優柔不断の対義語、みなさんは分かりますか?
知っている人も知らない人も早速チェックしてみましょう!
①剛毅果断(ごうきかだん)
剛毅果断(ごうきかだん)とは、意志がしっかりしていて物事に屈しない事や思い切りが良いという意味です。
「剛毅」は意志が非常に強く気力に富んでいる様子を指し、「果断」は決断力があり大胆な物事も思い切って行う事を指します。
②即断即決(そくだんそっけつ)
即断即決(そくだんそっけつ)とは、その場ですぐに判断し決断をする事を指し、即決即断(そっけつそくだん)とも言います。
ちなみに「即断」も「即決」もすぐに決めるという意味の言葉ですが、その違いを厳密に言うならば…
「判断」は頭の中で物事の真理を見極めそれを基に自分の考えを定める事で、その考えには客観的な評価が含まれており他人でも似た結論を出せるもの。
一方「決断」は自分の意思をはっきり決定する事で、未来の事に対して主観的に方向性を打ち出しているので自分にしかその結論を出せないものとなります。
それを例えると…進学先について悩んでいる学生がいたとして、自身の学力や学費や将来の夢などから「この学校が自分に合っている!」と決めるのが”判断”となり、「自分はこの学校に進学するぞ!」と決めるのが”決断”となる訳ですね。
優柔不断を長所にするための5個の方法も紹介
優柔不断の意味をご紹介しましたが、「ぐずぐずしている」とか「はっきりしない」とか「なかなか決断出来ない」など、お世辞にも良い意味とは言えないかもしれませんね。
実際、「あなたって優柔不断だね」と言われて喜ぶ人はいないと思いますし、優柔不断な態度にイライラしてしまう人も少なくないでしょう。
しかし、優柔不断は悪い事なのか?と聞かれれば決してそうとは言い切れません。
確かに考え過ぎて最終的に何も決められないのは問題がありますし、緊急事態など即決しなければならない場面で優柔不断を発揮するのは駄目だと思います。
しかし状況によっては、決断までにじっくり考えた方がより良い結果に繋がる事もあるはずです。
それに、大事な局面にも関わらず、あまり深く考えないでパパッと決断し損をしてしまった場合、「あの時にもっとしっかり考えておけば…!」と、きっと後悔しますよね?
一方、(周りからは優柔不断な行動に見えたとしても)じっくり考えて自分が心から正しいと思える答えを出した方が、例え損をしても「あの時に沢山悩んで出した結果がこれなら仕方ない」と諦めもつくでしょうし、後悔も少ないのではないでしょうか?
人によって決断するのに必要なスピードは様々ですし、自分の気持ちを無視して無理に人に合わせてもストレスが溜まる一方。
「決断は早い方が良い」と言えるのも時と場合によると思います。
なので、優柔不断は決して悪い事ばかりではないのです!
…とは言っても、優柔不断を長所と捉えるのは少し難しいかもしれませんね。
そこで優柔不断に悩む人の為に、”優柔不断を長所にする5つの方法”をまとめてみました!
これなら重度の優柔不断に悩まされている人でも、無理にそれを直したり隠したりする事なく、優柔不断なところを良い方向に活かせるはずですよ。
それでは早速ご紹介していきますね!
1、思慮深い
優柔不断を長所にするには、優柔不断な人に共通する特徴を把握しておく必要があります。
そうやって理解を深める事で、優柔不断を良い方向へコントロールしやすくなるはずです。
そして、思慮深いというのも優柔不断な人に共通する特徴の1つ。
思慮深いとは文字通り、物事を注意深くじっくり考えるという意味です。
物事を判断するのも慎重に行い、熟考してから行動するのが基本なので、その場のノリや勢いで決断する事はまずありません。
かなりの慎重派なので大きなミスをする事は少ないですが、考えている内にチャンスを逃してしまう事もあるみたい…。
周りの人や自分にとってどんな選択が最善かをよく考え、「良い決断をしよう!」という意識が高いが為に、決断するのに時間が掛かっている可能性があります。
どちらかと言えば自分よりも周りの人を優先して物事を考える傾向があるので、思慮深い人には気遣いが出来て空気を読むのが上手いという共通点も見られるのです。
計画を練って動く
感情のままに行動するのではなく、冷静に考えてから決断出来るのは思慮深さの強みとも言えます。
しかし、1つの事を決めるのに時間を掛け過ぎたり、せっかくのチャンスを逃したりしては勿体ないですよね?
これまでに経験した事がある状況なら、どういう選択をすれば物事が良い方向or悪い方向に進むか、大まかな傾向は何となく掴めているはず。
なので過去の経験や知識を活かしつつ、計画を練りその通りに動く様にすれば、優柔不断な人でも無駄に悩まずに済むかもしれません。