8.自分なりの考えを持っている
おとなしい人に対して、時々「自分の考えがない」や「周りに合わせて頷いてばかりいる」といった偏見を持つ人がいます。
しかし、実際には決してそんなことはありません。
確かに角が立たないように周りに同調することはあるでしょう。
しかし、だからといってそれで自分の考えがないというわけではありません。
自らの意志や気持ちを口にすることが少ない分も、頭の中ではたくさんの考え事をしています。
おとなしい人と話してみると、案外頑固な考えを持っていることも珍しくはないのです。
9.信頼できる
おとなしい性格の人は信頼できることが多いです。
もちろん中には、おとなしい性格をしていても噂話を口にしたり、他人の秘密を誰かに漏らしたりする人もいるでしょう。
しかし、そうした一部の性格の歪んだ人以外では、おとなしい人は口が堅く、約束事や内緒ごとに関しては義理堅いことが多いです。
おとなしいということは、余計な無駄口を叩くこともなければ、不必要に自己主張をすることもないということです。
そうした慎重で落ち着いた雰囲気から、何もしていないのに自然と周りの人から「あの人なら信頼出来そう」と思われることが多いです。
時にはそれが当人のプレッシャーに繋がることもありますが、無条件に信頼を向けられるというのは、考えようによってはメリットとも言えるでしょう。
10.独特の世界を持っている
おとなしい性格の人は、頭の中で考え事をする機会が多い分も、独特の世界を持っていることが多いです。
誰にでも自分だけの世界が頭の中には存在しますが、おとなしい人は表面上でそれが見えない分も、他の人よりも独特な世界観が強い傾向があります。
その独自の世界を口にすれば、恐らくは驚く人が多いでしょう。
おとなしい人はそうした自己の世界と、それに対する周りの反応についても自分で想像しているため、簡単にその世界を口にすることはありません。
もしもその独特の世界観について聞くことが出来るとしたら、それはきっとその人と親しい関係にある人のみでしょう。
おとなしい人は周りから信頼されやすいですが、当人は自分が信頼している数少ない相手にしか、自分の本心を話そうとはしないでしょう。
11.一本筋が通っている
おとなしい人は、内面がしっかりしていて一本筋が通っていることが多いです。
おとなしい性格の人は、それだけで人からなめられることも少なくはありません。
「あいつは自分というものがなさそうだ」「何でも言うことを聞きそうだ」「都合よく使えそうだ」などと、悪意を持った人から利用されそうになることも時にはあります。
しかし、おとなしい人はただ普段から落ち着いた性格をしているというだけであって、その内面は他の人に劣らずに筋が通っていたり、きちんと自我を強く持っていたりすることが多いです。
そのためいざ周りの人が利用しようとしても、きっぱりとそれを断ったり、自ら不要な相手との関係を断ったりすることもあります。
おとなしい人は口にしない分もたくさんのことを考えますので、それだけ自己の意志や考えがしっかりとしている人が多いのです。
12.冷静に対処できる
おとなしい性格の人には、自分に自信がなくて引っ込み思案で、常に他人の顔色をうかがうようなネガティブなタイプの人と、ただ無駄におしゃべりや自己主張をしないだけで、自分というものをしっかり持っているタイプの人とがいます。