その時は大泣きしましたね。
母からは今まで楽な方に逃げてきた代償だとも言われました。
本当にその通りなのです。
何もして来なかった分、成功するはずはありません。
性格上の問題かもしれませんが、人間は少しでも逃げの体制を見せてしまう者には見限ってしまいますからね。
失敗は何度でもして覚えるべきではあるので、何度だってしていいのです。
重要なのは同じ失敗を何度もしてはいけません。
同じ失敗を何度もしてしまう人間だと、覚えが悪いそして改善策を見出している姿勢がないと見なされてしまいます。
根本的な問題が解決できない
根本的な問題を解決出来ていないと、後々大きなトラブルが起きてしまうと覚悟しておいて下さい。
私がリアルに体験した事なのですが、とあるカフェでバイトをしていた時のことです。
そのカフェには20代前半でフリーター上がりの社員さんがいたのですが、ある日その社員さんは出勤日なのにいつまで経っても出勤してくる気配がなくみんな困っていました。
他の人から話を聞くと元々その人は遅刻癖があり、これまで何度か寝坊で遅れてきた事があるそうなのです。
その時みんなに合わせる顔がないと何処かにとんずらしてしまった事もあるのだとか。
新参者だった私はその経緯を全く知らなかったのですが、来なくなってしまった最後行方不明になってしまったようです。
これには全員呆れ果てた上に、その社員さんは当然解雇にされました。
社員さんは元々朝弱かったのと周りからのプレッシャーに耐えきれなかったそうです。
しんどさは誰にだってありますし、あまりしてはいけない事ではありますが、寝坊だって誰でもします。
しかし寝坊したからといって逃げては行けない事は誰にだって分かるものです。
その人以外に社員はいなかった上に、バイトばかりだったので誰も注意できなかったそうですが、もし注意していたと言ってもその人が変わらない限り何もなかったかもしれません。
根本的な部分は、その人が失敗を認めていないからですしね。
当たり前のような話かもしれませんが、誰にでも当てはまる部分はあります。
誤った選択をしてしまう
人生における選択というのは1つだけではありません。
よくゲーム感覚で人生を考えてしまう人がいますが、間違いではありませんが正しいわけでもないのです。
シュミレーションゲームなどゲームでは答えが決まっているので、正解を選べば当たりになりますが現実における選択肢は1つとは限らないのです。
自分で考えた選択肢が2つしか無い、その内の選択肢はどれかを選ばないといけない場合、散々悩んだ挙句選んだ答えが失敗するかも可能性もあります。
よくあるのが別の選択をしていれば間違っていなかったかもと思うかもしれませんが、その選択肢というのは自分で決めるものです。
可能性やいろいろチャレンジした経験から出来る事もあるので、事なかれ主義の選択肢は非常に少ないと思っておいて下さい。
私自身これは上司から言われた事がありました。
視野が狭まっている状態では何も見えない、常に視野を広くしていかないといけないのだと。
この視野というのは視界の事もありますが、可能性の事もさします。
焦っている状態だと結構視野が狭まってしまいますからね。
事なかれ主義の人間は視野が狭まりやすいので、誤った判断をしてしまうという理由はそこにあると思っておいて下さい。
自分の意見を言えない
自分の意見が言えない環境ほど苦しいものはありません。
どんな人に対しても自分の意見が言えないとなると、ストレスが溜まりやすくなってしまうものです。
事なかれ主義というのは嫌なこ事から逃げたい、でも人から嫌われたくないという気持ちも持っています。
人から嫌われたくないという気持ちは、人間誰でも共通しているものですよね。
しかし人から嫌われたくないからこそ、自分の意見を言わず人の意見に合わせてしまうのです。
人の意見に合わせるのはとても楽ですよね。
別に当人が何でも良いというのであれば構わないかもしれませんが、自分のしたい事ややりたい事があるのに周りを優先させてしまうというのは私には考えられません。
自分のやりたくない事をやっていたり人に話を合わせていたりすると、つまらないものです。
私は事なかれ主義の人間ですが、事なかれ主義の人間とは一緒にいたいと思えません。
それは誰でも共通するものでしょう。
自分の意見を素直に言える人間と一緒にいる方が面白いと思えませんか?
例え人には言いにくい趣味があっても、どんなにだらしなくても、それはその人の個性なのです。
人に良い顔をして好かれたいとまでは考えられません。
自分の意見をはっきり言った方が面白いに決まっていますし、後腐れもないです!
プライベートならともかく、仕事で自分の意見を言えない人間は使えませんし、良いように利用されるだけですからね。