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失念の意味とは?正しい使い方や用例...(続き2)

「注意力が散漫」ということは、注意をするという行為や意志にまとまりがなく、いまいち集中出来ていない状態を指します。

もし運動をしていて注意力が散漫なら、それが怪我の発生に繋がるおそれがあります。

また、もし仕事をしていて注意力が散漫なら、それがミスの発生に繋がる恐れもあります。

常に注意や集中をし続ける行為というのはとても大変で、そう長く保てるわけではありません。

しかし、だからといって散漫な状態でいると、大失敗や大事故に繋がってしまうこともあるのです。

注意力が散漫になる原因は、人によって違います。

その日の体調や悩み事の有無など、何か原因となる要素がある時には、いくら注意しているつもりでも、実際には散漫になっていることが多いのです。

️「失念」を使うとき

「失念」の意味についてはおおよそ理解出来たことと思います。

では、「失念」とはどのような場面で使うことが多いのでしょうか?プライベートで「失念した~」と口にする人はあまりいないでしょう。

大抵は、「うっかり忘れた」や「ど忘れしちゃった!」などのように、気さくで分かりやすい言い方をします。

また、後述しますが「失念」は敬語ですので、敬語で会話をする場面で使われることが多いです。

何をしたら「失念」になるのでしょうか?以下に例をご紹介します。

約束を忘れていたとき

誰かと約束をしていて、それをうっかり忘れてしまった時。

プライベートでもビジネスシーンでも、やってしまう人はついやってしまう失敗です。

もしプライベートで友達と遊びの約束をしていて、当日それを忘れてしまった時、大抵は約束をした友達からの催促の連絡で「あっ!」と気付きますよね。

その場合多少の信用は失いますが、一生懸命に謝れば、許してくれる友達は多いです。

一方で、もし取引先の関係者と打ち合わせをする約束をしていて、うっかりその予定をメモせずに当日まで忘れてしまった時、こんな場合は最悪です。

待ち合わせ時間には確定で遅刻ですし、相手の時間や都合を台無しにしてしまいます。

相手によっては打ち合わせ忘れのミスに激怒して、取引関係がご破算になってしまうかもしれません。

また、度量のある相手の場合には笑って「次は頼むよ」と許してくれるかもしれませんが、確実にその相手のこちらに対する信頼は激減してしまったことでしょう。

連絡するのを忘れていたとき

連絡するのを忘れていた男性
「連絡します」と言っておきながらいつまでも連絡するのを忘れてしまった時。

もしあなたが相手の立場だったらどう思うでしょうか?社交辞令の挨拶でもない限りは、「連絡する」と言った以上は、どれだけ間が空こうが必ず連絡をしなければなりません。

口約束とはいえ、相手はそれを信じてこちらからの連絡を待っているのです。

また、特に重要でない案件であればまだしも、相手が急いでいる時や、期限の限られた仕事をしている時には、相手は「今かまだか」とこちらからの連絡を待ちわびています。

それに痺れを切らすと相手から連絡をしてくることが多いですが、もしその時に「あっ!」と忘れていたという態度を取ってしまったのなら、きっとどんな言い訳をしても相手は聞く耳を持たずに不愉快な気分になってしまうことでしょう。

やるべきことを忘れていたとき

誰しもやるべきことがあります。

プライベートであれば家事洗濯や出かける用事、必要な買い物や連絡などです。

ビジネスであれば取引先との連絡のやりとりや事務手続き、上司への報告や作業内容など、毎日たくさんのやるべきことがあります。

忙しければ忙しいほど、うっかりやるべきことのリストから零れ落ちて、忘れてしまうことがあります。

その忘れてしまったことが重大な内容であるのなら、取り返しのつかないミスになってしまうかもしれません。

また、ささいなことでもいつまでも忘れていると、後になってそれが大きなミスになってしまう可能性は十分にあります。

だからこそ、基本は忙しい時にこそやることリストを作成し、それに優先順位をつけてその通りに行動をすることが大切です。

しかしそれが出来ない人が、うっかり自分のやるべきことを忘れてしまうことがあるのです。

そして思い出した時には後悔していることが多いです。

️「失念」はビジネスで使用していい?

「失念」の意味が分かり、どんなことに対して使うのかが分かっても、どんな場面でその言葉を使えばいいのかが分からないという人もいるでしょう。

「失念」はその言葉の響きからも、プライベートの場面ではそう使われることがないということが窺えます。

その反面、堅くるしい場面やかしこまったものの言い方をする時には用いる印象が強いでしょう。

「失念」はビジネスシーンにおいて、使われることが多いです。

仕事中にうっかり忘れてしまい、それがミスになってしまった時には上司に報告をする必要があります。

その際に、「失念」という言葉を使うことがとても多いのです。

「失念」は忘れるの謙譲語

「失念」は元々、「忘れる」の謙譲語です。

謙譲語とは、目上の人に対して自分がへりくだった物の言い方をする敬語の一種です。

そのため、「失念しました」と言葉を使う時には、必ず相手が自分よりも目上の人である必要があります。

例えば上司に対して仕事のミスをした原因を伝える際に、「わたくしが失念したためにミスを犯してしまいました。」と報告するのは正解です。