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「かしこまりました」とはどういう意...(続き4)

例えば飲食店であれば料理の注文を受けますし、アパレル店であれば衣類のサイズや種類に関して問い合わせを受けることもあるます。

それら何かの要望を受けた際には、「かしこまりました」と返事をするのが普通です。

お客様の意図を理解して、その上でお客様の求めるものを用意する、それが接客業の基本であり重要な仕事です。

もしお客様の要望に対して「了解しました」「わかりました」などと答えると、態度や言葉使いが悪いと感じられたり、クレームを受けたりすることがあります。

言葉使いに関してクレームを受けた場合には、これまでよりも言葉使いに関して気をつける必要があります。

メールの返信で

上司や取引先の会社とメールのやり取りをしている際に、あちらから何か頼まれごとをされたら「かしこまりました」と返信することが多いです。

使うタイミングとしては、返信の最初に「かしこまりました」と持ってくることで、相手の依頼に関する返信なのだということが相手にも伝わります。

例えば、取引先から「次回の打ち合わせは弊社でもよろしいでしょうか?」とメールが来たのなら、返信メールでは「かしこまりました。そのようにお願い致します。」と返信することで、次の打ち合わせについての話がついたのだということがどちらにも理解出来ます。

一方で、もしも久しぶりに向こうからの連絡が来て、同時に何事かの依頼があった場合には、返信メールでは「ご無沙汰しております。

かしこまりました、○○でお願い致します」や「ご無沙汰しております。○○の件、承知致しました。」などと挨拶をした後で「かしこまりました」と使うようにしましょう。

「かしこまりました」の若者言葉

若者の間で一時的に流行る独特の言葉を、若者言葉といいます。

若者言葉には大抵それが作られる大元の言葉があり、それを若者が現代風にアレンジしたものが若者言葉として、文字通り若者の間で流行していきます。

ほとんどは一時的な流行ですので、直ぐに廃れてしまいますが、次々と新しい言葉が生まれ続けています。

あくまでも若者の間で流行っている言葉ですので、いい歳をした成人や年配の人が若者言葉を勉強して使っていると、感心されるよりも痛々しいと思われてしまうこともあります。

では、「かしこまりました」の若者言葉には、どのようなものがあるのでしょうか?

かしこー

メールやLINEなどのやりとりで、「かしこまりました」と使わない代わりに「かしこー」と使うことがあります。

とてもフランクで親し気な言葉に変化していますので、本来は目上の人に対して使う言葉も、「かしこー」の場合にはあえて友人のように親しい関係の人に対して使うことがほとんどです。

間違っても目上の人に対して使うことはないでしょう。

りょ

「了解」をさらに短くした言葉が「りょ」です。

こちらもメールやLINE、SNSなどのさまざまな場面でやり取りとして使われています。

「了解」も十分に短い言葉ではありますが、わざわざ漢字に変換する必要もなく、パパッと打てるので好んで使っている若者は少なくありません。

若者言葉は敬語ではない!

「かしこー」「りょ」を始めとした若者言葉は、敬語とは違います。

元は敬語をアレンジしたものではありますが、その言葉を使う対象も使い方もバラバラです。

また、敬語とは相手を敬う気持ちから使う言葉です。

それをアレンジしたり略したりした言葉はもはや敬語ではなく、また「かしこー」や「りょ」と使われて自分が敬われていると感じる人はいないでしょう。

他の多くの流行り同様に、これらの若者言葉は一時的に言葉の形や使い方を変えて用いられています。

「かしこまりました」の注意点

「かしこまりました」は、相手を敬う気持ちから自分をへりくだって用いる敬語です。

それ自体は日本人の目上の人に対する敬いの気持ちをよく表していますので、美しくまた誠実な響きの感じられる言葉です。

しかし、それをそのまま相手に伝えるためには、いくつかのことに注意しなければなりません。

どのようなことに注意しなければならないのかを以下にご紹介していきます。

目下の人には使ってはいけない

これまでにもご紹介してきたように、「かしこまりました」という言葉は、目上の人に対して用いるべき敬語です。

そのため、例えどれだけ個人的には相手を敬っていたとしても、それが目下の人である場合には、「かしこまりました」と使うべきではありません。

そんなことをすれば敬語の誤用になるだけでなく、使われた相手に余計な気を遣わせてしまうことになります。

そのため、目下の人には使わないように注意しましょう。

了解しましたと混合しない

敬語を使い慣れていないと、「かしこまりました」と「了解しました」を混同してしまうことがあります。

しかしこの2つは似た意味を持っていても、言葉を使うべき対象がまったく違っています。

「かしこまりました」が目上の人に対して使う敬語なのに対し、「了解しました」は目下の人や同等の立場の人に対して使う丁寧語です。

この違いをきちんと理解して、正しい使い方をしましょう。

「かしこまりました」の意味と使い方を理解しよう

「かしこまりました」の意味や正しい使い方について、ご理解いただけたでしょうか?

類義語もたくさんありますが、シチュエーションによって使い分けたり、使う対象が違ったりしますので、混同しないように気をつけて敬語をつかっていきましょう。

普段敬語を使い慣れていない人では、「かしこまりました」と言葉にするのは違和感があったり、思わず噛んでしまいそうになったりするかもしれません。