人生を楽しんでいる
気概がある人は、人生を楽しんでいます。
それは、成功はもちろんですが、失敗すらも楽しむことが出来ているからです。
大抵の人は失敗することを恐れますし、失敗した経験を自分の黒歴史のように感じてしまっていることが多いです。
とくに大きな恥をかいた思い出ほど、自分の記憶の中から何とか削除してしまいたいと考えていることでしょう。
それは何も珍しいことではありません。
多少なりともプライドがある人であれば、自分にとって嫌な経験は出来るだけ人には話したくありませんし、またもし知られてしまってもなんやかんやとつい言い訳をしてしまうことが多いです。
そうして自分のイメージする像を人にも印象付けたいとするものですが、気概がある人は他人から自分がどう思われるかということをそこまで意識していませんので、相手に「自分をこう思って欲しい」といった印象付けをすることはありません。
そのため、失敗した話も平気で人にしますし、隠すこともありません。
例え人の目の前で大きな失敗をしても、それすらも学びに変えて次のチャレンジへ活かしていきますので、気概がある人にとって失敗は恥でも無駄でもないのです。
すべて自分の人生にとっては必要なものであると認識しています。
だからこそ、成功も失敗も同じように受け入れて、人生を楽しむことが出来ています。
人に頼らない
気概がある人は、人に頼ることをしません。
どうしようもない状況の時には素直に人に助けを求めますし、人からの助け舟も有難く受け入れます。
しかし、そうした「どうしようもない状況」にならない限りは、出来る限り自分一人だけで解決させようとします。
難しい問題に直面すれば、解答を得るために自分で調べられるだけ調べものをします。
それでも分からなければ解答を知っている人からヒントだけを得て、さらに調べようとします。
それで答えを出せれば自信に繋がりますし、もし分からずに解答を誰かに教えてもらったのなら、今度はそれで悩むことがないように、自分できっちりと復習し、内容をよく理解しておきます。
また、自分が分からなくて失敗したことは、次に成功してからも他人にそれをひけらかすような真似はしません。
そもそも気概がある人は、最初から自分が出来たことに対しても、わざわざ他人に自慢するような真似はしないでしょう。
勉強の分野だけでなく、仕事や人間関係においても、本当にどうしようもない状況にならない限りは、自分一人だけで何とか解決させようと一生懸命に努力します。
その一生懸命に努力する姿勢がまた、精神面の強さを一層鍛えることになっているのです。
負けん気が強い
気概がある人は、とても負けん気が強いです。
他人に勝ちたい、誰にも負けたくないという気持ちを持っている人は多いですが、その負けん気の強さに比例して常に努力をし続けている人は実はそう多くはありません。
負けん気も強く、また実際に成功している人も世の中にはいますが、大抵の人はある程度のところでストップしてしまい、それ以上先には進めないものの、負けん気だけは強いことが多いです。
そうした人の場合、他人の功績を素直に認めることが出来ずに、あれこれと難癖をつけたり、負け犬の遠吠えをしたりします。
気概がある人は負けん気も強いですが、それ故に常に努力し続けるタイプです。
自分が納得したり、成功したりするまでは諦めることなく努力し続けますので、いずれは必ず結果が出ます。
また、気概がある人は、例え競い合う相手がおらず、一人きりだったとしても、変わらずに負けん気を発揮します。
自分が「やってやろう」と思うことがあれば、損得に関係なく、積極的に挑戦していきます。
責任感が強い
気概がある人は責任感が強いです。
上司から仕事を任されたり、友人から頼み事をされたりすれば、自分に出来る限りでしっかりとそれに応えようとします。
また、例え頼み事をされなくとも、自分で興味を持ったり、目標があったりすれば最後までそれをやり遂げようとしますので、自然と責任感が強くなります。
堂々と自分の行動に自信を持っていて、さらに責任感の強さもあれば、何かと立場のある仕事や役割を任命される機会も多いです。
また、気概がある人は自分の責任感の強さを他人にひけらかしたり、吹聴したりすることはありません。
だからこそ余計に硬派な印象を周りに与えます。
決断力がある
気概がある人は、決断力があります。