自分に自信がない人は、自分の判断に自信が持てないため、物事を決断することに抵抗があります。
また、人から決断を求められた時にも、直ぐにそれを下すことが出来ずに、あれこれと悩んだり、誰かに意見を求めたりします。
このタイプの人はリーダーには向いておらず、リーダーから指示されたことを忠実に実行する方が向いているでしょう。
一方で気概がある人は、過去の経験からある程度自分の判断に自信を持っています。
そのため、決断を任されれば、これまでの自分の経験から判断して、きっぱりと決断を下すことが出来ます。
もし自分が下した決断の結果が失敗だったとしても、それはそれとして反省し、学びに繋げます。
また、もし下した決断が成功すれば、それもまた自信の一つになっていくことでしょう。
明るい未来を信じている
気概がある人は、明るい未来を信じています。
明るい未来というと大げさに思えるかもしれませんが、要は自分にとって良い未来が開けているということを信じています。
気概がある人は、何度失敗しても挫けることなく立ち上がり、目標に向かって突き進みます。
そしていずれは成功するという経験を何度も積み重ねているため、「必死になって努力すれば、叶わないことはない」という自信をつけています。
その自信は、「どんなことでも努力すれば自分の思う通りになる」という希望にもなっているため、常にポジティブで、自分にとって前向きな未来を信じているということになるのです。
もちろん世の中には、どんなに努力しようと不可能なことも存在します。
「若返りたい」「永遠に生き続けたい」といった願いは、現代医学では無理があるでしょう。
しかしどう考えても無茶な願いでもない限りは、死ぬ気で努力すれば何とかなることは多いです。
高齢になってから大学に入学して、無事卒業する人もいます。
平均年齢からは離れても、高齢でパイロットや宇宙飛行士になる人もいるでしょう。
また、時間をかけてでも熱意を燃やして人望を集めることで、議員や総理大臣になる人もいます。
大抵のことは、本気になりさえすれば誰でも不可能なことはないのです。
気概がある人は、普通の人が諦めてしまうような夢でも、追い続けていればきっといつか叶えられる日が来ると信じています。
それは、その人にとって明るい未来を信じていることになるのです。
物事を諦めない
気概がある人は、これまでの自分の人生の中で経験したことである程度の自信をつけています。
その自信は、未知の出来事に対しても、「努力すればきっと叶う」という希望になっています。
そのため、ちょっとやそっとのことでは諦めるということをしません。
どんな物事に取り組む時でも、諦めることなく挑戦し続けます。
その過程で失敗をすれば、今度は同じ失敗をしないように別のやり方を模索して、学びながら挑戦を続けます。
そしていつかは自分の目標を叶えることも多いため、それを繰り返すことでより自信を付けて、諦めという感情から遠のいていきます。
周りの人から見れば、「しつこい」と思えるようなことでも、周囲の視線など気にすることなく何度も挑戦し続けます。
その粘り強さが気概のある人の特徴でもあるのです。
友人が多い
先にも挙げたように、気概のある人の中には少々自己中に思えるタイプの人もいるでしょう。
自分の行動に自信を持っているため、他人の意見には耳を貸さずに、自分の信念に基づいて行動する、それは傍から見れば自己中心的で自分勝手な行動に映ることでしょう。
そういう人では友人を作ることが難しい場合もあります。
しかし一方で、自分の信念に従って行動しながらも、同時に周りに協調することも出来るタイプの人は、友人が多い傾向にあります。
普段の行動から「しっかりしている」「何かあれば頼りになる存在」だと周囲から認識されていることが多いため、自然と周りには人が集まり、交流も増えます。
その結果友人が増え、場合によっては自分でも知らぬ間にリーダーの立場に持ち上げられていることもあります。
そのタイプの人では常に自分の周囲に人が集まるため、交友関係が増えて、友人もたくさんいることが多いのです。
その上責任感も強いため、何かあれば自ら責任を取って前に出る覚悟もあります。