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「かしこまりました」とはどういう意...(続き3)

新入社員であれば自分と同期以外はすべて先輩、上司に当たります。

そのため、新人の頃はもっとも敬語が速く身に付きやすい時期でもあります。

この時期に正しい敬語を身に付けておくと、その後数十年と当たり前のように正しい敬語を使えるようになります。

反対に、新人時代に適当な敬語や誤った敬語を覚えてしまうと、自分が年配になった時やそれなりの役職に就いた時に、敬語の誤用で大恥をかいてしまうことになります。

ですから新入社員の頃には、先輩や上司に言葉使いを教えてもらうだけでなく、自分でも積極的に正しい敬語の使い方を学ぶ姿勢が必要になります。

新入社員であれば、上司に対して「了解しました」「わかりました」と言ってしまうこともあるでしょう。

新人だからと軽く注意をされる程度で済むことも多いです。

一方で、入社して数年が経過するのに未だに「了解しました」や「わかりました」と言っていると、上司から厳しいお叱りを受けてしまうかもしれません。

また、部下からは「この人は教養がないのだな」と内心で見下されてしまうかもしれませんね。

取引先

どんなに仲の良い取引先の相手であっても、公式の場や周りにたくさん人がいる場では、互いに敬語で話し合うことが求められます。

年齢や立場が近くて仲が良く、2人きりで食事や飲みに行った際には無礼講も良いでしょう。

しかし、そうでない場合にはある程度の線引きは必要です。

また、取引先の会社とは一定の距離をとっている場合や、新たに契約関係を結んだばかりの会社、もしくはこれから新しく契約を結ぼうと思っている会社に対しては、しっかりと敬語を使う必要があります。

大手会社とその下請けの会社の場合には、下請け会社は当たり前にへりくだった敬語を使うことが多いです。

一方で大手会社によっては、相手が下請け会社の場合、へりくだった敬語ではなく一般的な丁寧語で接するところもありますし、またきちんと人間性も出来ている人であれば相手が例え下請けであっても、へりくだった敬語を使うこともあるでしょう。

互いに対等な取引関係の場合には、互いに「かしこまりました」とへりくだった敬語を用いるのが一般的です。

お客様

お客様を相手にする場合、会社や企業側は通常へりくだった敬語を用います。

それは会社や企業の「お客様があってこそ自分たちの仕事が成り立っている」という感謝の気持ちの表れからです。

だからこそ、「お客様は神様です」といった会社の考えも生まれるのでしょう。

とはいえお客の側から「自分は客だから神だ」と求めたり、無理難題やクレームを付けたりすることがあれば、それは会社や企業にとっての「お客様」ではなくなります。

会社や企業にとってのお客様に対しては、当然丁寧な言葉使いが求められますので、もしお客様から何かご要望があれば、その際には「わかりました」や「了解しました」ではなく、「かしこまりました」と答えるべきでしょう。

もしお客様に対してタメ口や誤った敬語で受け答えをすると、年配のお客様や言葉遣いに厳しいお客様からはお叱りの声をもらってしまうかもしれません。

しかしもし敬語の間違いでお叱りを受けたなら、それは誤りを正すきっかけになったと前向きに考えましょう。

「かしこまりました」の正しい使い方

「かしこまりました」という言葉は、どのように使えば正しい使い方になるのでしょうか?

新社会人になったばかりで敬語を使うことに慣れていない人や、普段「かしこまりました」を使う機会の少ない人ほど、どんな場面で、どのようなタイミングで使えばいいのか分からないということもあるでしょう。

ここからは、どんな場面で正しく使うのかをご紹介していきます。

ビジネスシーンで

ビジネスシーンで「かしこまりました」を使う時、それは目上の人やお客様から何か要望を受けた時に用います。

「かしこまりました」という言葉には、「目上の人から指示や依頼を受けた際に、それに従う」という意味がありますので、言われた内容をきちんと理解して、その上で行動に移す際に「かしこまりました」と用いましょう。

「かしこまりました」という敬語は、普段使いはあまりしませんが、ビジネスシーンでは頻繁に使う言葉です。

それを踏まえて、以下のシチュエーションを見ていきましょう。

取引先で

例えば取引先の会社から「来週までにそちらの新商品を150個卸してほしい」と頼まれたとします。

その内容が無理のないものであれば、その場で相手の希望を理解し、その通りに用意するという意思表示をするために、「かしこまりました」と伝えます。

その一言で、相手は「こちらの希望通りにやってくれる」と思うでしょう。

一度「かしこまりました」と言ったからには、その通りに来週までに新商品を150個取引先の会社に卸します。

それが当然だと相手は思っていますので、もし受けた後で何かトラブルがあって卸す数が減ったり、期限が延びたりすれば、取引先はこちらに対する信用を失ったり、不信感を覚えたりするでしょう。

上司に

例えば上司から、「次のプレゼン用の資料を作成してくれ」と頼まれたら、部下であれば「かしこまりました」と答えますよね。

しかし、その時点で上司の意図を理解していないと、承知した後で上司に何度も仕事内容の確認を取らなければならなくなります。

そうなると上司に手間をかけさせてしまうことになるため、上司の意図を完全に理解出来ない場合には、「かしこまりました」といった後で、その場で直ぐに仕事内容の確認をしましょう。

この場合プレゼンを行うのは上司ですので、いつまでにそれを用意するのか、どのように作成していけばいいのかを具体的に質問します。

その上で理解出来れば再度「かしこまりました」と言って指示通りに仕事を行います。

初めから上司の意図を細かく理解出来ていれば、「かしこまりました」の一言だけで仕事が出来ますが、ほとんどの場合は上司が何を意図しているのかまでは理解出来ませんよね。

だからこそ、きちんと確認をして上司の意図を理解してから指示を受ける必要があるのです。

接客業で

接客業をしていると、お客様から何かしらの要望を受けることが多いです。