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シナジー効果とはどういう意味?よく...(続き4)

限られた時間の中で作れる商品の数が倍に増えれば、それだけ売上げの向上も見込めます。

例えばこれまでは10台生産するのに1年かかっていた限定車が、1年間で20台販売出来るようになったのなら、それだけ売上げは上がり、業績は伸びます。

そのため物を生産する会社にとっては、シナジー効果で生産性が上がることはとても大きなメリットになります。

利益が上がる

シナジー効果によって仕事が効率化され、生産性が上がります。

そうすると売上げが伸びますので、当然利益率も上がります。

仕事の効率から利益の上昇までは、すべて一連の流れで繋がっているのです。

そしてシナジー効果は、そのすべてに関わっています。

例えば仕事を行うのに1度に3つのことが出来るようになるとします。

さらに、生産する際にも1度に3つのものが作れるようになったとします。

そうすると1度に販売する数も3つに増えますので、売上げも従来の3倍になります。

もし仕事の効率化がはかれたとしても、生産性が上がらなければ結局はそこで従来通りの数しか生産は出来なかったでしょう。

しかし仕事の効率化、生産性、利益のすべてにシナジー効果が関わっていると、すべての部分で相乗効果を得ることが出来ますので、それだけ会社にとってはメリットが増えるのです。

新規顧客の開拓

シナジー効果を狙う場合に、異なる分野の企業同士が手を組んで、新たな事業を展開することは多いです。

実例として、アパレル大手ユニクロと家電量販店大手ビッグカメラが手を組んで、新宿に「ビックロ ユニクロ新宿東口店」をオープンさせました。

双方のノウハウを共有し合い、顧客獲得と収益拡大、経費削減を目的とした事業提携を行っています。

この一見畑違いな2社が提携することで、これまで以上に新規顧客の開拓を目指していくことが出来るようになりました。

また、これまでユニクロは利用していたもののビッグカメラを利用していなかった顧客や、反対にビッグカメラを利用して、ユニクロは利用してこなかった顧客も互いに呼び込むことが出来るようになったので、それだけ従来よりもシナジー効果が期待されています。

このユニクロとビッグカメラのように、一見自分たちの会社とはまったく違う特徴を持った会社と手を組むことで、新規顧客を開拓していけるというメリットもあります。

サービス力の向上

シナジー効果は、何も企業側だけが嬉しいというわけではありません。

顧客の一人ひとりにも、嬉しいメリットがあります。

例えば先のユニクロとビッグカメラの提携で言えば、これまではそれぞれに通わなければならなかった顧客が、同じ場所でどちらの欲しいものも入手できるようになったため、顧客の満足度にも繋がります。

また、ユニクロはビッグカメラの、ビッグカメラはユニクロのノウハウを学んだため、自社内でもやれる仕事の幅が広がり、従来まではなかった新たなサービスの登場や、サービス力を向上させることも出来るようになりました。

サービス力が上がれば当然顧客満足度も上がるため、消費者が増え、それがより互いの業績を上げていくことに繋がるのです。

来客数の増加

2つ以上の異なる企業が提携して事業を行うことで、自然と来客数を増やすことが出来ます。

例えば大手ホームセンターでは、ホームセンターの中にさまざまな企業が入っています。

ペットショップや獣医が入っているところもあれば、園芸用品を販売しているスペースの一角ではたこ焼きやたい焼きを販売する屋台も入っています。

広い駐車場内にはリサイクルのスペースがあったりガソリンスタンドがあったりと、普段何気なく利用しているホームセンターも、よく見るといくつもの企業が店の中には入っていることが分かります。

そしてそれぞれに一箇所にまとまっているため、来客数は増加しやすいです。

例えば親子連れで、親は工具が見たい、子どもはペットが見たいとなればホームセンターに行けばすべて事足ります。

また、園芸用品を選びながら、小腹が空いたら屋台でお腹を満たすことも出来ます。

ホームセンターの例で言えば、私たち消費者が欲しい大体のものがその一箇所に揃っていますので、自然とあちこちから来客数は増えますし、ちょっとした用事でも足を運びやすくなります。

シナジー効果を狙う企業側は、そうした顧客の心理も考えながら、提携したい会社を選ばなければなりません。

下手をすればアナジー効果になってしまいますが、上手く行けばしっかりとシナジー効果を得ることが出来ます。

経費の削減

例えばスーパーで、リンゴ1つが150円で売られているとします。

「リンゴは欲しいけど、丸まる食べたいわけじゃない。でも買わなければ食べられないけれど、1つ買うと150円もかかる。」こんなささいなことで悩むことって、意外と多いと思います。

この場合、リンゴを食べたい欲を我慢するか、もしくは諦めて150円の出費をするかのどちらかですが、そこにもう1つ、「リンゴも含めて色んな果物がちょっとずつ入った袋が180円で売られていた」という選択肢を付け加えたらどうなるでしょうか?

値段だけを見ればリンゴ1つよりは高いですが、「リンゴはちょうど自分が食べたい量が入っている。加えて他の果物も入っているのなら、家にいる他の家族にも分けて、皆で食べることが出来る。」という考え方をすることが出来ます。

自分はリンゴを食べられて、家族にも一緒に食べてもらうことが出来て、それでいて180円であれば、そちらを買った方が経済的でしょう。

この例でいうところのリンゴ1つは、1つの企業です。

1つの企業が自分の会社だけで事業を行おうと思ったら、それだけ多くの経費がかかります。

けれども、たくさん果物が入った袋、すなわち他のいくつかの企業と提携して事業を展開したらどうでしょうか?

かかった経費は増えますが、その分企業同士で経費を分けることが出来るため、結局は自分の企業だけで事業を行うよりも経費を削減することが出来ます。

シナジー効果には、こうした経費削減のメリットもあるのです。

️シナジー効果は相乗効果のこと!

シナジー効果とは、要するに相乗効果のことです。