を向けやすい状態を作るなど、自分で工夫をすることで力み過ぎずに済ませることが出来ます。

好きという気持ちを認める

自分の気持ちに素直になれない場合、相手のことを好きだという気持ちを認めたくないとする人がいます。

例えばもし好きな相手がいたとしても、「ちょっと良いなと思う程度で、別に本気で好きなわけじゃない」と自分で思い込んだり、「好きではなく、信頼出来る良い人」や「単なる憧れなだけ」と、相手を好きな気持ちを無理に自分で否定しようとしたりします。

そうすると、本当の気持ちとは反対の行動をつい取ってしまいがちになります。

本心では相手と話をしたいのに、相手からは常に距離を取ったり話しかけられても素っ気ない態度を取ったりすることや、相手とたまたま擦れ違いそうになったらわざと別の方向に足を向けることなども、そうした本心とは相反する行動の一つです。

「好きじゃない」と自分で無理に思い込もうとすればするだけ、余計に不自然な行動を取ってしまうことになりますので、自分で好きだと認めていない内から、相手や周囲には「◯◯さんは××さんのことが好き」だと認識されたり噂されたりしてしまうこともあります。

変に隠そうとしない

好きな気持ちを変に隠そうとすると、それが裏目に出て余計に目立った行動を取ってしまうことがあります。

例えば皆が「◯◯さんは優しくて性格もいいし、恋人にするなら理想のタイプだよね」と話をしている時に、一人だけ「自分はそんなことないと思う」などと主張して、その場で悪目立ちをしてしまうことがあります。

皆が良いと言っているのなら、それに便乗しておけば何も問題はないのに、咄嗟に反発してしまうことで余計に自分がその人を意識していることが周囲には露見してしまいます。

自分の気持ちを認めたがらずに隠そうとする人は、そうやって本心とは相反する行動を取ってしまうため、時には自分が好きな人の悪口を言ってしまうこともあるでしょう。

もしそれが当人に伝われば誤解を招いてしまい、より気持ちが落ち込んでしまうこともあります。

自分の気持ちに素直になれない人は、そうして時々自分自身で自分の気持ちを傷つけてしまうこともあります。

自分に自信を持つ

自分に自信を持つことで、好き避け疲れを減らすことが出来ます。

自分に自信がない人は、自分のことが嫌いだったり、「自分なんて・・」と事あるごとに自己評価が低くなったりします。

そうした自信の無さは恋愛にも表れやすく、もし好きな人が出来たとしても、「相手が自分なんかに振り向いてくれるわけはない」とネガティブに考えてしまいやすいです。

そうなると、好きな相手に対しても好き避けの行動を取ってしまいやすく、好き避けを繰り返した結果、自分自身で疲れてしまうことになるのです。

しかし、自分に自信がある人は、そうした余計な好き避けを防ぐことが出来ます。

何故なら、ある程度自分自身に対して自信をつけているため、好きな相手に対しても堂々と接することが出来るからです。

とはいえ、自信過剰になってしまうと相手に嫌がられてしまうこともありますので、あくまでも自信を付ける程度にしておくことが大切です。

また、ネガティブ思考な人が自分に自信を持つことはとても大変なことです。

簡単に出来ることではないため、時間をかけて少しずつ、けれども確実に自信を付けていく必要があります。

自信を付けるには、どんなささいなことでも良いので、自分が「これなら確実に出来る!」と思えることを習慣化させることが大切です。

周囲から見ればたいしたことがなくても、一つでも自分が「絶対にこれなら大丈夫」と思えるものを持っておくと、その積み重なりで自信がついていきます。

例えば早寝早起きでも良いですし、整理整頓でも良いでしょう。

身近で簡単なものからしっかりと自分のものにして自信をつけていくことが重要です。

【自分に自信を持つ方法は、こちらの記事もチェック!】

友人に協力してもらう

自分一人だけでは好き避けの行動に歯止めが利かせられないという人は、友人に協力してもらうと良いでしょう。