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目白押しとはどういう意味?使い方や...(続き4)

二羽だけでぴったり止まっている様子を見ることもできますし、集団で押し合うようにして着の枝に止まっている様子も見ることができます。

また、動画なども検索して見ると、ぴったりと止まっているだけではなく、押し合うようにして止まりに行っている様子や、和いこもうとしている様子なども見ることができるでしょう。

自然の中で見ることができると良いですが、そう簡単に肉眼では見つけることができなさそうなので、ぜひ、動画サイト等で確認してみてくださいね。

可愛くて、ちょっと為になる由来

普段使っている目白押しという単語の由来がこのような可愛らしいものだったとは驚きですよね。

目白押しという表現からは、何となく圧迫感がある様子があったり、何かが大量に出てきて人が溢れるような殺伐とした感覚があったりしますから、由来がこれほどまでに可愛らしいものだったとは思わないのではないでしょうか。

これからは目白押しという表現を聞くたびに、何となく押し合っている様子のメジロが目に浮かんでしまいそうですよね。

目白押しの使い方

ここまでは、目白押しという単語の意味や由来について見てきました。

可愛らしい由来の言葉であったとしても、普段慣用句として使うという意味では関係ありません。

何かが集中的にあったとき、大量のものが溢れているときなどに使われるのが目白押しですから、のどかな様子というよりはせわしない印象のある言葉というイメージになるのではないでしょうか。

ここでは、そんな目白押しという単語の使い方についてご紹介したいと思います。

目白押しの使い方を例文とともにチェック

しっかりと意味が分かるようになったのなら、その使い方も一緒にチェックしておく必要があるでしょう。

目白押しという単語の使い方はそう難しく貼りませんが、聞くことは多くても自分で使うことは少ない単語となります。

そんな目白押しについて具体的に使い方をご紹介します。

目白押しの例文1「この祝日は楽しみが目白押しだ」

一つ目の例文には「この祝日は楽しみが目白押しだ」という使い方をあげることができます。

これは簡単ですし、よく使われるよう法なのではないでしょうか。

楽しみにしているようなイベントや心躍る出来事が集中的にあるということでしょう。

列に並ぶようにきっちりと整然として並んでいるわけではなく、とにかく短期間の間に集中して色々なことが起こるというところを表現するために「目白押し」という表現を使っているのです。

目白押しの例文2「マニア垂涎のイベントが目白押しになっている」

「マニア垂涎のイベントが目白押しになっている」という文章からも、イベントがたくさん集中的にあるのだという様子がうかがえますね。

こちらに関しても、ある期間中に集中して沢山のイベントが行われているのだというところが想像できる言い回しとなっています。

正確に言えばこれらのイベントは「隙間もないくらいに」押し合うようにしてあるわけではないのですが、普段はそれほど立て続けに開催されるはずではないものが、集中的にある気管に集まってあるということを表現するためには、こうして目白押しという表現を使うことになるのです。

目白押しの例文3「目玉商品目白押しの大セール」

こちらは最初に挙げた例文ですね。

「目玉商品」の大セールで、とにかく注目してほしい商品が大量に溢れていますというところを表現するために「目白押し」と言う言葉を使っているのです。

こちらの場合には「隙間なく並べられている」「とにかく量が多い」「商品が押し合っているように見えるほどたくさんある」という意味で目白押しが使われているのです。

目白押しの例文4「寒いのか子どもたちが目白押しの状態でいた」

「寒いのか子どもたちが目白押しの状態でいた」というのは、並んでいる子供たちの姿が思い浮かびますよね。

人間に対して使われるような場合には、どちらかというと由来になっている目白の様子に近いようなものが想像される傾向にあるようです。

もちろん、ぎゅうぎゅうになっている様子も目白押しといいますし、数人の子どもたちが押し合うようにして三人でくっついているように見えるのも目白押しといいます。

ただ、現代の目白押しの認識としては横一列にぴったりと並んでいる様子が伝わるかが分からないので、これを使って本当に相手に通じるのかというところは疑問が残ってしまいます。

ただ、小説の用言などで使われることもありますし、きちんとどのような状態なのかは分かるようにしておいた方が良いでしょう。

目白押しの例文5「棚に酒瓶が目白押しに並んでいるような状態だった」

「棚に酒瓶が目白押しに並んでいるような状態だった」というのも分かりやすく、メジロのように横一列にぎゅうぎゅうに隙間なく並べられている様子というのを表しています。

目白押しというと、普通に「きっちり並んでいた」「大量に並んでいた」というよりもインパクトのある様子を表現することができますから、あまりに大量のものがきちんと並んでいて驚いたときなどには「目白押し」という表現をすると良いでしょう。

もちろん、こちらも口語で普通に使われているところはあまり見かけませんが、意味が通じないということはありませんし、読んだ時に分かるようにしておくというのは便利かもしれませんね。

ほかによく分からずに使っている言葉とは?

目白押しのほかにも、日本語の中には由来が分からずに使っているおもしろい言葉というのはたくさんあります。