器用貧乏の人には、イエスマンが多いです。
会社において上司や会社の命令を、何の疑問ももたずに実行できる人のようなことをいいます。
大企業や古い会社において、このようなイエスマンというのは、上司の評価も高いですし、会社の評価も高くなるという傾向が多いです。
仕事において、自分の意見を言うのも大事なんてことはたくさん聞きます。
しかし、そのような部下の意見に耳を傾けてくれる上司や経営者ってほとんどいないと考えた方が良いです。
一番理想的な部下、高い評価をつけたくなる部下というのは、自分が言った事に対して忠実にもしくはそれ以上にこなしてくれる部下です。
器用貧乏の人はイエスマンですし、他の人とより能力が高く仕事ができるので、このような大企業や古い会社だと出世する事が多いといえるでしょう。
器用貧乏が短所として扱われるとき
器用貧乏といえば、言葉から想像すれば何かネガティブな感じがしますね、何せ貧乏ですから。
しかし、他の人からすれば、才能があり何でもできるというようなメリットが大きく想像できそうです。
でも、そんな器用貧乏の人でも短所として扱われることが多いです。
器用貧乏なりの短所とはいったいどのような部分にあるのでしょうか?
器用貧乏であるがゆえに今まで苦労した人も多いはずです。
個性がないと思われがち
器用貧乏の人は、何か自分が先頭に立ったり何か率先して意見を発言しようとは思いません。
ムダな争いごとを避けたり、現状を壊したくないという気持ちが強いんですね。
なので基本的に他の人と違う行動は避けたいという人が多いでしょう。
こういったことから周囲からすれば個性がない人と思われてしまいます。
それに、自己主張にかける人という見方もされる場合もあります。
しかし、器用貧乏の人は自分に能力があるからといって、周囲の人よりも個性を出したりするのを嫌がっているんですね。
ある意味目立とうと思ったり、何か人よりも良い成績をとってやろうという競争心や向上心があまりないということです。
どの分野においてもトップにはなれない
器用貧乏は、何でもやるしやったことに関してはある程度器用にこなします。
しかし飽きやすい性格もありますし、ある程度極めたところで満足してしまう、
それ以上を目指そうとしないという特徴があるんで、どんなことに関しても、どの分野においてもトップにたつことができません。
やはりトップにたつには、ある程度のこを極めて、さらにそれ以上に努力を重ねてその先を目指さなくてはいけません。
しかし、器用貧乏の人はそこまでを目指そうとしないわけです。
ある程度極めれば、それで良い、それだったらもっと他のことに手を伸ばしていきたいと考えてしまうです。
周りからは都合のいい人と思われる
このように器用貧乏の人は、何でもできるので色々なことに手を出したいと考えます。
色々なことに挑戦したほうが楽しいですし、しかもやる事はなんでもかんでもできてしまうのです。
そうなると、自分の幅を広げるのにも色々と手をつけることは悪くない選択だと思います。
しかし、周囲の人からすればおもしろくないと思う事もあるでしょう。
完全に妬みや嫉妬の部類に入りますが、都合のいい人と思われることも多いでしょう。
何か能力が低いひとからすれば、このような器用貧乏の人をみると劣等感が大きくなり、どうしても否定的な見方をしてしまうことも多いようです。
器用貧乏が長所として扱われるとき
短所も多い器用貧乏ですが、それ以上に長所は多いと考えられます。
基本的に器用貧乏というのは、自分の能力が高くでそれがゆえに何かひとつのことにおさまらず、成功などを収めれていないという人のことです。
人間的な魅力や能力という点では、他の人にはない優れたものが多いでしょう。
なので、器用貧乏を長所としてみることはたくさんあります。