その人は大抵スマホをいじっていたり本を読んでいたりして、同じ空間にはいても会話に積極的に参加してくることはありません。
とはいえ、話しかければ全く無反応かというわけでもなく、話題を振ればきちんと返事はしてくれます。
そうした人がおとなしい性格であることが多いです。
3.自分からは話題を切り出さない
おとなしい人は、自分からは中々話題を切り出すことはしません。
一緒の空間にいても自ら話しかけてくることも少なく、大抵は相手から話しかけられてそれに返答をするという形が多いです。
それは何もわざとそうしているわけでもなければ、意地悪で黙っているわけでもありません。
ただ自分から話を振るということをしないだけで、話しかけられればきちんと答えますし、それが自分の趣味や好きな話題であれば、それなりに反応良く返してもくれます。
時々、「話しかけてこないのは自分に関心がないからだ」という人がいますが、決してそういうわけでもありません。
おとなしい人は言葉にしない代わりに、頭の中でたくさんのことを考えています。
気になることがあっても、「自分が聞いては無神経ではないか」などと気遣ったり悩んだりすることも多いため、直接口には出さないだけのことも多いのです。
ある意味で慎重派な性格でもあると言えるでしょう。
いつも話を聞く側
おとなしい人は自ら話題を振ることはあまりありませんが、その分人の話しはよく聞く人が多いです。
おしゃべりな人と一緒に過ごしていれば、ほとんど相手が一方的に話をして、おとなしい人はそれに相槌を打つということも珍しくはないでしょう。
興味深く話を聞いていることもあれば、適当に話を聞き流すこともありますが、相手の話をじっと聞き続けることが出来るというのも、おとなしい人に特有のある種の才能でしょう。
本来人には自分の話を相手に聞いてもらいたい、相手に自分を理解してもらいたいという感情がありますので、それを抑えてただ相手の話を聞くというのはおしゃべり好きな人にとっては簡単に出来ることではありません。
そのため話好きな人ほどおとなしい人を好んで友人や相手に選ぶ傾向があります。
4.誰に対しても優しい
おとなしい人は、簡単に自分の感情や考えを言葉にしない代わりに、頭の中であれこれと人一倍考えをめぐらせることが多いです。
また、例え相手に対して不満や疑問に思うことがあっても、直ぐにそれを口にすることもないため、一見誰に対しても優しい人が多いです。
もちろん内心では相手に対してどう思っているのかはその人それぞれです。
しかし、あえて無言で通すために、相手にとっては優しく感じられることが多いです。
また、おとなしい人は消極的で控えめな性格をしている人も多いため、そうした人の場合は相手に対する気遣いの感情から優しくなれることもあります。
5.いざ仲が良くなるとずっとその仲が続く
おとなしい人は自己主張をあまりしない分も、相手の意思や主張、気持ちを大事にします。
また、自己主張をしないながらも、そんな自分の気持ちを汲み取ってくれる相手のことをとても大切に思います。
もし自分の気持ちを理解してくれる友人に出会えたなら、おとなしい人はその人のことをとても大切な友人として扱います。