ジョン・レノンの息子は声がそっくりなのところが非常に印象的で、郷愁を誘います。
遺伝に起因する部分は、外面、内面を問わず、かなり大きなものがありそうです。
柔和な雰囲気で育てば柔和さをまとう
柔和なリラックスした雰囲気は、精神的な安定感のある家庭にしか存在しません。
それを身にまとうことができた人は、幸せな人と断定しても間違いありません。
ギスギスした家庭の作品でないことは、あきらかです。
他人との距離と取り方に優れていて、感情が非常に安定しています。
他人の目を気にしているようには見えません。
さらに集中力にも恵まれている印象もあります。
言動がスローペース
柔和な家庭は非常に優れた孵化器ですが、あまりに緊張感のない環境で育ったケースでは、ゆるキャラに育ってしまうかも知れません。
反応に時間を要する、のんびりゆったりした性格となりやすいと思います。
へたをすると、鈍感、鈍い人とさえ評されてしまいます。
動作やしゃべりが、ひどくスローになっている可能性があります。
これは、自分では気付きにくいものです。
人との対比において、おそい、のろい、と判断される相対的な基準だからです。
筆者は東京の大学を卒業して、故郷の会社に就職しました。
たまに東京へ出て、学生時代の友人たちに会うと、「XXさん、歩くのが遅くなりましたよね。」などと、よくからかわれたものです。
東京はやはりせかせかしているのを、改めて実感しました。
スローとクイックの基準が、地方とはまったく異なっているのです。
急いでいる場面は貴重!
周囲の人たちがみなが急いでいる場面は、スローペースを矯正するのにはもってこいです。
積極的に、手足と口を動かすように心がけましょう。
大変役に立つトレーニングになります。
性格が柔和な上、かつ動作がテキパキしているというのは、現代人の理想ともいえる姿です。
その姿を目指して行動していきましょう。
いつも笑顔でいる
柔和な人は、深刻に考え込んでいる姿を見かけることがありません。
表情が険しくならないように、訓練されているようさえ見えます。
シリアスな状況におかれても、周囲の感情には流されません。
その場かぎりの正義感を発揮して、人につっかっていくようなこともありません。
きわめて感情が安定しているのです。
温和な笑顔はその象徴のようなものです。
しかも媚びるような営業スマイルではありません。
周囲を和ませてくれる暖かい笑顔です。
怒っている顔や泣いている顔をあまり見ない
柔和な人は、怒ったり、泣いたりの感情の起伏を、他人には見せません。
起伏自体が、実になだらかだかです。
急坂やがけはなく、末広がりの富士のすそ野のようです。
これを後天的に努力して身につけるのは、大変なことなのです。